春の海は命の海
時々 いや いつも カモメって言う 違うよ うみねこだよ
わたしが言う だって にゃご~にゃぁ~って鳴くでしょ 猫の鳴き声に似てる
能登はうみねこだよ
そうなんだ・・・
一羽だけ懐いているうみねこがいます その名はシュイ
どうしてシュイなの
だってシュイって飛ぶでしょ・・・
いつになってもシュイ
うみねこの一生はどれほどかわからないけど・・何年たっても どのうみねこを見ても
一羽だけ ここに居れば シュイちゃんと呼んでいます
春の海・・・生き物は頭がいいよ
どうして・・
それはね 命を宿す準備をするんだ
安全に産めることを自然と知ってるんだと思うよ
今日ねカラスが巣作りに忙しそうにくちばしで 枯れ草を運んでた
それを見て 巣の準備なんや・・・って思った
春は生き物たちの息が強く感じる
海の中にも 息を感じる
海藻の茂みの場所で卵を産みつけて
生命の誕生がこの海から目に映ります
小さな命は 浅瀬からだんだんと沖の方へ移動します
海の透明度がくっきりしているので その様子がわかります
春の海・・・ここはどこですか
はい 能登島の海 場所は海とオルゴールです
午後の時間に玄関の戸がすぅーと開いた、しばらく海を見つめて、立ち上がり、「タクシーで和倉温泉駅まで値段と
距離を教えてください」その問いに、わたしはただ事ではない気配を感じた。
無茶ですよ。ここからタクシーなんて、乗ったことないけど、約4000円程かかりますよ。距離は15キロです。
一日5本程度しか運行していない能登島交通のバスの時刻を海とオルゴールのHPからカテゴリへ進み、MAPの
ページへ進み、一緒にPCを開いて時刻を確認すると、16:05がありました。
まだ一時間程あるから、ゆっくりしてください。そう伝えると、
もじもじしながら、「2年前にここに来ました。この場所が急に思いだして、名古屋から電車に乗って、ここ(海とオルゴール)
に来るために来ました。この場所へ足が向いていたので来たんです」
お帰りになる際に、ようこそ来てくれたね。帰りは気をつけて・・・
また心が行き止まりになったらここにおいで・・・
「あぁ~開いていて良かった。閉まっていたらどうしようと思っていたんです」
どんなに、自分の体調が悪くても、ここに来て、来る人を待つ姿勢がある。
能登島大橋を渡り、ここに来てくれる。
来てくれる人がおーるさけ、店をあけるがや・・・幼い頃からの、わたしの父の口ぐせ。
海とオルゴールの定休日は、今のところ、大寒の期間(1/20~2/3)と不定休です。
ロングランでシーズンは休まず頑張っています。でも用事などがあるときは、お休みしますので、
今日は、ちゃんとお店に居てよかったなぁ~と思いました。
電話が鳴った・・・
いつもなにかと心配してくださる・・・人から
移動になって・・・
送別会も兼ねて海とオルゴールにきてくださいました。
なにかとお世話になり、命拾いをし、助けていただいた人なので、
今日は感謝の言葉を添えて、お車が見えなくなるまで手を振りました。
春は出会いと別れの季節・・・
本当にお世話になったことはいつまでも忘れません。
冬から春へのステップに、身体が欲しがるもの・・・北陸の人は、ナンバーワン→アイスクリームを食べる確率。
能登ミルクジェラートに、海とオルゴールオリジナルのトッピング・・・今日は、ダマスク・ローズのお花の蕾をちょこんと
アクセントに、フレーバーなジェラートの出来上がりです
海を見ながら・・・素敵な時間をおくつろぐくださいませ
春休みに入り、海とオルゴールは、お子様連れのお客様で窓が賑やかになっています。
窓はまるでアートの世界です。
窓にシールを貼ったり・・・
窓にチューしたり・・・
窓にほっぺをくっつけたり・・
窓にパスタをこすりつけたり・・
叩いたり・・いろいろな個性を発揮しています。
昨日の午後のお子様の芸術です。
小さな子供の頃・・・・・そういえば・・・窓にはぁ~って息を吹きかけて
文字を書いたあの頃をふと思いだしています。