ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

ブランコあるのみ

2023-03-11 17:49:28 | マルイカ
2023.3.4(土)

小網代 翔太丸


かつて私は、
マルイカ恐怖症に陥っていました。
マルイカ恐い恐い恐い

なんせ、
初挑戦から4回やってみて、トータル1杯でした。
3回は坊主です。


ま、
船中撃沈とかならまだしも


マルイカってやつは
上手い人にだけには
ポツポツ釣れるので


私が乗船した4日間で
竿頭が釣ったマルイカ、
合計すれば、ざっくり100杯ほど


100杯釣る人のすぐそばで1杯
そりゃ、
マルイカ恐怖症にもなりますって


ところが、
あれは2年前(5回目の時)、
それまで直結でしかやっていなかったのを


ブランコ仕掛けにして、
タイム釣りをしたら
突然、11杯も釣れました。



アタリなんぞ見なくても、
マルイカなんちゃ、釣れるわいっっ。


てなもんで、もうマルイカ、恐くない(笑)
メーテルに何と言われようと、
6回目の今回は、
ブランコ一択です。


釣れないより、
釣れた方がいいじゃないか(涙)



4日前に予約を入れたら、残り2席でした。
危ない危ない。


翔太丸は、希望の席を聞いてくれます。
『左の後ろしか空いてないけど、良い?』とのことでした。

しばし、船長の登場を待ちます。


氷山盛りのにゃんこ(一輪車)と共に颯爽と現れ、
ずざざーっと、
にゃんこを停めた、
スピード感有りすぎのその人…

あ…船長だ(笑)

ていうか、これ、デジャヴ…
このシーン、前にも見たぞ(笑)


次に

となりの新谷丸の正面に、すくっと立ち、
一瞬静止。
呼吸を整え、前を見据える様は、まるで跳馬に挑む体操選手。

タッタッタッと軽快に助走をつけ、
新谷丸に駆け上がり、
(新谷丸へは、梯子が渡してあるのです。)

ロープで翔太丸を引き寄せ、
飛び移り、
ドルルン…エンジン始動。

TBSのSASUKEを観ているかんじ。

デモンストレーション?
船長のROUTINE?


てか、
娘さんとお孫さん、見たことありますけど、
船長、何歳ですか…


名前を告げると、
『左の後ろから2番目ね。』とのこと。

片舷7人なので、6番です。


左どなり、7番の方も、
ブランコ仕掛けだぞ。
LTアジ竿を、ビヨンビヨンさせているし、
心強いな〜
にこやかで感じの良い人だな。

私の竿はというと、

前回、
藤沢釣具の竿でしたが、
オモリ60号では負けるし、
今回、深場だし、
アタリ取るつもりもないので、

極鋭ゲーム165センサー使ってみるか…って、
前日に引っ張り出したら、
なんかベタベタする。
うわっ、劣化してんじゃん。

塩害ではありません。
釣行後、道具は必ず仲良くシャワーで、
お湯洗いしています。

DAIWAの野郎…

紙ヤスリでガリガリの刑。
スベスベを取り戻しましたが、
なぜかツートンカラーになり、

ミナミコアリクイみたいだな。
DAIWAの野郎…



準備をしていると、

突然の大きな声。


『オレンジとか、黄色とかあった方が良い。派手なヤツ。あと、薄青系。』

ん?

見上げると、
いつの間にか至近距離に船長。
忍者ですか。

え…あ…と…私に言ってるんですね(笑)


シロートなのを見抜かれています。


ありがたてぇ…
素直にアドバイスに従い、
左のミドリを、黄色に替えました。
左が上。
左から1.2.3.4番と呼びます。
捨て糸2m。



小柄な女将が、
『ゆっくり巻きすぎると、バレますよ〜』
とか、
顔見知りと会話をしつつ、
乗船料を集めに回って来ました。


まずはご挨拶。

『2年ぶりです。前回は、女将のとなりでした。指導が良かったから釣れました。』

と、調子の良い私。


翔太丸は、去年、マルイカ1ヶ月しか出せなくて、
女将はマルイカやれなかったし、
今年もまだとのこと。


『今日はブランコです〜』と言うと、

『ブランコだったら、定期的にグッとシャクる。』

と、ジェスチャーしてくれました。
あざーす。
頑張りまーす。

出船。


今日は、
師匠のMさんが大洗でヤリイカ、
職場のOさんが勝山でマダイやってます。
LINEが楽しい。



行きしなの横須賀PAで、師匠からのLINEに気付きました。

おぉぉぉ〜、もう乗ってる(笑)
大洗の朝は早いな。
投入機が置けるか心配されていましたが、上手いこと収まりましたね(笑)



出船した頃、
今度はOさんから、LINEが届きました。
おぉぉぉ〜

1投目から釣れたそうです。
早っ。

春らしく霞がかっていますが、
内房の山々が遠望できます。
あそこいらでマダイ釣っているな〜
と、思い馳せます。
のどかな朝です。
ここいらで10分、
イカの群れを探し…

『はい。いいよ。90m。』
えいやっ。

六角オモリ60号ボチャン。
タコ釣り用です。


60号
ドラゴンシンカー、
スカリーオモリ、
タックルベリーで処分しちゃったんだよね…
同じ鉛でもこんなに差があるってことは…
タングステンにしたらどうなるんだ…


周りよりも15~20秒遅れて着底。 
ま、いっか…


90m。
竿も柔らかめ。
マイクロ乗っても分かんのかな?

ユッサユッサユッサユッサ、
ビヨ〜ン…ビヨ〜ン。
ちょっとステイしてから〜の、
ビヨ〜ン…ビヨ〜ン。


おや…
乗ったかも…
巻くべきか…
どうしよ…
やっぱり違う気もするけど…
念のため…
巻いてみるか…
7:30、2番ピンク。

1投目で釣れました…奇跡だ。
こんなに簡単でいいのか。
爆釣の予感。


マルイカ、
反応を探して、
次の投入まで休憩時間長めです。
座っていられる時間が長く、
おじさんに優しい。

どれ…
大洗と勝山の沖で浮かんでいるあの2人に、
マルイカの写真を送りつけてやるか…


師匠からすぐに返信。

ツ抜けしたそうです。
10倍返しされました(笑)


8:00、4番薄青系にゲソ1本。
ペロリ。
旨い。

少しずつ南下しました。 
そして、
少しずつ真沖へ北上しました。
水深は常に90mほど。


10隻ほどが城ヶ島の西をウロウロ。
間隔を空けての操業なので、
イマイチどこの船か分かりませんが、
あ、葉山のたいぞう丸だ。
カメギ根、釣れていないのかな…
9:30、3番黄色。


このすぐあと
投入機に入れず、
ぶら下がった状態で落としたのがまずかった。
後ろとオマツリしました。


前の人達をマネたんだけどな…
駄目でした。
ごめんなさい。


『どこマツッてる?』
大きな声とともに、船長の顔がひょっこり見えました。
口数少なめな船長ですが、
ここぞというとき、
頼り甲斐があります。

『ここでーす。糸出しまーす。』

『もうちょい、こっち寄って!』
前よりに移動しろとの指示。

あ、そうだ!
ペラがあるんだった…
忘れてた…危ない危ない。

船底をこするゴリゴリがしばらく続き、ヒヤヒヤ。
無事でした。
でも、フロロカーボン6号が真っ赤っ赤。 
ペンキ塗りたてか(笑)  


