世間は「ゴジラVSコング」や「シン・ウルトラマン」の特報で大変な賑わいを見せていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私も仕事の忙しい合間を縫って、自主製作に励んでおります。
個人制作の電子書籍マンガ「ウルティマゴッテス~巨人娘~」の第2話の制作は順調に進んでいます。
本日は前回の続きを少しご紹介します。
主人公の乗る車が逃げ出したので、怪獣へラームが飛び越して高速道路上に着地して行く手を塞ぐというシーンです。
崩壊する仕掛けの部分に、怪獣を落下させて破壊します。
この辺は、本当に日本の特撮をやっているみたいで楽しいです。
例えば、3Dの作業をしていると、特撮スタッフたちの声が脳裡に響いてくるんです。
「もっとロープ引っぱって! 怪獣を吊り上げて!」
「壊す箇所は、ここでいいの? もっと手前がいいんじゃない?」
「カメラの映り、どうですかあ!?」
「うーん、大丈夫かも! そこでいいよ! それより後ろのビル、左側に移動させたほうがいいかも?」
「えっ? どのビルですか!?」
「こっちこっち!」
……なぁーんて、スタッフの声が頭の中に響いて、妄想が広がります。
これが、ひとり3Dの楽しさですね!
ひとりでパソコンに向かってるだけなのに、なぜか皆で作ってるような想像に浸れる……!
それが楽しいのです。
完成画像のひとつです。
結構いい感じです。
続いては、車から降りて逃げ出す人々の配置です。
モブシーンになりますね。
実際に怪獣が現れたら、渋滞中で動けない車を捨てて、走って逃げる人は多いんじゃないかと思います。
本編中でも、主人公たちの車の周りを大勢の人々が逃げていきます。
作業は、まず主人公たちの車の中(キャラにポーズや表情をつける)の作業を行い、そのあとに、
外を走る人々のモブキャラを加えていきます。
大混乱している感じが出ていて、狙いどおりのシーンになりました。
こんな感じで、ゆっくりとですが進めています。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!