今朝の新聞から
マレーシア政府が先に発表した
新国家自動車政策(NAP)に盛り込まれた
「2011年6月から中古部品の輸入を禁止する」
項目に関して、
中古部品業界から強い反発が出ている。
<解説>
中古部品;
マレーシアでは完成車を輸入する場合、
新車、中古を問わず関税は車両価格の200%です。
つまり、100万円のカローラが300万円になるということです。
(一部の特例を除きます)
ですから実質中古車の完成車輸入は割りに合いません。
そこで、バラバラにして部品として輸入するのです。
バラバラにするにも、ボディーはどうしようもありませんから
真ん中から真っ二つにするのです。
そして別々のコンテナに載せて別々の日に輸入し、
後からくっつけて完成車として売るのです。
いわゆる
「ニコイチ(二個で一台)」
です。
こうしたコンテナが日本からの輸入だけで
月に数百本にのぼります。
マレーシア国内販売だけでなく、
東南アジアや中東向け輸出のハブとなっています。
さらに盗難車や密輸などの犯罪に関与している可能性もあり、
かなり組織的なシンジケートが裏にあります。
ですから、
業界を挙げて反対するのは当然。
たぶん、この法案もあえなくつぶされる事は
目に見えています。
マレーシア政府が先に発表した
新国家自動車政策(NAP)に盛り込まれた
「2011年6月から中古部品の輸入を禁止する」
項目に関して、
中古部品業界から強い反発が出ている。
<解説>
中古部品;
マレーシアでは完成車を輸入する場合、
新車、中古を問わず関税は車両価格の200%です。
つまり、100万円のカローラが300万円になるということです。
(一部の特例を除きます)
ですから実質中古車の完成車輸入は割りに合いません。
そこで、バラバラにして部品として輸入するのです。
バラバラにするにも、ボディーはどうしようもありませんから
真ん中から真っ二つにするのです。
そして別々のコンテナに載せて別々の日に輸入し、
後からくっつけて完成車として売るのです。
いわゆる
「ニコイチ(二個で一台)」
です。
こうしたコンテナが日本からの輸入だけで
月に数百本にのぼります。
マレーシア国内販売だけでなく、
東南アジアや中東向け輸出のハブとなっています。
さらに盗難車や密輸などの犯罪に関与している可能性もあり、
かなり組織的なシンジケートが裏にあります。
ですから、
業界を挙げて反対するのは当然。
たぶん、この法案もあえなくつぶされる事は
目に見えています。