当方の多用で、12月の活動3は投稿できませんでしたので中断します。内容は、3年生の精神的安定と進路実現への支援をどのようにするかでしたので、1年と2年の部分を読んでいただいて援用することでよろしいかと思っています。
何事につけ、教育の活動は、支援者・教職員と生徒の関係が一番影響がありますので、その部分をどのように作って継続と深化を図るようにすることが大切と思っています。
今回は、生徒指導の部分に戻って、また投稿してみたいと思っています。よろしくお願いいたします。
生徒指導の定義と言いますか、意義や目的ですが、前にも触れましたが、生徒指導は児童生徒の自立と自律をめざした活動です。これは変わりません。自立は自分の足で立つということですから、それぞれの本人が誰かに必要以上に依存している状態ではなく、年齢に応じて自分の力で生活して行けるということです。
自立は、本人が自分の生活を自分の力で統制できる(コントロールできる)と言うことですから、適応的な行動を自分の考えや力で実践できるということと考えてよいと思います。
自立や自律の力を伸ばしてやることが生徒指導の活動です。とは言え、これだけですと行うことの具体的な内容は提示されていませんので、何を行ったらよいかわからなくなって、支援者集団における共通の理解もなくなって、実際には本当に必要なことが何も行われずに、「問題が起こらなければよし」の状態になって、生徒の自立や自律を一層促す活動は見られなくなり、多くの学校で行われているような、規則を守らせる活動、行動を規制する活動、罰と反省を促すだけの活動等が中心の活動だけになってしまっているようにも思われます。
これらも生徒指導のいちぶではあり必要な活動ではあるのですが、こればかりになってしまうと本来的な生徒指導は行われにくいものになってしまうと思われます。
けっこう生徒指導はあいまいな部分があり、しかも内容も奥深いので、本当に必要なことに気づき、それを実行するための手法の勉強も必要なので、多忙な学校生活の中ではその部分の勉強・研修が不十分になると思われます。
またさらに、生徒指導の理論と言うようなきちんとした体系がないのも研修を難しくしているように思われます。
生徒指導が適切にきちんとできる支援者・教職員は優れた支援者だと思います。でも実践はけっこう難しい部分があるとも思われます。
教員になるための、大学等における課程でも生徒指導の理論はありませんので、それもあいまいさの一因かと思われます。
自学・自己研修にゆだねられている生徒指導ですが、今日における学問研究分野の進展によって、ある程度の内容と範囲をほどほど明確にできるのではないかと思っています。
児童生徒が社会生活を営んでいくうえで必要となる考え方や生活上の技術等を抽出して、その内容を学校教育上の生徒に教えるのが望ましいと考えられる部分、それを知り身につけることで生徒の自立と自律を促す内容を実践可能な教育内容としてまとめていくことで、具体的に使えて生徒を育てることのできる手立てが作れるのだはないかと考えられます。
今回はここまでとして、次回から生徒の自立と自律に役立つと思われる具体的な内容について考えてみたいと思います。
何事につけ、教育の活動は、支援者・教職員と生徒の関係が一番影響がありますので、その部分をどのように作って継続と深化を図るようにすることが大切と思っています。
今回は、生徒指導の部分に戻って、また投稿してみたいと思っています。よろしくお願いいたします。
生徒指導の定義と言いますか、意義や目的ですが、前にも触れましたが、生徒指導は児童生徒の自立と自律をめざした活動です。これは変わりません。自立は自分の足で立つということですから、それぞれの本人が誰かに必要以上に依存している状態ではなく、年齢に応じて自分の力で生活して行けるということです。
自立は、本人が自分の生活を自分の力で統制できる(コントロールできる)と言うことですから、適応的な行動を自分の考えや力で実践できるということと考えてよいと思います。
自立や自律の力を伸ばしてやることが生徒指導の活動です。とは言え、これだけですと行うことの具体的な内容は提示されていませんので、何を行ったらよいかわからなくなって、支援者集団における共通の理解もなくなって、実際には本当に必要なことが何も行われずに、「問題が起こらなければよし」の状態になって、生徒の自立や自律を一層促す活動は見られなくなり、多くの学校で行われているような、規則を守らせる活動、行動を規制する活動、罰と反省を促すだけの活動等が中心の活動だけになってしまっているようにも思われます。
これらも生徒指導のいちぶではあり必要な活動ではあるのですが、こればかりになってしまうと本来的な生徒指導は行われにくいものになってしまうと思われます。
けっこう生徒指導はあいまいな部分があり、しかも内容も奥深いので、本当に必要なことに気づき、それを実行するための手法の勉強も必要なので、多忙な学校生活の中ではその部分の勉強・研修が不十分になると思われます。
またさらに、生徒指導の理論と言うようなきちんとした体系がないのも研修を難しくしているように思われます。
生徒指導が適切にきちんとできる支援者・教職員は優れた支援者だと思います。でも実践はけっこう難しい部分があるとも思われます。
教員になるための、大学等における課程でも生徒指導の理論はありませんので、それもあいまいさの一因かと思われます。
自学・自己研修にゆだねられている生徒指導ですが、今日における学問研究分野の進展によって、ある程度の内容と範囲をほどほど明確にできるのではないかと思っています。
児童生徒が社会生活を営んでいくうえで必要となる考え方や生活上の技術等を抽出して、その内容を学校教育上の生徒に教えるのが望ましいと考えられる部分、それを知り身につけることで生徒の自立と自律を促す内容を実践可能な教育内容としてまとめていくことで、具体的に使えて生徒を育てることのできる手立てが作れるのだはないかと考えられます。
今回はここまでとして、次回から生徒の自立と自律に役立つと思われる具体的な内容について考えてみたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます