凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

馬の耳に念仏、ぬかに釘(マレーシア)

2012-02-20 23:01:38 | マレーシア
日本政府は17日

日本の映像作品の著作権侵害に関して、
マレーシアでの制度運用に問題があるとして
マレーシア政府に対し、
早期対応を要請することを決定した。

<解説>
それが、なにか?

マレーシアでは
DVDに本物を示すホログラムのシールが貼られて、
立派なケースに、ライナーノーツまで入って、
9.9リンギ(約270円)で
正規品として店頭で堂々と売られています。

昔のようにラベルもケースも無いものを、
露店でコソコソ売っていた頃とは違います。

しかし、中国語の字幕が入っているので、
誰も本物だとは思っていませんが、
新作もすぐ出るし、
手っ取り早いのでみんなこれを買います。

「日本政府は早期対応を要請することを決定した。」って?
そんな遠くからゴマメの歯軋りしても、
まったく聞き(効き)ません。

泣きっ面に蜂

<ついでに>
マレーシアに限らず、アジアでは、
他にもっと深刻な問題が山積みで、
例えば、
人身売買や麻薬シンジケート、
イスラム過激派の潜伏やテロ、
宗教対立や民族紛争
海賊や盗難車ブローカーなど。

コピーDVDなどそんな小さいことは
マレーシア政府にとっては

「だから、それがどないしたねん?」

程度の、どーでも良いことなのです。


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