凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

その格好ヤメテ!(ヨーロッパ)

2018-12-01 17:45:33 | チェコ
突然思い出したのですが、
海外(ヨーロッパ)で見かける日本人で、思わず、

「頼むからヤメテ!その恰好」

と言いたくなる風体の方々と遭遇することが少なからずあります。
私は特におしゃれでもないし、ファッションに詳しいわけではありませんが、
そんな私から見ても、どう見てもおかしいので紹介します。

1.ズボンの尻ポケットにサイフ



安全上の理由からも、ぜひともヤメテいただきたい。盗ってくださいと言っているようなものです。
ひどいのは、ちょっと前に日本で流行ったスキニースタイルのスーツ(超細身でぴっちぴちパッツンパツンのヤツね)
のスラックス尻ポケットに長サイフ(写真)。
ただでさえ、スーツ姿のポケットには物を入れないのが常識なのに(特にヨーロッパでは)
せっかくのスキニーなスーツのシルエットが台無しです。


2.半袖シャツでスーツ



日本はクールビズとか言ってネクタイしないのが流行りだそうですが、
百歩譲ってもしそうだとしても、半そでシャツでスーツはやめた方がいい、ヨーロッパではありえません。
どうせやるなら、イタリア人ほど思い切ってカジュアルに着崩してください、もしそこまでの勇気があればの話ですが。
<ついでに>
先日、日本のTV番組を見ていた時の事、
国会議員の一人がコメンテーターとして出演していたのですが、
登場すると同時に、スーツのジャケットを脱いだところ、(この時点ですでに十分驚きですが)
半袖のボタンダウンシャツにネクタイ姿で、唖然ボー全としてしまいました。(半袖+ボタンダウンのダブルショックです)
一般人ならともかく、国を代表する国会議員が・・・。
願わくば、この人がこの格好で外交の場に出て来ないことを、
祈らずにはいられません。


3.レジメンタル(斜めストライプ)柄ネクタイ



日本人が大好きなレジメンタル(斜めストライプ)柄ネクタイは、
ヨーロッパ、特にイギリスでは特定の組織(例えば大学のクラブや軍隊の所属の部隊など)への帰属意識を表すときに使います。
(ちなみにイタリア人はレジメンタル柄のネクタイ大嫌いです)
なので、ハイソなビジネスシーンや上流階級との会合で、どこにも帰属していないはずの日本人がレジメンタル柄ネクタイをしていると、
「はぁ~???」
って顔されてしまいますので、やめといた方が無難です。
ついでに、斜めストライプの向きが、イギリスでは向かって左下がりです(写真)。右下がりはアメリカ流なので、
それでもどうしてもレジメンタル柄をしたい、というときはせめて左下がりを選びましょう。
<ついでに>
メジャーな国際会議の場でも、各国の首相や要人達がレジメンタル柄のネクタイをしないのは、
このことに配慮しての事です。


4.短パン、スエット、ゴム草履(クロックスもどき)



「そんなヤツはおらんやろ」とお思いでしょうが、意外と多いのです。
ホテルにチェックインして、「あーやれやれ、ビールでも飲みに行くか」と、
温泉旅館の浴衣気分なのでしょう。
レストランもバーも社交の場です。せめて周りが不快にならない格好をして行きましょう。
特に格式の高い店やカジノはドレスコードがあり、入れてもらえませんのでご注意を。
ついでに、社名の入った工場の作業着で行くのもやめましょう。それ以前の問題です。


<個人の見解です。諸説在り>
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