明日は、遂に「ゴジラ-1.0」の公開日(2023年11月3日)です!
ソワソワした中、私は何をしているかというと――小説を書いています。
漫画じゃないのかとツッコミを受けそうですが。
はい、すみません。
3Dソフトの操作で、エラーの連続に心が折れてしまいまして。
少し休憩しようと、気分転換に小説を書き始めたら、そっちのほうが止まらなくなってしまったのです。
小説は「ウルティマゴッテス」シリーズの外伝のつもりで書き始めたのですが、どんどん入力が乗ってきてしまい、外伝というより、漫画版の【怪獣へラーム】との戦いがすべて決着したあとの、約3ヶ月後に起きる新たな事件というシリーズの続きの話となってしまいました。
まだ漫画版の話がそこまで進んでいないのに、さらに先の話を作ってしまうなんて……。
こんな事をやってしまうのは、同人誌活動ならではの作者の都合と言いますか……。
そんな言い訳をここでしながらも、小説版の執筆を進めております。
年内の完成をめざして書いています。
小説は過去に、某出版社の新人賞で奨励賞を受賞した経験がありますので、筆が進むということは、そこそこの自信作となります……と、図々しく自慢しちゃいます(笑)。
でも――この小説版が完成したら、また漫画版に戻ります。
漫画版では、あまりに3Dのエラーに悩まされるので(おそらくマシンスペック不足が問題……)、再開するときはやり方を変えようと計画しております。
それは「AIの導入」です。
すでにネット上には、AIで漫画を作ったという方がいらっしゃいます。
そうした情報に触れて、こちらも政策のスピードアップを図るためにAIを導入できないかと考えています。そのため、小説を書きながら合間にAIの実験を行い、どういう風に導入するのが効率アップに繋がるかをお勉強していこうと思っています。
3Dで作った自作画像を下絵にして、AIにクリーンナップしてもらう……もしそれが可能なったら、今以上にクオリティの高い漫画をお届けできるという夢のような制作態勢が整います。
来年こそは、そうしたAIの手助けを得て、遅れている制作スピードを上げられるのではないかという楽しくなるような目標が定まりました。
正直、3Dでの制作を続けるにはマシンのスペック不足解消のため、新しいハイスペックパソコンを購入するしかないかというのが悩みの種でした。
しかし、この物価高と不景気の時代……最近はそのような贅沢もできなくなってまいりました。
クラウドファンディングというのも、チラッと頭をよぎりましたが……そもそも、そんなにうまくないのに図々しい話だと考え、やはり自力で出来る方法を編み出そうと決めました。そんな中での「AIで漫画を作った」という人々の衝撃的なニュースとの出会いです。
そしてAIについて調べて行くうちに、今までのパソコンスペックでも出来るレベルの下絵をレンダリングして用意さえすれば、うまくやれそうな雰囲気だったのです。
もちろん、まだまだ問題はありそうですが……。
でも、AIはすごい勢いで進化していますから、現在のこの時点で不可能だった事が、ほんの少し先の未来では解決している場合が充分にあり得ます。
小説執筆と交互にAIの実験やテストを繰り返し、やれる方法を考えていきたいと、今年から来年についての大まかな方針が固められました。
その過程は、またこのブログなどでご報告させていただこうと考えています。
というわけで、漫画版の一時中断と、その間の小説執筆+AIテストの日々がしばらく続くと思います。
長らくお待たせしている方々には申し訳ありません。
でも、そのぶん……良い作品を届けられるよう頑張ります。
どうぞ、末永くよろしくお願いいたします。
つるが舞