本日からブログを始めました。
よろしくお願いします。
朝の9時に近所の映画館で、本日から公開の『ゴジラ』を観てきました。
怪獣映画を観たというよりもパニック映画を観たような印象のほうが強いのですが、しかしクォリティーの高さには大満足です。
ネタバレを避けながらの感想は難しいですが……何とかトライしてみます。
前半は、実写版のエヴァンゲリオンを観てるかのようでした。
中盤からは、平成ガメラシリーズを観てるかのようでした。
クライマックスでは、ディテールがハイクォリティーな平成ゴジラシリーズとして再現されたかのようでした。
すみません。
却ってわかりにくいですね……。
しかし自分は、そんな連想をして(各作品へのリンクを思い浮かべながら)見ていました。
ゴジラの動きは着ぐるみを彷彿させて良いです。あの、ゆったりした感じ。咆哮……ここは決まっていて、胸に来ますねぇ。
神獣というか、ただのモンスターとして存在していない重厚でどこか神々しい描き方も嬉しい。
また特撮としても日本特撮らしさを感じましたねぇ。
それは煙(スモーク)です。
黒煙がモクモクと立ち登る中で、ゴジラが動く様……そこはCGらしくなく、どちらかというと日本特撮っぽい。
周囲のビルなどはCGらしくリアルな光景なんですけどね。もちろん壊れるところも。
でも、ゴジラとまとう黒煙は、なんか歌舞伎っぽいというか、ステージに立っている役者って感じでスポットライトを浴びてるような異質な存在感がありました。
ビル街のCGを背景にして、ゴジラの着ぐるみとスモークが焚かれている……そんな絵作りにも見えたのです。
この辺が、平成ゴジラシリーズの感覚に近かったんですね。
3DCGでも、ここまで出来ることに興奮です。
その昔、『ジュラシック・パーク』のCGで描かれた恐竜を観て感動した興奮がよみがえってきました。
自分は怪獣をCGで制作することを目指しているので、とても良い刺激になった作品です。