もう少し上、
PE08号の場所ならアウトでしたね。
船底にフジツボさんがいてもアウトでしょう。
後ろとマツるの嫌だな…



前の5人は直結仕掛け。
ガシガシガシガシ叩いてピタリ。
教科書どおりのゼロテン釣法。
水深90mですが、直結のスッテは踊るのか…
ま、踊るから釣れるのか…


1番前と3番目の方が特に上手いようで、
頻繁に巻いています。


こちらが着底する前から巻いていることもしばしば…

ていうか、
ぶっ込みしか乗らん…流しもしばしば。
タングステン買うしかないか…

10:20 真っ赤っ赤仕掛けを取り替えました。気分転換。

2回バレました。
どちらもズシッと乗りましたが、
5m巻いてすぐバレたのと、
50m巻いてウヒヒでのバレです。


よっしゃ。3杯目。
11:40、2番青。
5cmトントンする優しい誘いに乗ってくれました。


14:00納竿。

船長に釣果を聞かれ、
3杯と答えると、


『あ〜あれから釣れなかったか〜』
悔しそうに、顔をしかめてくれました。
え…数えていたんですか…すごい…

これから解体します。


となりは左が3杯、右が5杯で、
船中0~18杯でした。



師匠のヤリイカは、

20杯とのこと。


『たまには違う船もいいものですね。』

というので、
光来丸の良さを再認識できるから?
と返しましたが、

『あの人は釣るよ!みたいな変なプレッシャーがなくて気楽です。』とのこと。

なるほど…
下手くそには
そういう発想はありませんでした…
私も言ってみたい(笑)



Oさんのマダイは1枚でしたが、
船宿のホームページには、
両手にメダイのOさん。
いい顔してます。


おつかれさまでした。

いっそのこと、タイム釣り

2021-07-03 23:16:35 | マルイカ
2021. 6. 27(日)

小網代港 翔太丸
 


マルイカ釣りは、自分でも笑ってしまうくらい下手くそです。気持ちいいほど、まったく釣れません。

 
一俊丸にて、0杯(船中0~37)
一俊丸にて、1杯(船中0~38)
一俊丸にて、0杯(船中0~20)
翔太丸にて、0杯(船中0~30)

4回やって、1杯しか釣れていないのです。とほほです。
  
 
毎回違う竿で挑戦しています。つまり竿のせいしている証拠です。最低です。


今回も竿のせいにして、藤沢釣具を訪ねました。

藤沢釣具は竿を自作させる店です。自作といっても簡単でしたポイントは竿の削り出しが不要ってところで、


リールシート周りを組み立て、ガイドを巻き付け、ウレタン塗って、はい、完成。プラモデルってかんじ。

折れるのが前提の穂先ですから、穂先は4本、作りました。



社長曰く、

「達人のブランクを再現しました。市販の竿とは全然違います。今までの、2倍釣れます。」

 
うへへ。力強いお言葉です。今度こそはって、気にさせてくれます。
 


 

予習編

【YouTube】
釣り情報 沖釣りカレッジ
中村イカ生のマルイカゼロテン講座
 
イカにスッテを触らせず、叩いて叩いて叩きまくっているぞ。そこまでじらすか。
 

なるほど。今まで、ろくに叩かなかったもんな。釣れなかった理由って、これか?
 


中村イカ生氏は、捨て糸1mで、下から3番目に派手系のスッテを配置。2番目、4番目はクリア系。この3つを基本として、それ以外はテキトーとのこと。

シンプルです。良し、これを応用しよう。


スッテは4本にします。目感度重視したいから。少なくしたからといって効果あるのか不明ですが。


捨て糸は2mにします。スッテの数が少ないぶん、やる気のないであろう下のマルイカを切り捨て、やる気のあるであろう上のマルイカを拾っていきたいので。本当にやる気のあるイカが上にいるのか不明ですが。


中村イカ生氏の捨て糸は1mです。彼が基本とする派手なスッテは底から3mにあります。これを捨て糸2mの私の仕掛けに当てはめ、

 
すみません。今度は上から数えますが、上から

1番、なんでもいいや。
2番、クリア系
3番、派手系(←底3mです)
4番、クリア系

と、しました。シンプルです。悩まなくていいや。 

 


