2023.2.12(日)
右舷は6人。
仕掛けをちゃちゃっと作ります。
テンヤではなく、
コレ。
水深30m。
スッテでした。
一般的には、
トラフグだよな、きっと。
けだし名言。
全員、前に移動。
23名 0〜30匹 16〜40cm
鶴見 新明丸
凪。
晴れ予報。
電車釣行の人が多く、
のんびり
客が集まるのを待ちます。
出船は7:30。
なんとなく、
ゆるい空気が漂う船です。
足元に、
ずらずらバケツが並んでいましたが、
予約人数分用意してあるとかではなく、
まったく適当に、並んでいたみたい(笑)
右舷は6人。
私は前から4番目。
常連さん曰く、
『日曜日にしては、客、多くて、普段だったら、右舷・左舷合わせても6~7人。』
とのこと。
十分に広々してて、
いい感じですが、
いつもは更に空いているなんて、
いいかも(笑)
右舷では、私を除いて、全員常連さん。
常連さん同士で、会話を楽しんでいます。
左舷もおそらく、
常連さんだらけ。
仕掛けをちゃちゃっと作ります。
寸法とか、適当。
テンヤではなく、
今日こそ、
なんちゃってスッテで釣りたい。
コレ。
ちなみにテンヤは、
1つしか持っていません。
5年前に濱生丸買ったもの。
長生き君。
受付で予備を買おうとしたら、
『船でも買えるよ』ってことなので、
そうですね、
失くしたら買えばいいかな。
出船し、
あれに見えるは
第二海堡
第二海堡
5分後、エンジンスロー。
旋回し、
ボソッと『どうぞ』と、アナウンス。
水深30m。
思いの外、浅いんですね。
右舷の情況。
最初は、
誰も釣れません。
スミイカ居るのかな…
ミヨシ2番で釣れ、
ミヨシ1番で釣れ、
続けて1番で釣れました。
上手いな。
おや、スッテで釣っているぞ。
(テンヤも付いています。)
ていうか、ミヨシばかりで、
3.4.5.6番には来ません。
4番私は…
3番左の常連さんとオマツリです。
けっこう絡んじゃっています。
私がスッテ付けていて、
常連さんが付けていないので、
時間を掛けるのはプレッシャーだな。
手っ取り早く、
自分の仕掛けをチョンチョン切ったら、
離す糸を間違えて、
テンヤがボチャン、さようなら。
あ〜あ…
何やってんだか…
やさしい方です。
とても大きな声で、
『あー!ごめんなさーい!』
って、言ってくださいました。
『いやいや…自業自得です…』
独り言のような返事をし、寂しく苦笑い。
操舵室をコンコンし、
『テンヤ、1つください。』
『持って無いの?』
『1つしか無かったので…』
『切れちゃったの?』
『自分で切って、間違えて落としちゃいました…』
しょうがない奴だな〜と、
ようやく笑顔になった船長に売ってもらえました。
800円ナリ。
そして、
左の常連さんにもズドンと来て、
無事取り込めました。
いいな〜
よし、もう1つ後ろの席までいらっしゃい、スミイカちゃん。
ところが、
次に竿を曲げ、
唸るような音を立ててリールを巻き始めたのは、
またもや1番。
スッテに乗せています。
スッテ名人です。
無双しています。
周りの常連も唸るばかり。
シャクリ方が独特なんです。
2段シャクリ。
あんなの初めて見ました。
水平より下、4時に構え、
短くピッとシャクって水平3時、
続けざまピッとシャクって2時。
ナニアレ?
スミイカのダウンショット(胴突き)、
ああやるのかな?
