巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

映画『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』の感想です

2016年12月19日 01時21分07秒 | 映画・ドラマ


 お久しぶりです。


 まだお手伝いの作業は続いていて、来年まで延長になりそうな気配です。

 おかげで、なかなかコミック版『ウルティマ・ゴッテス ~巨人娘~』の作業に戻れず、すみません。
 楽しみに待っていてくださる方がいらっしゃると思うので、ここでお詫び申し上げます。



 さて……本日はその作業の合間に、息抜きで公開中の『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』を観てきました!


「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告 希望編


 面白かったです!


 以下、なるべくネタバレしないよう注意しながら感想を書きますね。


 この物語は、デス・スター建造とその設計図を盗み出す、名もない戦士たちを描いた、今までのスターウォーズとはひと味違う異色作です。

 ヒロインは恋愛を捨てた(というか無縁すぎる境遇の)中で、ただひたすらストイックに生きて、そして戦います。
 それは、大義のためとか、思想のためではなく、自分の中にある正しさを求めようとした結果の行動です。

『もし任務や命令が間違っていたら、自分で考えて行動すべきだ』

 このようなヒロインの主張によって、他の悩みや葛藤を抱えていた戦士たちが目覚めて、ヒロインのもとに集まってくる展開は、その場にいた人にしか味わえないであろう空気、そして感動、仲間意識を生み出しました。

 私は、ここに感動しました。

 きわめて個人的な印象(連想)なのですが、今の日本に通じる『自己犠牲の姿』が浮かんできて重なりました。

 この世のどこかで、誰かが頑張っている……。

 ブラック企業とスレスレの違いしかないような過酷な仕事でも、ひと言も文句を言わず、淡々と仕事をする人たち……。

 それは男女問わずに、存在する……。
 彼女、彼の、無言の奉仕、見えない苦労があるからこそ、今の日本の幸せ、しかも便利な暮らしが支えられているんじゃないでしょうか……。

 映画を観ながら、そんなことが頭をよぎりました。


 次に、このスターウォーズは、これまでとは違って『過酷な戦闘』が待ち受けています。
 名もない戦士たち……つまり、第一線の戦場にいる兵士たちは、こんなにも辛く絶望的な中で戦っているのかと、思い知らされました。

 インターネット上で交流している知人が、こんなことをメールに書いて送ってくれました。
『高校生のときは、ただ兵器がカッコイイと思っていたけど……あれって、人を殺すためのモノだったんだよなぁ~……』って。

 今回の『ローグ・ワン』では、私も同じように感じました。
(これって、戦争なんだよね……)
 と、今さらながら感じました。

 
 こんなこと書いていると、作品を批判しているのかと誤解されてしまうかもしれませんが、そういうことではありません。
 戦争のヒサンさを感じさせる面もあるということです。


 もちろん、スターウォーズ本来のアクションの魅力もたっぷりあります。
 エンターテイメントとしての重要な要素であるチャンバラ(ライトセーバー戦)がなくとも、ド派手さは健在です。
 クライマックスなんて、もう胸躍るような展開が待ち受けています。


 それから忘れてはならないのが、あのダースベーダー!!!
 凶悪に強いです!!

 おそらくスターウォーズの歴史上では、ダースベーターが一番強かった時代の話だからでしょうか……。
 見た瞬間、「無理! 絶対に勝てない!」という絶望感があります(笑)。
 これは、ぜひ劇場で味わってください。


 またスターデストロイヤー、Xウイングなども堪能できます。
 メカ・フェチが喜びそうなシーンもありますよ。


 さらに話の端々では、スターウォーズ第一作(エピソード4)につながる伏線も出てきて、今まで謎だった部分もあきらかになります。
 懐かしい人たちも、たくさん再登場しました。


 映画を見終わった直後に、スターウォーズ・エピソード4をどうしても観たくなりますので、帰宅してから観られるようビデオやDVDなどを用意しておきましょう。

 おかげで、スターウォーズを二度楽しめるという『親切設計』も、うれしいところですね☆



 ……というわけで、ネタバレしないよう注意して書いた、映画『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』の感想でした!


 ではではまた! ^▽^/






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヴェイダー卿はイイ・・・。 (Sahara)
2016-12-19 10:11:55
ヴェイダー卿はイイ。唯一残念なのは今回のヴェイダー卿はエピソードIVに比べるとやや猪首というか首が短いカンジなのが気に入らない。やっぱりヴェイダー卿がスックと立った時の美しさがやや足りなかったのが残念でした。
返信する
Unknown (つるが舞)
2016-12-19 19:32:43
コメントありがとうございます。
ヴェイダー卿の姿に、エピソード4と同じものを求めすぎるのは贅沢かなと思っていましたσ(^◇^;)
デヴィッド・プラウズさんの威厳に満ちたヴェイダー卿の姿は、すごかったですもの。
返信する