#本日の作業
(巨大ヒロインと怪獣が対決する3DCGを使った電子書籍マンガを個人制作しています!)
マンガのシーンを3DCGで作成中です。
今日は釣り人が登場する場面です。
しかし途中で脚本の矛盾に気づき、苦肉の策で最小限の修正にて乗り切りました。
シナリオでは釣り人の隣で犬が吠えていて、人間が気づかないのに犬だけは海を泳ぐ怪獣の接近に気づいていたという、落差を表現するシーンを作る予定でした。
でも…よく考えたら、体長60メートル以上の怪獣が海を泳いでくるのです。きっと轟音のような波飛沫で海が荒れていることでしょう。
そんな大音響が海から響いてきたら、犬よりも先に人間が気づくはずです。そう、私は肝心なこと(リアリティの視点)を見逃してしまっていたのです(苦笑)。
慌てて、どうしようか考えた挙げ句……釣り人はヘッドフォンで大音量の演歌を聴いていたために、怪獣の接近に気づかなかったという、苦肉の策を取りました。
苦肉の策ですが、このアイデアが出てくれたおかげで、マンガはコマ割りをまったく修正することなく、釣り人のキャラクターにヘッドフォンをかけさせるだけでいいという、最小限の修正で済んだのでした。
なので、釣り人にゴツイ形をしたヘッドフォンをかけさせました(笑)。
ゴマカシの策ではありますが、少しでも矛盾を防げたら…と思うのです。
何はともあれ3Dで作業していると、こうしたマンガの修正ができるのでホッとしています。
それにしても……。
ストーリーマンガって、作ってる途中で「ちょっとした矛盾」に気づいたときが怖いですね。
(…あら? ここって…変??)
と、青ざめます。
発表してから気づくと、もう手遅れですが……。
そういうときを想像しただけでも怖いものです。
あまり気にしすぎてもダメなんでしょうけど……。
マンガを描く(3DCGを使って作る)というのは、いろいろ考えさせるものです。
そんなことを今日は考えていました。
ではではまた! ^▽^/