お久しぶりです。
まだお手伝いの作業は続いていて、来年まで延長になりそうな気配です。
おかげで、なかなかコミック版『ウルティマ・ゴッテス ~巨人娘~』の作業に戻れず、すみません。
楽しみに待っていてくださる方がいらっしゃると思うので、ここでお詫び申し上げます。
さて……本日はその作業の合間に、息抜きで公開中の『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』を観てきました!
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告 希望編
面白かったです!
以下、なるべくネタバレしないよう注意しながら感想を書きますね。
この物語は、デス・スター建造とその設計図を盗み出す、名もない戦士たちを描いた、今までのスターウォーズとはひと味違う異色作です。
ヒロインは恋愛を捨てた(というか無縁すぎる境遇の)中で、ただひたすらストイックに生きて、そして戦います。
それは、大義のためとか、思想のためではなく、自分の中にある正しさを求めようとした結果の行動です。
『もし任務や命令が間違っていたら、自分で考えて行動すべきだ』
このようなヒロインの主張によって、他の悩みや葛藤を抱えていた戦士たちが目覚めて、ヒロインのもとに集まってくる展開は、その場にいた人にしか味わえないであろう空気、そして感動、仲間意識を生み出しました。
私は、ここに感動しました。
きわめて個人的な印象(連想)なのですが、今の日本に通じる『自己犠牲の姿』が浮かんできて重なりました。
この世のどこかで、誰かが頑張っている……。
ブラック企業とスレスレの違いしかないような過酷な仕事でも、ひと言も文句を言わず、淡々と仕事をする人たち……。
それは男女問わずに、存在する……。
彼女、彼の、無言の奉仕、見えない苦労があるからこそ、今の日本の幸せ、しかも便利な暮らしが支えられているんじゃないでしょうか……。
映画を観ながら、そんなことが頭をよぎりました。
次に、このスターウォーズは、これまでとは違って『過酷な戦闘』が待ち受けています。
名もない戦士たち……つまり、第一線の戦場にいる兵士たちは、こんなにも辛く絶望的な中で戦っているのかと、思い知らされました。
インターネット上で交流している知人が、こんなことをメールに書いて送ってくれました。
『高校生のときは、ただ兵器がカッコイイと思っていたけど……あれって、人を殺すためのモノだったんだよなぁ~……』って。
今回の『ローグ・ワン』では、私も同じように感じました。
(これって、戦争なんだよね……)
と、今さらながら感じました。
こんなこと書いていると、作品を批判しているのかと誤解されてしまうかもしれませんが、そういうことではありません。
戦争のヒサンさを感じさせる面もあるということです。
もちろん、スターウォーズ本来のアクションの魅力もたっぷりあります。
エンターテイメントとしての重要な要素であるチャンバラ(ライトセーバー戦)がなくとも、ド派手さは健在です。
クライマックスなんて、もう胸躍るような展開が待ち受けています。
それから忘れてはならないのが、あのダースベーダー!!!
凶悪に強いです!!
おそらくスターウォーズの歴史上では、ダースベーターが一番強かった時代の話だからでしょうか……。
見た瞬間、「無理! 絶対に勝てない!」という絶望感があります(笑)。
これは、ぜひ劇場で味わってください。
またスターデストロイヤー、Xウイングなども堪能できます。
メカ・フェチが喜びそうなシーンもありますよ。
さらに話の端々では、スターウォーズ第一作(エピソード4)につながる伏線も出てきて、今まで謎だった部分もあきらかになります。
懐かしい人たちも、たくさん再登場しました。
映画を見終わった直後に、スターウォーズ・エピソード4をどうしても観たくなりますので、帰宅してから観られるようビデオやDVDなどを用意しておきましょう。
おかげで、スターウォーズを二度楽しめるという『親切設計』も、うれしいところですね☆
……というわけで、ネタバレしないよう注意して書いた、映画『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』の感想でした!
ではではまた! ^▽^/
ヴェイダー卿の姿に、エピソード4と同じものを求めすぎるのは贅沢かなと思っていましたσ(^◇^;)
デヴィッド・プラウズさんの威厳に満ちたヴェイダー卿の姿は、すごかったですもの。