巨大ヒロイン・コミック計画

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10月17日(水)のつぶやき

2018年10月18日 05時53分06秒 | 創作雑談

秋ドラマ「第1話の感想で勝手にランキング」

2018年10月17日 15時26分53秒 | 創作雑談

漫画の作業がすっかり停滞してしまいました。
どうやらスランプのようです。

さらに、これがまた厄介なことにスランプになった原因が不明なのです。
ゆえに……どうしたらいいのかわかりません。

ただ、イタズラに時間だけが過ぎています。
もちろん内面はあせっています。
でも、どうにもならない……。

そんな空回りの毎日が繰り返されています。

今まで「鬱のとき」や「スランプの克服法」などを自分なりにマニュアル化してきました。
逆療法だとか、比喩的な解釈法だとか……それらを試してはいるのですが……効果を感じるものの、以前のような情熱=バイタリティーの回復まではつながっていません。

どうやら効果が実際に現われてくるまで、多少の時間がかかるのかもしれません。
そう思って、待つしかなさそうです。

次のエピソードを楽しみに待っていてくださる皆さん、すみません。
拙作の電子書籍は小説版・漫画版ともにアマゾンのキンドルでの売り上げは依然として平均値をキープしたままなので、今日までのあいだに多くの方に読まれていることをすでに実感しています。
どうもありがとうございます。
必ず漫画版の続きを作り上げますので……。

そのプレッシャーに負けないよう、しっかりと体力と情熱を蓄えたいと思います。
今しばらくお待ちください。



さて……ネガティブな話で終わるのも何ですので、いきなりですが話題を変えます。


それは、今秋のドラマについて「第1話を観た感想から勝手に面白そうだランキング~!」です。


ほぼ秋ドラマの第1話を観られましたので、個人的にどれが良かったかをランキングにしてみました。
あくまでも個人的なランキングですので、あらかじめご了承くださいね!


では、発表です~!



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◆秋ドラマ・個人的なランキング

①「大恋愛~僕を忘れる君と」
②「僕らは奇跡でできている」
③「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子」
④「下町ロケット」
⑤「ハラスメントゲーム」
⑥「中学聖日記」
⑦「今日から俺は!!」
⑧「ドロ刑―警視庁捜査三課―」
⑨「獣になれない私たち」
⑩「文学処女」


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以上になります。

ひとつずつ、簡単な感想を書いていこうと思います。

まずは⑩から!


⑩「文学処女」
・担当編集者と売れっ子小説家の妄想ラブストーリー。もうギャグのような妄想シーンの連発なのですが、そこがウリなのかできるだけエロく撮っています。そこを楽しむのなら、もっとあり得ないシーンが出てきて欲しかったです。シチュエーションもバスの中とか、子供たちが遊んでる公園だとか、ゲームセンターや居酒屋とか、人目を気にしつつバリエーション豊かにラブシーンを展開するギャップを面白がれたら良かったのにと……そこが残念。

⑨「獣になれない私たち」
・真面目に働く人が損をする……だから調子よく(獣のように?)生きられたら勝ちだということでしょうか。ヒロインの新垣結衣が「私はバカじゃありません」と主張すると、松田龍平が「バカになれたらラクなのに」と答える。真面目だから欲望の一線を越えられず、ヒロインはカッコつけたぶん、寂しくて孤独な時間を強いられる……そんな罰ゲームみたいな時間を描いているところに好感を持ちました。けれどドラマ自体はやや単調で、もどかしい日常が続くばかりですので観てて若干のストレスがたまるかも?

⑧「ドロ刑―警視庁捜査三課―」
・チャラい主人公が鋭い一面を見せるのが意外性があって面白かったです。日テレらしいドラマと言いますか、ルパン三世的なノリ=明るさとおしゃれ感、都会っぽさ(本気と不真面目の境目がわからない)がよく出ています。言い換えると、若返ってチャラくなったルパンの刑事と、カッコつけてやたらと危ない橋を渡りたがる泥棒の銭形という異色なコンビというか、危ないデカ的な組み合わせですね。これはもはや、それぞれの好みによるところが大きいのではないかと思われます。

⑦「今日から俺は!!」
・「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「銀魂」などでナンセンスギャグの第一人者にまで磨きがかかった福田雄一監督による、ツッパリもの。お約束の展開に、なつかしい雰囲気がタップリ。テンポもよくて、役者たちの芝居もノッていて面白く飽きさせません。ドロ刑がここまで振り切れてくれたら高評価しましたのに……そんなくらい「今日から俺は!!」にはキャラクター性が光っています。

⑥「中学聖日記」
・拙作の漫画も、似たような幼子の恋愛をテーマにしている関係で、個人的に注目度は高いです。私の漫画は「姉と弟」という近親相姦性ですが、許されざる愛という点では似ています。いえ、近いです……だから、ちょっとしたしぐさ、表情などを参考にしようと、目を皿のようにしてひとつひとつの表現を追っています。ドラマはスタイリッシュでカット割りも画面レイアウトもアニメっぽいと言いますか、エヴァの出てこないエヴァンゲリオンを観てるかのような画面構成です。ビジュアルにこだわる監督さんなんでしょうか、他のドラマとは違って時間をかけて作られている高級感が第1話にはありました。私が夏ドラマで高評価した「ディーリー」みたいな映画風の絵作りですね。あるいは詩的な風景とも言えます。きっとひたすら美しい終わり方をするのでしょう。そんな予感をしつつラストまでが気になるドラマです。