○私はリーダーにフロロカーボンを使わず、PEを使っています。PE4号です。

フロロですと、結び目がツンツンし、ガイドに引っかかり、竿が折れそうになります。
PEですと、結び目がソフトでガイドに引っかかりません。

PEのリーダー、良いんだけどな〜
一般的ではないんだよな〜
不思議だな〜
なんでかな〜 

 
PEのリーダーには欠点もあります。
それは、誤解されること。

極太のPE使いやがって、オマツリするだろ、シロウトが。
と、思われます(たぶん)。

 
今回も聞かれました。
だいたい、こういう会話になります。

「リーダー、付けないんですか?」

「これはリーダーです。ラインは0.8号を巻いていますから。」てなかんじ。
 



○今回のハリスは、太めの6号にしました。

買ってきた、内径3mmのビーズに、
ハリス4号を8の字で結び、ギュ〜っとしたら、すっぽ抜けたので。

ハリス5号が家になくて、6号ならあったから。
ちょっと太いけど、ま、いいか。


 
たいぞう丸、五エム丸の釣果欄に、

「潮速く、直ブラ有利の場所あり。用意すべし」と書いてありましたので、急きょ、直結仕掛けに細工を施しました。

イカフックの上、2cmと20cmにコブを作っただけですが、スッテのカンナから外した輪っかを上のコブに引っ掛けるだけで、

あ〜ら、不思議、直ブラやブランコに変身する仕掛けです。 
 

突然、台風5号が発生しました。

前線が刺激され、大雨になる予報でしたが、

雨は1ミリも降りませんでした。
天気予報のせいで、出船中止の船もあったそうです。
 
 
 
 
朝、船長がにこやかに声掛けてくれました。

「○○○さん?」(←私の名前)
「左舷、後ろでいい?」

予約の際、左舷3番を指定しましたが、左舷は3人しかいないとのこと。天気予報が最悪すぎたので。

 
Oさんが右舷にいましたので、前回(2年前)はお世話になりましたと、挨拶したところ、覚えていてくれました。
 

となりに女将さんが飛び入り参戦し、これで左舷は4人です。広々。

女将さん直々の指導がいただける(たぶん)、ラッキーな席です。

さっそく、女将さんにご挨拶し、

「4回やって、1杯しか釣っていません。今日は1杯釣るぞ〜」

と、自己紹介しました。


女将さん、コイツはヤバイと思ったのでしょう、急に指導モードの表情に変わり、

「仕掛けはどんなのですか?」

「スッテ4本です。切り替え可能ですが、とりあえず下2本が直ブラで、上2本が直結です。」

「それで良いです。着乗りが1番釣れます。ていうか私は着乗りでしか釣れません(謙遜)。着底する前からイカは追いかけていて、さわっていると思ってください。糸ふけ巻き取って、キュッ、です。」

着叩きはしないんですか?」
(中村イカ生氏は、いきなり着叩き派)

「着叩きはイカの活性が高い時じゃないと、おすすめしません。」 

ふむふむ。

稀にみるベタ凪です。
天気予報の野郎。 


ま、考えようによっては、釣り客が少ないので、イカのストレスも軽減する?


