ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

バケツで活かすぜ

2021-11-22 22:40:42 | スミイカ
2021.11.14(日)

柴漁港 三喜丸

 
スミイカは江戸前っぽくテンヤで釣りたいな。

ですが、シーズン初期のコロッケサイズは、エギやスッテが好みらしいです。


実際、エギ船根岸丸は好調です。

テンヤ船三喜丸の釣果欄ですら、スッテで釣っている写真が目立ちます。

上がスッテで、下がテンヤ。
三喜丸ではこのように、上にスッテを付けることを勧めます。

スッテだけで釣る人もいます。胴突き仕掛けなのですが、ルアー釣り用語を使って、ダウンショットなどと呼ばれています。ゆっくりスッテが沈んでいく様子です。スッテが4本付いているわけではありません。

テンヤにこだわっていると危険だな。スッテ買いますよ。親子サルカンと予備テンヤもついでに。

 
 
スミイカ船で、三喜丸だけはスミイカをバケツで活かしておきます。海水の中にポチャンと。


他船では、海水無しのバケツの底にスミイカを置きます。スミイカは確実に野死します。せっかく釣れたスミイカなのに如何なものか。以前から不満でした。

野死させる理由は、海水に入れると墨爆弾で大惨事となるからということですが、三喜丸はそれをさせるというのですから興味が湧きます。


三喜丸なら新鮮なスミイカを持ち帰れそうです。墨爆弾は本当に大丈夫なのかという不安は残りますが。


半年前も三喜丸に乗っていますが、あのときは、ボウズに終わり検証できず終い。今度こそ検証するぞ。
前日好調でしたので、盛況です。左舷10人の5番に入りました。


船長が常連に不吉なことを言ってます。

「今日は潮が無いから釣れないよ。ご愁傷さま(笑)。昨日はまだ潮があったからね。釣れたのだって潮のあった時間だけだよ。」

「昨日は人数少なかったから、潮が無い時も無理やり引きずれたけど、今日は沢山いるから引きずれない。オマツリしちゃうから。」

 
マジすか。不吉この上ないな。

エサのシャコ5匹。

一巻き92cmの、GLEORA CASTAを買いました。うしし。
一巻き40cmの、チタノス チヌスペシャルはスペアリールに格下げっす。


左舷10人の内訳は、端の4人ずつが常連で、私を含む真ん中2人がシロウトという布陣です。
    

三喜丸は和気あいあい、常連同士の会話が多いです。船長の人柄がこの和やかな空気を作っているのかな。


まずは中の瀬でスタートフィッシング。常連たちを尻目に、となりのシロウト仲間(失礼)が1杯目を釣りました。むむ。やはりスッテです。



7:40

ガシッ。オオオオオオ、私にも釣れました。私はテンヤでしたが。

でも、どうしたことでしょう。胴の間のシロウト2人がスタートダッシュ。


さてさて、海水にポチャリ検証タイムです。そぉっと入れましたよ。

オオオォォォ。なんともねぇじゃん。墨吐かねぇ。よかよか。いいじゃん。いいじゃん。


釣れた時のシャクリは、短くシュッってかんじをイメージしました。

良し良し。これは今日のパターンはこれかな。そして、そのイメージを引きずり、長いトンネルへ。カスリもしません。同じ手には乗らないのか。

 
たしかに船長の予言どおり、潮が流れず、今日はスミイカのやる気がありません。



アナウンスはこんな感じ。

「昨日は今日の3倍乗ったよ。」

「潮が全く流れないから、船はずっと同じ場所にいるよ。」

「流し替えたら、2~3杯誰かに乗るから直ぐ仕掛け入れな。特に釣れてない人は直ぐに入れな。」


朝は凪いでいましたが、湾内に南西風が入ってきました。強風です。

この風の中なので、錯覚してしまいますが、船は全く同じ場所にとどまっているそうです。オマツリしないよう操船しているんですね。


潮が動かないから、最初に仕掛けを落とした所から全く動いていないのです。これはきびしい。


10:40、北へ移動宣言。
11:00、木更津沖に到着。


