「原発ゼロ法案」と「核のゴミ」を考える講演会が開催されました
講師の吉原毅さん(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長)のお話は明快
私は、保守派です みんなが幸せになる社会にしたい
・二時間の停電でメルトダウンする原発の危うさ
・発電方別のコストについて、国は原発が一番安いと言っているが・・・現在
・太陽光 1.77円 (1kWh)
・風力 3円
・天然ガス 5~6円
・原発 事故処理や廃炉の事を考えると? (事故前、国の試算では10.1円)
・世界には原発が380基・・・太陽光や風力発電が、原発に換算すると1,000基分ある
(中国は、世界最大の太陽光パネル輸出国)
・「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が薦めている太陽光発電
・農地・休耕地などを利用 (森林などを伐採しない)
・パネルでべったり覆うのではなく、細いパネルで三分の一覆う形(間から太陽が入る)
・地元の農村復活・・・パネルの下で農業が出来る
(沖縄のゴーヤ栽培では、収穫量が大幅アップ)
・日本の多目的ダムを有効活用すると、現在の2~3倍の水力発電が得られる
・原発を稼働させると、一日で広島原爆3発分の放射能が出来る、一年では1,000発
今すぐ、止めるべき
・福島第一原発事故で、9割の放射能は海の方に流れた
被災地支援活動に当たっていた、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が風下にあたり被ばく
乗組員の一部が健康状態の悪化を訴え、東京電力などに対して損害賠償を求めてアメリカ連邦地裁に裁判を起こしている
白血病で亡くなられた方も・・・
・他国から攻撃された時、一番最初に狙われるのは「アメリカ軍基地」そして「原発」
・中間貯蔵施設は、次の行き場がない今、最終処分場になりうる (10万年保管)
会場の質問に対し
「使用済み太陽光パネルは、アルミやガラス、金属資源などに分解し、みんなリサイクルします」
とのお答えで、ビックリし、安堵 しました
お隣の町に、中間貯蔵施設建設のうわさが流れています
講演の主催団体 「原発ゼロ」と「核のゴミ」を考える会
は、会場で
原発ゼロ法案の早期実現目標である原発ゼロの緊急性、再稼働の停止、自然エネルギーへの転換
そして核のゴミを紀伊半島に持ち込ませないことを、みんなの力を合わせて取り組んでいくことを確認しました