
福井鉄道に来てから3年。名鉄出身の小型電車もすっかり福鉄電車の主役となっているが、前歴である岐阜県の路面電車時代の名残もしっかりと残されている。
福鉄886-887編成のうち、887号。その車窓の1つに、「岐阜市消防本部 検査済之証」がある。日付は薄くなっていたが、「平成17年」(2005年)と入っている。この証票は880形電車でのみ確認できる。なお880形電車では、前扉の内側の淵部分に、かつての名鉄時代のカラー(スカーレット)を見ることができる。
880形電車は、かつて岐阜県の美濃町線(岐阜市~関市~美濃市)・田神線(岐阜市)を走っており、鉄道線である各務ヶ原線にも乗り入れをしていた。岐阜県内の軌道線跡は、今ではほとんど撤去されているという。が、そこで走っていたいくつかの電車(770形・880形・800形)は、今も、福井の地でしっかりと走り続けている。

886-887編成(2009.5)
福鉄886-887編成のうち、887号。その車窓の1つに、「岐阜市消防本部 検査済之証」がある。日付は薄くなっていたが、「平成17年」(2005年)と入っている。この証票は880形電車でのみ確認できる。なお880形電車では、前扉の内側の淵部分に、かつての名鉄時代のカラー(スカーレット)を見ることができる。
880形電車は、かつて岐阜県の美濃町線(岐阜市~関市~美濃市)・田神線(岐阜市)を走っており、鉄道線である各務ヶ原線にも乗り入れをしていた。岐阜県内の軌道線跡は、今ではほとんど撤去されているという。が、そこで走っていたいくつかの電車(770形・880形・800形)は、今も、福井の地でしっかりと走り続けている。

886-887編成(2009.5)