2段シャクリは抵抗あるな…
最初の1段だけ真似してみるか…
やけに幅の狭いシャクリになってしまうけど、
こんなんでいいのか…
シャクリの概念が崩壊するぜ…
すると、
ズッドーン。
ウソ…乗りました。
脳ミソから久しぶりのドーパミン。
ヒャッハ〜
無事取り込めました。
スッテでした。
スッテ名人の真似したからでしょう。
スッテで釣れたの初めてだし、
自作のなんちゃってスッテだし、
嬉しいな〜
では本日のミッション、スミイカの解体やってみよ〜
こちらの動画で予習しました。
バレないよう、コソッと、
バレても怒られないよう、
ササッと…できるかな…
バケツの中でコソコソと、
ハサミで締めて、
素手でバラしますが、
墨袋崩壊…
両手を墨まみれにし、
つまり、動画みたいには上手くできませんでしたが、
船長に注意されずに、
やり遂げました。
注意されなかっただけで、
バレてはいるだろうな…
一般的には、
釣れたスミイカは、
空のバケツで野ざらしにし、野垂れ死にさせ、
沖上がり10分前、
スカリでジャブジャブ洗うスタイルです。
新明丸もそうです。
濱生丸もそうでした。
根岸丸も一之瀬丸もそうみたい。
なんかそんなスミイカ、不味そうじゃないですか。
三喜丸だけはバケツで活かせておきます。
濱生丸から三喜丸に乗り替えた理由はそこでしたが、
更に今回、
新明丸に乗り替えた理由の、
間接的なきっかけは、タコでした。
最近、タコを船上で捌くようにしているのですが、
死んだばかりのタコがすでに臭かったことがありました。
胃袋の中の魚が発酵したのでしょうか…
そんなの嫌だ。
スミイカも締めて、すぐに内蔵処理してしまいたい。
たしかに、三喜丸の循環水は魅力的でした。
船を洗う海水が豊富にあるのですから。
でも、気配り抜群の秀ちゃん船長ですから、
バレて注意される気がしてなりません。
濱生丸の望月船長も、
ビビるほどよく見ている船長です。
望月船長の場合、
バレて注意されるだけでは済まされず、
怒鳴り散らされる気がしてなりません。
一方で、
私の心を動かす新明丸へのコメントを見つけまして、
『船長は何も言わず、自由にやらせてくれる。』とか、
『掃除していなくて、船が汚れている。』でした。
私には好都合(笑)
実際…
水深アナウンス無し、
流しかえはしますが、
ポイントは一日中同じ、
タモ取りもしてくれない船長でしたが、
確かに自由ではあった気がします(笑)
うるさいこと言われたくない人向けです(笑)
釣れたのは9:40、
まだ序盤、
気が楽になりましたよ。
ところが、
乗りが渋くなってしまい、
たまに釣れるのは前の3人。
私は1杯のまんま、
後ろの2人は坊主のまんま。
おっと…シャコが半分食われました。
きっとフグですね。
すると…左の常連さんがトラフグ釣りました。
むむ…トラフグ、キープしていますよ。
自分で捌くのかな…
それとも新明丸はフグもやってるから、捌いてもらえるのかな…
う〜ん…聞いてみたいけど、
もしも自分で捌く気なら、
気まずいな…
釣れたら船長に聞けばいいや(笑)
6番でもトラフグ釣れました。
デカいぞ。
そして再び、シャコだけフグに食われた私。
トラフグだよな、きっと。
私にも釣られておくれ…
シャコ食い逃げすんなよ…
専門に狙ったことはありませんが、
となりが外道でトラフグ釣るのは、ちょいちょいあるんだよな。
結局、
10時頃〜14時頃まで、
渋い展開が長く続きまして、
当然私にも全然釣れないし、
チップもしない状況なので、
ダレるし、
シャクリに迷いが生じます。
1杯釣れた時のシャクリを続けますが、
そのシャクリに自信が持てないまんま、
別の人が普通のシャクリで釣れば、つい真似っ子します。
すると、
独走の1番さんが2段シャクリで、スッテに乗せるものですから、
やっぱり釣れた時のシャクリに戻したり…
ブレっブレです。
濱生丸望月船長の、
というブログを読んだ方は多いと思いますが、
まさに
心の乱れはシャクリの乱れ
シャクリの乱れは心の乱れ
けだし名言。
14時をまわる頃、
かれこれ5時間半釣れていません。
何時までやるんだろ…
もう、帰りてぇ。
腹減った…
すぐ目の前を、
新明丸のフグ船が北へと突っ走って行きました。
いいな〜
5番、右どなりの常連さんはこの時間まで坊主でした。
が、ついに乗せました。
が、船べりでポチャリ。
…可哀想過ぎます。
が、何かを掴んだのでしょう、
あれよあれよと言う間に
立て続けに2杯釣りました。
まじか…
坊主の人がいて、
心の中では安心している、
醜い己がいました…
右の常連さんが立て続けに乗せた時、
さすがにバレてしまえとまでは思いませ………
ウソです。
少しは思いました。
心が乱れているというより、
心が汚れています…
15:05 納竿。
いつの間にやら、
右舷で1杯は私だけ…スソでした。
他の方々は2杯か3杯。
スッテ名人がダントツの7杯でした。
船中1~7
結局、左舷を合わせても、
スッテ名人が竿頭で、
私がスソでした。
この日にはもう少し、続きがありまして、
腹減った〜
のど乾いた〜
ようやく近くまで戻ってきたぜ…と思ったら、
鶴見つばさ橋の下で停止しました。
新明丸の別船がエンジントラブルで投錨しています。
あらあら…大変…
曳航していくようです。
全員、前に移動。
ロープが切れて飛んできたら、
危ないからだそうです。
なるほど…怖っ。
でも、エンジントラブルが、
この辺りで良かった。
大貫沖とかだったらどうしたんだろ。
こんな超ノロノロで航路横切れないでしょ…
海上保安庁とかに連絡するのかな。
しばらくすると、
社長の別船が助けに来ました。
壊れた船に横付けし、
合体するようです。
こちらはお役御免とばかりにロープをほどいたので、
これで先に帰れるぞと、
自分のことしか考えていない小さい私ですが、
ぬか喜びでした。
後ろからエスコートするそうです。
後ろからエスコートするそうです。
そうですよね。
先に帰れると思った自分が恥ずかしい…
新明丸フグ船の釣果を見てびっくり。
トラフグ、大当たり。
23名 0〜30匹 16〜40cm
大貫沖。トラフグ大漁!
トラフグだけでトップ27匹!!