友さんの徒然日記

日々の出来事を、嬉しい時には嬉しいように、不快な時にはそれなりに、思った事を飾らずに綴ってみたいと思います。

脊髄注射

2013年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム
 脊髄注射というものを、初めて体験しました。

 癌の細胞が、脳に浸潤(この場合転移とは言わないそうです)しないように、脊髄に抗がん剤を注射して、脳に送って作用させるのだそうです。

 この治療が決まってから、何人もの看護士さんたちから、初めてかどうか聞かれました。

 どの人も、何となく心配な様子でした。

 予想を裏切る事なく、今まででダントツに強烈な一針でした。

 海老のように丸くなって、腰の背骨辺りを消毒してから、麻酔の注射です。

 血管注射と違って、そこそこ痛いのですが、この程度の痛みは何度も経験済みなので余裕。

 次に、何か刺された感じがしたので、こんなものかと安心した途端、

 「これから入れますよ」

 薬が入る時の痛さ、気持ちの悪さはまさに初めての経験でした。

 看護士さんが覗き込んで、大丈夫ですかと聞いたけれど、ダメと言ったら止めるのかい?と思いながら、力強く「大丈夫」と言ってしまいました。

 普段は可愛い看護士さんですが、この時は内心ムッと来ました。

 明らかに、逆恨み?