サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

究極の完全コピーバンド!シナモンのサード・アルバム

2007年05月24日 12時17分50秒 | LED ZEPPELIN
大学生の頃、軽音の先輩にシナモンのアルバムを持っている人がいて
聞かせてもらったことがる。

そのアルバムは全曲オリジナルなんだけど、
絶妙にツェッペリンから拝借したモチーフが織り込まれ、
思わずニンマリせずにはおれないアルバムだった。

その時からずっとシナモンのアルバムを探している(もちろん新品では入手不可能)のだが、フェダインのCDとともにシナモンも運良く見つけることが出来た!

ジャケはツェッペリンのセカンドアルバムのパクリながら、
このアルバムはシナモンの3枚目のアルバム。

帯の文句にはこうある。
「究極の完全コピーバンド!
『天国への階段』『ロックン・ロール』『胸いっぱいの愛を』『貴方を愛しつづけて』・・・・・・等々、バラードからハードなナンバーまでツェッペリンの名曲を58曲余り、息をもつかせぬメドレーで再現した一大組曲!ZEPファン必携!!」

内容はもう帯文句を読んでいただければ書くことはないのですが、本当に絶妙なつなぎ方のメドレーでこのアルバムを聞きながら思わずニンマリ。

ギターは本当にジミーそっくり。ボーカルは声が出ない73年くらいの声にそっくり。やはりドラムが弱いのはいたし方なしか。それでもちょっとくらいのファンは本物と間違ってしまうのではないだろうか。

ジミーペイジ御大でもZEPの曲をこんな風に繋げることは出来ないだろうな。それだけにこのアルバムは本当に一大組曲で、一曲の壮大なプログレッシブ曲である。本当に!

シナモンのアルバムは数枚出てるらしいので、これからも地道に探してまいります。