からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

Natalie Imbruglia - Shiver

2020-05-09 | 音楽
Natalie Imbruglia - Shiver



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「火の鳥」をはじめ手塚マンガの中にはさまざまな困難に立ち向かっていく人々の真摯な姿が描かれている。多くの人々は志半ばに倒れようとも決して後悔しない。それは、未来に志を託せると信じていたからだ。

なるほどな、と思った。

そう言えば私もそんな手塚漫画に魅了された一人だったことを思い出した。

最近、ある作家さんが無料で公開している作品を読んでみた。

次々と感動の言葉が贈られていたけれども、私にはなにも響かなかった。

日本の現状について、寓話的に書かれた小説なのに、何故なんだろうなと思っていたのだけれど。

「困難に立ち向かっていく人々の真摯な姿」なんだよなぁ、と思い至った。

問題提起する者たちが、どうも安全な場所でしか叫んでいないように思えたのだ。

要するにその者たちが「危険な場所」に入っていかないから、私はその物語に「真摯な姿」を感じられず冷めてしまった、ということだ。


20年以上前に出た五木寛之氏のエッセイ集「大河の一滴」もまた売れているようだ。

テレビでインタビューを受けた作者は「八方ふさがりでも残り二方がある。だから絶対に諦めてはいけない」というようなことを話していた。

これもやはり「困難に立ち向かっていく人々の真摯な姿」だと思う。

昨今はどうも新コロナの影響で、人間たちの心がどうも「的外れな方向」に向かっているように思えてならない。

この状況化では正常な思考能力が失われるのも仕方がないことだとは思うのだけれども。

それではどうしたらいい?

まず一旦立ち止まる。・・・きっちりと。

そうして、自分にとってのこの状況下における「真摯な姿」とはどういうものかを今一度、勿論私を含めて人間たちは考えるべきなのかもしれない。


そうやって動き出せば・・・・・・、きっと。

・・・・・などと空想してみたが。
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