潮が流れず、でも、引きずれず。こんな状況下ですが、船長には引き出しがありました。


「流れないからピンポイントでやるからね。」とのアナウンス。

引きずる代わりに、ピンポイントでずらし、スミイカを広く探る作戦のようです。

どういう意図で操船するか、いちいちアナウンスしてくれるので納得できます。勉強になります。


作戦成功。流し替えごとに何人か乗せます。1人また1人とボウズ逃れしていきます。私は最初の1杯きりで、増えません。



不思議なアナウンスが流れました。こんなの初めてです。

「次の流し、3杯釣ってる人はちょっと休んでてね。3杯釣ってない人だけでやるからね。」

おもしろ〜い。
下手くそ救済措置。ピンポイントで狙っても上手い人にしか釣れないからということか。


左舷のほとんど全員が救済措置該当者です。チャンスタイム到来です。

右舷はけっこうクリアしているようで、お休みタイム。

う〜ん。今日は左舷、外れだったかな。


右舷のひま人達が、ミヨシ側からこちら側を見学しています。
左舷の常連組には屈辱のようです。
船長も船長で、常連を名指しで煽っています。
なんとも楽しい船です。

が、
結局、誰も釣れずに、チャンスタイム終了。
救済ならず。
はははは…

へへへへへ…
ホホホホホ…
世の中そんなもんだな、
って、笑っている場合じゃないか。


そういえば私、
朝から同じシャクリしてたな。
どうせ釣れないし、シャクリ変えてみるか。

釣れた時の、短くシュッってかんじから、優しく、ほわ~んってかんじに変えた、その直後、

 
12:40、ガシッ。
テンヤに乗りました。 
なななななぬぅぅ。


1杯目から6時間。
6時間ですよ。
なんだよ、シャクリが違ってたのかよ。

そして、5分後、


12:45、ガシッ、う、うそだろ。
3杯目もテンヤに乗ってきました。


5分で2杯。
なんだよ。やっぱりそういうことじゃん。シャクリが違っていたんじゃん。



船の振動と濡れたスカリの重みのせいでしょうか、スカリの中央部が徐々にずり上がって、スミイカのスペースがやたらと狭いです。落ちそうだな。
スペースを広げてあげようとイジってみましたら、

スミイカが機嫌を損ねて、ブシュブシュしてきて、まっくろけ。うぅぉぉぉ。危険危険。
 

「ダメだよ、スカリイジっちゃ〜」
船長から指導をいただきました。いやはや、ちゃんと見られています。


ちゃんと見ていると言えば、
こんなアナウンスも流れました。


「スッテは色々変えてやんなきゃだめだよ。朝からずっと同じ色でやっている人いるな〜」


ピンクでずっとやってた私のことだな。とほほ。



やる気のないスミイカは底にいるようでして、アナウンスで教えてくれます。


「テンヤにしか反応しないな。ダウンショットの人は、ズルズル引きずるくらい底でやんなきゃ乗らないよ。」


そういえば、となりのシロウト仲間はスッテで2杯乗せているな。



あ〜そうか。そういうことか。気が付いたぜ。



彼のスッテとテンヤの距離は異様に近いです。つまり、スッテが底に近く、底から離れないスミイカにも近いってこと。

 
いや〜船長のアナウンス、参考になるな。
 
 
 
ところで、優しく、ほわ~んのシャクリですが、あれっきり、もう効きません。なぜだ。

 
そして、あきらめのアナウンス。
 
「もう、全然乗らないや。スミイカのやる気がいよいよ無くなったので、これで上がっていきます。」

さっきブシュブシュされて黒くなった海水も、キレイになってます。

少しずつ流れたせいか、船を汚したふうでもないです。


やはり、バケツの底で野死したイカより、どう考えても旨いはずです。


 
スミイカは11月にして、すでにコロッケではなかったな。400gステーキサイズってかんじ。成長早いな。


結局、スッテでは釣れず、
テンヤで3杯でした。


船中0~8杯でした。

舐めてました

2021-11-07 11:24:27 | フグ
2021.10.31(日)

