T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

仙台(5) - 研究会での発表

2007年07月16日 00時16分04秒 | 出張・旅行
 翌日、6:30には起き朝食を早々に済ませた。部屋に戻ると他の学生は発表会場へ聴講に行くなりするため早々と出て行った。自分は発表のことがあるため、部屋にて研究室から借りたノートパソコンを開き、発表前の調整に入った。

 10:00ごろ、発表の行われるセッションの1つ前のセッション時間に入ったため、発表会場のある会議室前のロビーで待つことに。ここで前日先に会場入りしていた研究室の教授の先生に会い、挨拶を交わした。あとは任せたとのことで、発表資料を前に、何回かの練習を行っていた。

 11:30ごろ、予定より10分遅れで予定のセッションが始まった。自分の発表のあるセッションは「高次元データ」となっており、データベースのデータそのものについての扱い方に関する発表が3つ組まれていた。発表は企業より1件、大学英語発表1件、そして自分の発表1件となっていた。今回の研究会では発表時間25分(発表15~20分、残りが質問)と設定されており、少し長めの発表であった。各発表とも、その場で理解するには難解な内容であったが、座長のみならず数々の先生方の質問が飛び交い、密度の濃い議論が展開された。

 12:00すぎ、自分の出番となる。発表はこれまで取り組んできた「二次記憶における多次元データのコンテナ化方式」について行った。データベースのデータを配列表現した場合の、二次記憶の有効利用やアクセス時間の平均化などを目的とした技法について、今回はシミュレーション結果を交えての発表とした。約20分の時間を使って発表を行ったのち、質問は座長(企業の方)およびT大学(東大ではない)の先生方2名より受けた。いずれも実際のシステムとしたときの実装上に絡む質問であり、研究室の先生によれば「反応は上々」とのこと。つまり、質問が積極的にあるほど、内容に興味をもってもらえているという証拠である、とのことである。(なお,この発表で学生奨励賞を受賞していたことが後に判明。)

 12:50前にはセッションが終了。昼食を前もって申し込んでいたので、先生と発表についての話を交えながらの食事をとり、休む間もなく明日に授業を控えた先生と別れた。一方、自分もこの日には旅館を出る予定であったが、株価情報・センサ情報などリアルタイムでのデータ処理を扱う「ストリーム処理」についてのセッションなど気になるセッションがあったため、夕方までは会場にとどまった。


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