徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

保護者の応援が、子どもをやる気にさせる

2012-09-16 19:26:48 | 教育
28日は、毎年恒例の地区音楽祭だった。
今年はメンバー10人中7人が1~3年男子という、超やんちゃチーム。
主旋律を下学年に元気よく歌わせることにして、高学年の女子3人には、オブリガード的な高音部を任せた。


すると、女子チームは自信がないのか、控えめな歌声。
そこで、下学年チームから最も声の高い男の子を一名、高学年パートにトラバーユさせた。
男子の調子っぱずれな声につられて、女子チームもだんだん声が出るようになってきた。


自分は合唱において、言葉をはっきり伝えることを重視するので、ハーモニー重視の人には心地よくきこえないかもしれない。
本番の演奏を聴いてみると、やんちゃ組は非常に「雑」な歌い方である。
でも、高学年のていねいな歌い方がクッションになり、絶妙なハーモニーを奏でていると思う。
最後の「ラーラーラー」のところがキレイにハモれたので、保護者からもお褒めの言葉をいただき、女子チームは歌に自信を持つことができたようである。
よろしければ、本番演奏をお聴き下さい。
(suzuはピアノ伴奏担当)
ちなみに、おまけに前の学校、4年生100名による合唱(音声のみ)もつけてみた。
こちらはsuzuが指揮で、子どもが伴奏している。


音楽のおくりもの




それから、今日は校内水泳大会だった。
うちのクラスは、4人中3人の保護者が応援に来てくださった。
保護者の応援があった子は、練習ではできなかった泳ぎが本番で初めてできて、とても喜んでいた。
うちのクラスではないけれど、夏休みにお父さんに市営プールに連れて行ってもらった子も、大会当日の応援はなかったけれど、しっかり泳げていた。
一方で、唯一うちのクラスで保護者の応援がなかった子は、残念ながら練習よりも泳げていなかった。
未だに水に顔をつけられない、水に浮くことができないという、かなり重症レベルである。
やはり保護者の応援があるのとないのとで、やる気に差がでるんじゃないかなと感じた。
大会当日に来られなくても、夏休みにプールに連れて行って教えるなど、家庭でできることはあるはず。
何もかも学校任せにして、できないのは
「子どものやる気がないから。」
「うちの子はどうせできないから。」
って決めつけるのはやめてほしい。


「親のやる気」が「子どものやる気」ですよ。
泳ぎが苦手な子は、実は「はみがき」も苦手。
保護者が「子どもが歯磨き&歯医者を嫌うから。」
という理由で、ちゃんと歯磨きをさせていないんだもの。
泣こうがわめこうが抵抗しようが、大事なことはちゃんと教えるのが親のつとめでないのかい?
子どもに「がんばらせる」、そしてうまくいかなくても「がんばりをみとめる」ことが大事。
そう思った今週1週間だった。