簡易型のノイズフィルタを作成したが案外効果あった。
得体のしれないコアに100均の3.5mmのステレオ延長コードを巻いただけ。
私のリグの後ろはコードがスパゲッティ状態でいい加減な配線そしているものだからFT8等のデジタルモードではパソコンからの逆流ノイズ(?)などもありました。
部品の整理をしていて、得体のしれないコアや100均の延長コードが出てきたので適当に巻いてみた。
LCメーターでインダクタンスを測ってみると、150マイクロヘンリーもあってけっこう効果が期待できそう。
なお、リアクタンス(インピーダンス)の計算は下記のサイトで調べるのが簡単
https://keisan.casio.jp/exec/system/1202114881
(例として)150マイクロヘンリーは7MHzでは約6.6キロオームです。
私のリグはIC756PRO3等の古いもの敷かないのでFT8系ではACCからの接続やCI-Vの接続など全部バラバラで個別です。
最新のリグだとUSBケーブルで接続できるのですっきりするんだが仕方がない。
とりあえず作ったフィルタをCI-Vに入れてみると、
効果てきめん!
フィルタの前後ケーブルのところのノイズを調べてみると、耳で聞いた感じでは激減。
以前はHam Radio Deluxe(CI-Vの制御はこれでやっているもんで)を立ち上げるとノイズが増えるのがわかっていた。これがこのノイズフィルタで聞こえなくなりました。
調子に乗って似たようなコアやケーブルを探してみると何個か出てきたので作っておきました。
3.5mmケーブルはオーディオ系でも多用しているのでいろいろ入れてみる予定。
ちょっと小さめのコアだがなんとかケーブルのコネクタも通るので大丈夫。
これはコアの材質の違いか200マイクロヘンリーもある。
もう1組あったので今度は同軸ケーブルに入れるコモンモードチョーク等でゆうめいなW1JR巻きにしてみた。
W1JR巻きは半分だけ反対方向に巻いく定番の巻き方。
W1JR巻きでは巻き数の関係か170マイクロヘンリーでした。
これでも十分実用になりそう。