大洗 福重丸
 


久しぶりに湾フグやりたい。
14年ぶり〜
オモリ買って、
白塗って、

オレンジ塗って、
コーティングして、

キンメダイ用ナイロンハリスで作りました。
フロロカーボン買うの、めんどくさかったから。
舐めています。

湾フグなので、
オモリ交換仕様です。
 

仕掛けは作ったものの、
やはり、
湾フグなんて、釣れない気しかしないな〜



そうだ。

湾フグ前に、
大洗フグでリハビリしよう。
リハビリとか、舐めています。

大洗フグは4年ぶり〜

 

大洗フグ仕掛けも作らなきゃ…と、

保管してあったフグ用25号オモリ、
眺めていたら、
閃きました。

湾フグ仕掛けと、

合体。

マーカーで囲んだ部分、
湾フグ仕掛けをねじ込みました。

ナイロンハリス、こんがらがるだろうな…
ま、いいか。
舐めています。


コロナでもって、
県外へのレジャーを自粛していたら…

あ〜あ。

9月まで、
パカパカ釣れていたフグ、
まったく釣れなくなりました。

出船はしているようですが、
釣果欄が更新されません。
証拠隠滅ですね…

やっぱり大洗フグやめるか、
ギリギリまで悩み、
結局、
あの変な仕掛けを使ってみたくて、


福重丸に電話しました。
『明日、フグ出ますか?』

すると、
『明日フグやりますけど、釣れないようでしたら、タコやります。それでも構いませんか?』

…余程釣れていないようです…



秋です。
真っ暗です。
まだ船長は来ていません。
 

暗闇の中、
年配の方々がよろよろしつつ、
引き潮で低くなった船に乗り込み、
席を取り合っています。

危ないよ〜
止めてくれ〜


ボードに番号札を下げるとか、
くじ引きにするとか、
予約順に席を選べるようにするとか、
どうにかして欲しい。


というわけで、
左舷7人、
ド真ん中の席になりました(笑)。
極鋭ゲーム165センサー。
電動丸3000H、PE4号。


出船。

エンジンスロー。
南の近場、水深30mでやるようです。

アオヤギを1つ、ベリベリ剥がし、
スタートフィシング〜
 

船中1匹釣れて、
その後釣れなくて30分経過…
再び南へ大きく移動。
だんだん明るくなってきました。
台風が通過したばかりで、うねりはありますが、風は無くエンジン全開。
通称大竹沖。
このエリアを1日通して攻めました。
広いこのエリア、どこもかしこも37m。

フグ1匹、一安心。
チビタコも釣れました。
7時。
フグ2匹、もう一安心。

ですが、
これにて、
モーニングサービス終了。

肝さえ食われません。

9時。
サバフグ。

水深半分ほどで仕掛け止められました。
やってる事がまるでサバ。


大洗で初めてサバフグを見ました。
サバフグ、北上しているのかな。

サバフグに文句を言っていますが、船長に聞いたら捌いてくれるとのことなのでキープ(笑)。


隣でトラフグが釣れました。
大洗で初めてトラフグを見ました。
トラフグ、北上しているのかな。

チーン。 
11:50沖上がり。


2匹。
過去最低の貧果でした。

フグ、舐めていました。
大洗に来さえすれば、パカパカ釣れると思っていましたので…

 
合体ナイロンハリス仕掛けはダメでした。
手前マツリしまくり。
あれでは釣れません。
フロロカーボン買っとこ。

ホント、舐めてました。



4年ぶりでしたが、
PEライン細い人増えたな。
エビエサ持ち込んでいるが人いたり、
湾フグスタイルに近づいている…
夫婦船。
今日は楽勝で捌き終わりますね…


やはりこの日、
釣果欄の更新はありませんでした(涙)