青森県の北端 【大間原発】敷地内にある【あさこハウス】
『宝の海を、子孫に残したい』 と、ただ一人、原発用地買収に応じなかった熊谷あさ子さんの遺志を次ぎ、
農地に建てられた「あさこハウス」を守ってらっしゃる、お子さんの小笠原厚子さんを和歌山県にお招きして、
県内三カ所で、交流会を開催しました
4/14(月)開催された、田辺会場「ララ・ロカレ」
あまり広報活動をしなかったので、何人いらっしゃるか心配でしたが・・・・ご覧の通り大盛況
孤独な戦いをしてこられた状況を、固唾をのんで、お聞きしました・・・
あさこハウスに入る道筋には、威圧感のある有刺鉄線が張り巡らされ、監視カメラも付けられています・・・
道路と土地のすべてをフェンスで包囲することで、電源開発は、「あさこハウス」の土地を建設敷地外とし
国も、原子力発電の立地許可を出したという、信じられないような状態・・・
そして、フクシマ事故後、止まっていた建設工事が、2012年10月に再開されています
毎日、この道を通い、郵便や宅急便が来ることで、なんとか生活道路として閉鎖されずにいますが、
いつ何が起こるか! と戦々恐々とした生活をされているそうで・・・
電気は、小さな風力発電と、小さな太陽光パネル
800wしかないので、電気とテレビだけ
「水」は、当初、流れてきていた水路を利用
ところが急に流れてこなくなり、そっと覗きに行くと、途中で遮断されていたのだとか
その後、井戸を13m掘って豊かな水源を確保・・・水質検査も上々で喜んでいたところ、またもや流れてこなくなり
もう3m掘り進んで出るようになったのに・・・またもや
不思議に思って海の方に行くと、大きなパイプ3本から、水が滔々と海に流れ出ていたそうで・・・
大きな組織には、太刀打ち出来ませんよね
現在、飲み水は、支援者の方から送っていただく「ミネラルウォーター」
他は雨水で補ってらっしゃいます
『苦しくないとは言えないけど、苦ではない』
孤独な戦いの最前線に立ってらっしゃる厚子さんを、なんとか応援したいものです
よろしかったら、皆様も、厚子さんにエールのハガキをお送りください
郵便屋さんに毎日配達してもらうことで、交通量が少ないからと閉鎖されかねない道を救い
大間原発をストップさせましょう
〒039-4602
青森県下北郡大間町奥戸396 あさこハウス
小笠原厚子様