産地直送旅番組『津軽へ行こう!フェニックス!』

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黒石温泉郷 雪の降るさと2012

2012-02-07 21:27:53 | 津軽のお土産
語弊があるかもしれないが、創造するということは、金銭的なものの前に、熱い思いが必要だと断言する。

津軽へ行こう、この番組も同じだと、私は思う。


さて、週末各地で行われる雪を中心にしたイベント、2箇所見てきた。

お金が動き、革新的な大義名分があるイベントもあれば、手間ともてなしの心を存分に提供するイベントもある。

私は後者に感動した。

黒石だ。



もちろんこの番組でお世話になっているのは言うまでもないが、お世話になっているから感じる気持ちではない。

一度行ったらもう一度行って見たいと思わせる場所を提供する、その心が溢れている。


津軽伝承工芸館と、特設会場という呼び名の雪原で行われているイベント『雪の降るさと2012』

スノーモービルや馬車、雪上車に乗れる他、雪上BBQや雪だるま、冬花火、1000本ロウソクでの明かりの演出はなんとも手作り感満載。

でも、その日の気温氷点下ですらあたたかく感じるのは何故だろう?

思わずたくさん写真を撮りたくなるのだ。






お世辞でも完成度の高い雪だるまとは言えない。

でも、近所の誰かに似ているような雪だるまと、LED照明でもなんでもない細く長いロウソクのゆらめく明かりは幻想的。




足湯からの湯けむりと、ロウソクの明かり、白い吐く息、端材を燃やす松明で暖をとりながら聴くライヴ。
黒石のバンドホイドーズのボーカル鉄マンさん率いる「黒石ロックアコギ団」
思いがけず空に浮かぶ月を見ながら、雪空の中聴く『満月のゆうべ』は沁みました。

凍みましたが…(笑)



イベントに華を添えたのは、ささやかな冬花火
ある一定の間隔を空けて大事そうに打ちあがる花火。次が待ち遠しくなる冬花火も乙なものです。



もう終わった…と、帰りかけたら駐車場付近に来てからドカ~~~ン!


フェイント…(笑)
って思いながら観たラストの花火はキレイだった。

空気が澄んでいるから、吐く息が白いから、余計に冬の花火はキレイなのだと知りました。



深い満足感に浸り家族みんなで「楽しかったね!また来ようね!!」と言う。

そんな場所が、黒石にありました。
コメント (1)
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