事件現場を確認するために、京都市右京区の京北町に行ってきました。
京北町は、現在は京都市右京区ですが、2005年までは京都府北桑田郡。
丹波高原の一部で、山々に囲まれた水田風景が広がっています。
京都地裁のある京都市の真ん中あたりからは車で1時間くらいかかりますが、豊かな自然に囲まれたすばらしいところです。
訪れた集落にも茅葺き屋根の家がありましたが、さらに少し北に行くと、「かやぶきの里」で有名な美山町になります。
パチパチと写真を撮って、周辺住民のところに伺って、
いろいろお話を聞いていました。
そうしていたところ、畑で農作業中の方からスイカとなすびを
お土産に頂戴しました。
しかも、わざわざ畑から採って!
まるで、日テレの「笑ってこらえて!ダーツの旅」とか、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」 のような
心が温まる出来事に感激です
そんなところでも凄惨な事件は起こってしまったのですが、話を聞いたみなさんは、
とても思いやりのある、優しい言葉を聞かせてくださいました。
自然だけでなく、人の心も豊かです。
ニュースやネットでは殺伐とした出来事や意見ばかりがあふれて、さらに人々を不満と衝突へと駆り立てているように感じます。
こういう抱擁力のある社会に、日本全体がなれればいいのに。
心が温かくなる現場確認でした。
そして、弁護士はやっぱり現場に行くことが大切だと実感しました。