硬化中につき・・

ＭさんとＴさんのレレ、仕上げの塗装は終了しています。
が、塗膜が硬化するまでしばらく放置します。



製作者の中には、次の砥ぎ作業に入るまで1か月放置する　なんて方もいるようですが
さすがにそんなには待てないので・・・1週間ほどでしょうか・・？

ラッカーというのは半永久的に硬化し続けるようです。
だから数年経ってからクラックが出たりするのでしょうね。



その間に、放っとかれていたレレ達を再開。

Cacaoもうすぐ退院

入院中のCacaoです。


全身リフレッシュ中。フレットもピカピカに。



ペグも元通りの位置に。



弦も張って・・・。

いつでも退院できます！

塗装４

塗装の続きです。

仕上げの塗装（上塗り）に入りました。仕上げと言っても１回で済む訳ではなく、
数回吹いて研磨、場合によっては、また数回吹いて研磨・・・といった感じです。


三者三様な表情です。



後ろ姿にも個性があります。

塗装３

塗装の続きです。
下塗りの研磨後、中塗りに入りました。

ここで言う下塗りとは、塗料が必要以上に木に浸みこむのを防ぐための工程。
中塗りは、導管などによる凸凹を無くし平滑な面（なるべく）を作るのが目的です。


中塗りは少々厚く塗装します。
厚くといっても、一回でベタッと塗る訳ではありません。薄く何回も塗り重ねていきます。
特に高温多湿な時期は、白く濁ったり、泡吹いたり・・いろいろありますので・・。



一晩置いて研磨。



平滑面を出すのが目的ですが、塗った分全て落としてしまうイメージで研磨します。
特にボディは、最終的にあまり厚塗りにしたくないので徹底的に・・。



でも、木地を出してしまってはいけません。様子を見ながら軽く何回も研磨します。



サイドも徹底的に！



ローズウッドのヘッドも真っ白に。


つづく