⑤「ハラスメントゲーム」
・テレビ東京さんなのに……面白い!(失礼!)と思って、観させていただきました。コンプライアンス課に就任することになった主人公は、元パワハラで左遷された男。過去の失敗を教訓にして、部下を励ましすぎないよう気をつけて仕事に励んでいたところ、急に本社に呼び戻されてコンプライアンス課を任される。主人公は以前のことを反省しているのかと思えばそうではなく、いかに自分を曲げずに乗り越えるかを探っていく……そんな対立し合う状況と人間性が面白いと思いました。ただクライマックスの犯人を追いつめるところ、さすがにコンプライアンス課なので脅し言葉が使えず、やや迫力不足。そこが残念でしたが、しかしセリフを無理にいじるのはセンシティブで難しい問題でもありますね。

④「下町ロケット」
・良くも悪くも日曜劇場。予算のかけ方、役者陣の豪華さに目を奪われます。まだ第1話では主人公が追いつめられて追いつめられて、最後に逆転するという恒例のカタルシスはありませんでしたが……しかし「半沢直樹」の頃から続く、そのフォーマットはいささかやり過ぎのレベルではと思いつつも、観てしまいます……基本的に復讐劇の好きな国民性に、好奇心と刺激をもたらすからでしょう。なんやかんや言いつつ観てしまうというドラマと今回もなっていきそうです。

③「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子」
・米倉涼子が地なのかと思うくらい、活き活きと主役キャラを演じています。主人公が周囲を振り回す感じ、翻弄して誘惑して、鉄道オタクとなって無邪気になったかと思えば、急に高飛車になって命令する……エヴァンゲリオンのアスカが大人になって登場したかのように魅力的なキャラクターが描かれています。日テレのような明るさがありながら硬派な部分も忘れない。テレ朝らしい重厚さも残してバランスの取れたエンタメの一級品です。

②「僕らは奇跡でできている」
・異色ドラマです。なんというか、フワッとしていて掴み所がない……でも、その中でどうでもいいことを主張し続ける主人公の言葉に、ふと耳を傾けてハッとさせられる。そんな見落としがちなことに気づかせてくれる主人公に、だんだん奇妙なカリスマ性(神秘性)を感じていく……恐ろしいことに観ていくうちにクセになっていくドラマです。



①「大恋愛~僕を忘れる君と」

・これはスゴイ泣ける最終回になりそう……第1話で、それを予感させる恐怖(?)が忍び寄ってくる、おっかな~いドラマです。

 戸田恵梨香とムロツヨシの芝居がうまくて、第1話はホンワカした気分にさせられます。だからこそ忍び寄るアルツハイマー病の恐怖が効いてくるんですね。残り時間がないんだということを。この幸せな時間には時間制限がある、今のうちだけなんだと視聴者側はすでにわかってしまっているから、幸せな時間がいとおしく見えてしまうんです。
 そう感じさせるのも、このドラマを構成するために作られた状況設定や役作りがうまくて、しかも職人的プロフェッショナルだから、視聴者はドラマの世界の仕掛けにうまく乗せられてヤラれてしまうんです。

 例えば売れなくなった小説家の自虐的なところ、自分の過去を誉められてくすぐったくも感じる後ろめたさにリアリティを感じます。それゆえにファンの夢を壊したらいけないと思いつつも、今でも自分の過去作品を認めてくれている数少ない貴重なファンへの興味が尽きない点など……ムロツヨシの芝居に、それらの葛藤が素晴らしく出ています。

 また戸田恵梨香演じる女医さんの何不自由なくレールの上を走ってきたのに、忍び寄る病が生きることへの欲をかりたてたせいで、普段とは違う大胆な行動へと走らせるところも、キャラクターの設定がよく練られています。
 自分が好きだった小説の雰囲気をまとう男性への興味が、偶然にも作者本人だったという事実と驚き。それは「自分の直感は正しかった!」という自己肯定感が、彼女に与える幸福感へとつながったのでしょう……これは、まさに忍び寄る病がもたらす生きることへの欲が満たされた瞬間だったんでしょうね。だからこそ彼女は心の底から喜べた。
 それも、かつてない喜びだからこそ、無邪気に、そして引き返せなくなっていく……。

 そうした「ああ、わかるわかる…」「あるよ、あるある…」と頷きたくなる展開に、すでにこのドラマに引き込まれている自分を感じました。


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以上です。


私見でしたが、これを読んで頷いてくれた方もいると思います。

ドラマにはいろんな感想がありますが、しかし同じ波長の人もいますので、自分の感想と一致する人も結構な確率でいるものです。
ゆえに、私と感想が一緒になる方は……たぶん、私と相性がいいのでしょう(笑)。

そんなことを想像しつつ、今秋のドラマも一緒に楽しんでいきましょう。


なお、見逃したドラマは以下の見逃し無料配信サイトで観られます。
今のうちに気になるドラマを観てくださいませ!


◆TVer(ティーバー)
https://tver.jp/


◆GYAO!(ギャオ)
https://gyao.yahoo.co.jp/