ユニオン千葉 ゴールデンウィークは焚き火の明かりで一人酒

ゴールデンウィークはよく歩き、よく飲みました。
5月1日(土）高宕山、ハイキング後専用のキャンプ場？にテント宿。
5月2日(日）高宕山前日と別ルートハイキング後帰宅。
5月3日(月）千葉市青葉公園、都市緑化植物園、丹後堰公園、ミニハイキング。
5月4日(火）高宕山、ハイキング後、テント泊。
5月5日(水）高宕山、前日と別ルートハイキング後帰宅。

高宕山キャンプの場所は谷川に二つの沢が注ぎ込んでいる日あたりのいい場所です。
谷川より3メートルほど高い台地で奥にトーチカが築かれていました。
今から65年ほど前太平洋戦争の末期に築かれたと想定されます。
急峻な山の中で迎え撃つというよりゲリラ戦の為と考えられます。
米軍が東京を目指すなら九十九里浜から平地を進撃するはずです。
長期戦になった時ここからゲリラ戦に出撃する事を日本陸軍は考えていたのでしょうか。
トーチカの前面に50坪ほどの平らな部分があります。
おそらく小屋かテントが張られていたのと思われます。
元清澄山南面や石尊山周辺にはトーチカが多く見られます。
人が入らない山中の苔むした石のトーチカ、歴史の表に出ない貴重な遺産です。
高宕山ではめずらしいトーチですが、場所はキャンプ場としては一等地です。

谷川の日当たりのいい場所にはモミジの木が何本も並んでいます。
テントを張り焚き木を集めたら後はお酒です。
暗闇に焚き木が真っ赤な炎を染めて燃え上がり、お酒が抜群に美味しいですね。
谷川で冷やした酎ハイのカンを1本づつヘッドランプを頼りに取りに行きます。
持参した鉄板で焼肉、いつもの1，5倍の酒に酔いながら一人の夜が過ぎて行きます。
2回のキャンプともPM9時頃テントにもぐり込みました。
谷川や森からいろんな生き物の鳴き声が聞こえて来ます。
すぐ眠りに付き朝4時頃に目がさめると鳥の鳴き声がうるさいくらいです。
森は静かではありません、いろんな生物が元気に生きています。
すぐそばでウグイスが何羽も鳴くのを聞きながら朝食の支度です。
谷川の水で顔を洗い、若葉が日に反射する光を浴びて森林浴です。
ハイキングマニア冥利に尽きるゴールデンウィークに酎ハイで乾杯！！

トーチカと
添い寝の森に
ウグイスの
声聞きながら
一人酒飲む