福井鉄道203号のある風景

　5月より運行を開始している、初代デザインの福井鉄道200形203号。毎週いくつかの写真を撮っては、昔はどのような感じで街中を走っていたのだろうかと思いを馳せている。


　同じ電車でも、見る視点を変えれば趣が異なって見える。トップ写真は大名町交差点、この写真は田原町駅のカーブであるが、市の中心と郊外では受ける印象も異なる。

　
　同じ田原町駅のカーブであっても、地上から間近で見れば、やはり堂々とした感じ（ある意味では威圧感）を受ける。


　200形が登場した当時と比べ、今ではずいぶんと街中の様子も変わっている。長らく福鉄電車を支えてきた古い電車も200形を除き一掃された今ではなおさらだが、昔はかつてこのような電車が通っていた、それを知る数少ない機会になっていると思う。