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徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

「スウィングガールズ」を観る

2005-04-10 20:49:00 | 映画
人気が高くて、いつも品切れ状態の「スウィングガールズ」を、やっとレンタルすることができた。

近隣県が舞台と言うこともあり、まぶしい田舎の風景や、山形弁というだけで、親近感が沸いてくる。
私自身、音楽はずっとやってきたし、金管楽器も体験したことがあるので、彼女たちのへたくそな時の気持ちに共感しながら観ていた。

ストーリーはコミック漫画のようで、単純明快だけれども、さわやかで、頭をからっぽにして楽しむことができるのがいい。
そして何よりも驚いたのは、ストーリーが進んでいくうちに、彼女たちの演奏が確実に上達していくこと。
ラストのステージ演奏は、クールでイカしています♪(ベタな表現ですが・・・)
音楽って、やっぱりいいなぁと改めて感じさせられました。

私の体験から言えることですが、金管楽器というのは、普通短期間ですんなりできるようになるものではありません。
特に高い音は、毎日訓練をしている人でも、調子がよくないと出ない。
出演者達は、毎日過酷な練習を続けた来たのだろうなぁ。笑顔の裏に努力の跡がひしひしと感じられました。
「明日もがんばるぞ!」という、元気をもらったような気がしました。



映画「オペラ座の怪人」を観る

2005-02-11 19:57:00 | 映画
「オペラ座の怪人」は、高校生の時、合唱部の定演でミュージカルをやった、思い出深い作品である。
映像としては、定演の練習の際、参考作品として、過去にNHKで放映されたドラマ作品(いつ、どこで作られたかは不明)を見たきり。
だから、映画化の話を聞いたときは、絶対に劇場で見たいと思っていた。

プロローグが終わり、本編への扉が開かれると共に、CMでも有名なテーマソングが荘厳に流れる。
「ジャーーン、ジャジャジャジャジャーーン」
オルガンの重厚な響きを聴いただけで、一気に鳥肌が立った。

映像が豪華絢爛で、目を奪われたことはもちろんだが、私が気に入ったのは、数々の劇中歌。
合唱部で演じたときと同じ、聞き慣れたものばかりだったのが嬉しかった。
セリフの大半が歌だったことには、ちょっとびっくりしたけどね。
ある意味、オペラ的な映画だといえよう。

ロマンティックな音楽に反して、作品のテーマ自体はすごくせつない。
この映画を観ただけで、この作品の魅力をもっと追求したいという念に駆られてしまった。
機会があれば、四季のミュージカルを観たり、原作(もちろん、翻訳版です。)を読んだりと、他のメディアでもいろいろ楽しみたいと思う。


年末の映画鑑賞

2004-12-27 19:34:00 | 映画
「いま、会いに行きます」と、「ハウルの動く城」の2本を鑑賞。
「いま会い」は、竹内結子が素敵な女性になっていて、びっくりした。
中村獅童も私の中ではワイルドなイメージだったけれど、さえない男ぶりがハマっていた。
息子役の男の子も、瞳がキラキラしていて、かわいかったなぁ。
純愛ブームの今年だったけれど、「セカチュー」よりも、こっちの世界観の方が好きだなぁと感じた。
思いを伝えられずに、もやもやしているところとか、手紙でのやりとりとか。
私の学生時代の記憶が、ふっと蘇った。
携帯で、簡単に気持ちを伝えることのできる現代の若者には、もう体験することのできない気持ちかもしれない。
そして、深い森の中で織りなされる家族模様が、ひとつひとつ心に染みた。
原作はまだ未読なので、映画の記憶が薄れた頃に、じっくり読んでみたい。

「ハウル」は、話題作りに観に行った。
「ラピュタ」や「魔女宅」の頃は、ファンタジーにも心時めかせたが、大人になった今、さほど期待感はなかったのだ。
でも、いざ観てみたら、意外にも恋愛色の強い映画だった。
感情表現はストレートなので、観ていてちょっと恥ずかしくなる。
キムタクの声優も噂通り、見事にハマっていた。
気は強いけど、優しさを兼ね備えたヒロインは、ナウシカを彷彿とさせる。
(もしかして、強い女性が監督の好み!?)
でも、ディフォルメされた物語の中には、今回も見る人への様々なメッセージが隠されている。
世界中この映画が配信され、争いの無駄さを感じてもらうことができればな、と思った。