どういう訳だかアレルギー体質の子供って多い。
はた目から見たら元気100倍みたいな子供も
やれぜんそくだの やれ鼻炎だのアトピーだのと
何かしらのアレルギーを持っている。
我が家の息子どもも同じくであるが・・・・
そういう事情を反映してなのか それとも元々 人は結局
自然体を好むのか 家の素材は子供がアレルギーなので
自然素材のものをふんだんに使いたいというクライアントの
話を聞く事が多い。
無垢の床材。珪藻土の壁。
確かに本物の無垢のフローリングでゴロゴロして どこからか
心地良い風なんかが吹いてきたら それはそれは最高の
ゴロゴロ昼寝となりそうである。
理想を胸一杯 そして頭一杯に膨らませる打ち合わせの席で
そんな理想を見事に現実に引き戻してくれるのが
どこのご家庭でも「予算」というやつだ。
自然素材・・・・これはやはり割高になる。
以前聞いた話では 子供の為!と意気込んでいたクライアント夫婦が
自然素材は高い!という事実を知るや
「子供部屋はあまり人目に触れないから合板で。
リビングのみ無垢の素材にしてください。」
なんていう超矛盾した話を切り出したのだから大笑いというのが
あったそうな・・・・・
確かに真剣に自然の物をなるべく使う!という意気込みの方達も
いらっしゃる。どこに重点を置くかで予算配分も大分変わる。
真剣に自然素材!と望む方達は 床がピカピカ光っていないとか
掃除が大変だから やっぱりビニール材でいいとか
そういう安易な理由で変更したりはしない筈である。
家に妥協は禁物。でも限られた予算もある。
見た目がゴージャに見えそうだからとか 人が入らない
場所だから手抜きをしようという考えでは 本当の
暮らしは出来るのだろうか?
アクセサリー的に造られた箱は バカバカしいお金のかけられた
箱でしかない。
歯の浮くようなお世辞でおだてられ家を造りたいという人達も
勿論いる。家なんて自己満足の塊と言い切る人もいる。
まあ、人それぞれ。最終的にはお金を払い そこに住む
住まい手の自由なのだから。
でも やっぱり何かこだわりを持って挑む時には考えた方が
得をする。自然葬材を!というこだわりを胸に家族の巣を
暮らしの巣を造ろう!と挑むのなら とことん考えて欲しい。
「何の為の自然素材?何の為の家?」という事を。
そして どうしても煮詰った時に 一緒に考えプロとして
適切なアドバイスや提案が出来るのは建築士である。
家を造るって その時だけの一時期の作業ではない。
その後の暮らしの方が永遠と長いのだ。
だからこそ 何の為に造るのか 何の為のこだわりなのか
立ち止まって考えて欲しいと思う。
家造りって やっぱりドラマである。
はた目から見たら元気100倍みたいな子供も
やれぜんそくだの やれ鼻炎だのアトピーだのと
何かしらのアレルギーを持っている。
我が家の息子どもも同じくであるが・・・・
そういう事情を反映してなのか それとも元々 人は結局
自然体を好むのか 家の素材は子供がアレルギーなので
自然素材のものをふんだんに使いたいというクライアントの
話を聞く事が多い。
無垢の床材。珪藻土の壁。
確かに本物の無垢のフローリングでゴロゴロして どこからか
心地良い風なんかが吹いてきたら それはそれは最高の
ゴロゴロ昼寝となりそうである。
理想を胸一杯 そして頭一杯に膨らませる打ち合わせの席で
そんな理想を見事に現実に引き戻してくれるのが
どこのご家庭でも「予算」というやつだ。
自然素材・・・・これはやはり割高になる。
以前聞いた話では 子供の為!と意気込んでいたクライアント夫婦が
自然素材は高い!という事実を知るや
「子供部屋はあまり人目に触れないから合板で。
リビングのみ無垢の素材にしてください。」
なんていう超矛盾した話を切り出したのだから大笑いというのが
あったそうな・・・・・
確かに真剣に自然の物をなるべく使う!という意気込みの方達も
いらっしゃる。どこに重点を置くかで予算配分も大分変わる。
真剣に自然素材!と望む方達は 床がピカピカ光っていないとか
掃除が大変だから やっぱりビニール材でいいとか
そういう安易な理由で変更したりはしない筈である。
家に妥協は禁物。でも限られた予算もある。
見た目がゴージャに見えそうだからとか 人が入らない
場所だから手抜きをしようという考えでは 本当の
暮らしは出来るのだろうか?
アクセサリー的に造られた箱は バカバカしいお金のかけられた
箱でしかない。
歯の浮くようなお世辞でおだてられ家を造りたいという人達も
勿論いる。家なんて自己満足の塊と言い切る人もいる。
まあ、人それぞれ。最終的にはお金を払い そこに住む
住まい手の自由なのだから。
でも やっぱり何かこだわりを持って挑む時には考えた方が
得をする。自然葬材を!というこだわりを胸に家族の巣を
暮らしの巣を造ろう!と挑むのなら とことん考えて欲しい。
「何の為の自然素材?何の為の家?」という事を。
そして どうしても煮詰った時に 一緒に考えプロとして
適切なアドバイスや提案が出来るのは建築士である。
家を造るって その時だけの一時期の作業ではない。
その後の暮らしの方が永遠と長いのだ。
だからこそ 何の為に造るのか 何の為のこだわりなのか
立ち止まって考えて欲しいと思う。
家造りって やっぱりドラマである。