よぉぉし、今日こそは釣れる気がするぞ。



7:03 

1投目。左舷、前の3人、
「お、魚の反応か〜?」
「なんかさわってる〜」
とか、言い合って、ワイワイと楽しそう。私にはさわっているのかどうか、良くわかりません。


7:25

ん、さわってる気がするぞ。ん、重みがあるぞ。これはイカかな。ついにイカかな。イカかな。イカだよな。

ガツン。

上←→下
 
4番ピンク(1番下)に、ゲソが付いていました。ハモノにヤられたっぽい。う〜。


7:40

3番ミドリ。またヤられた。まっぷたつに食いちぎられてる。どいひー。


3番・4番は直ブラです。アタリも分かったことだし、2番ケイムラも直ブラにしました。

ふっふっふっ。今日はマルイカの触りが分かるぞ。

ふっふっふっ。やっぱり、竿かな。やっぱり、竿だね。


8:30頃、

うっ。やっちまった。1本目、死亡。



9:05

ようやく乗ったか。付いているぞ、付いているぞ、でも、またヤられるのか、どうなんだ。

ガツン。
 
2番ケイムラにゲソが付いていましたが、あのガツンでヤられたな。毎回毎回、ガツンとやりやがって、まだ、0じゃないか。
 
 
9:45

2番、3番に墨べットリ。今回は下手くそなだけです。う〜。


10:20

乗せたけど、ガツン。4番ピンクにゲソ。
 


10:30

なんか、3番ミドリにポチョッて付いてる。触腕の先っちょだな。今回は下手くそなだけ。



ぐぉぉぉぉぉ。だめだ。だめだ。だめだ。やっぱり、オレには向いてない。
 

あっ、、、、そうだ。さわっているのに、掛けられないってことは、いっそ、あれかっ。

あれ、あれよ。タイム釣り、してみるか。


この頃になると、腹が満たされたのかハモノ攻撃も弱まり、船内、イカが取り込まれるようになってきまして、


 
10:40

ユッサ、ユッサ、ユッサ、1.2.3.4.5
せいやっ。重いよ、いよいよか、いよいよか、イカか、イカちゃんか〜

4番、ピンク。

感無量です。6年ぶりに釣れたマルイカです。パシャパシャパシャパシャ、写真を撮りまくる私。


「今日、終わりでもいい〜」と、喜ぶ私に、

「これからですよ、ツ抜け目標ですよ。」檄を飛ばす女将さん。
 

 
『火曜釣行』
nekochariさんのおかげで、頭の切替できました。彼自身はしていませんが、

(2015.2)
タイム釣りの達人に会ったハナシ

(2015.7)
タイム釣り推奨派、山天丸船長の釣り方

の記事が、目からウロコでした。

前日に復習して良かった。


 
10:50

竿先が細いので、オモリを50号から30号に替えました。
水深40m~60mでしたが、30号でもオマツリしませんでした。



11:00

マルイカ、ダブルで釣れました。
2番ケイムラと4番ピンク。タイム釣り、最高。



11:10

やたらに重く、なんだろなと巻き上げましたら、いい型のタコがオモリを抱いて上がってきました。離せばいいものを。

いつの間にかそばにいた船長が、素早く、シュパッとタモ取りしてくれました。さすがです。タコ用ネットまで頂きました。
 
タイム釣りの、ユッサユッサしたサソイが良かったのでしょうか?



「よっぽど、離したくなかったんでしょ。」

「そのオモリ、いいな、貸して。」

周りから祝福というか、イジられて、あぁ楽し。

 

11:20

2番ケイムラで釣れて、これで4杯目。

どういうわけか、1番上の、直結の5cmミドリだけには乗りませんし、ゲソも墨も付きません。

リーダーPE4号のコブに引っ掛けました。無理やりブランコになりました。コレで釣れたら笑えます。 

12:00 5杯目

12:08 6杯目

12:22 タイム釣りではなく、アタリで掛けて、7杯目

13:08

スッテがダメなのかと思い、へなちょこPEブランコを、ミドリ→赤白に替えました。

8杯目に、へなちょこPEブランコに乗せました。赤白が良かったのか?

13:40

巻きすぎて、やっちゃいました。もういいや。穂先替えるの面倒だし、ガイド2つくらい、どうってことないっしょ。ハサミでちょん切り、速攻回復しました。


その後、ペースを上げ、

13:48 3番ミドリ、9杯目
13:04 3番ミドリ、10杯目
13:14 3番ミドリ、11杯目
13:24 3番ミドリ、触腕の先っちょ

下から3mの勝負スッテに立て続けに乗りました。



終了。あー、楽しかった。
マルイカ、やめないで良かった。


船中8~46でした。

竿が良くても

2021-03-26 12:09:01 | マルイカ
2019.5.19(日)

小網代 翔太丸



4年前の話ですが、

2015年は、
マルイカ3回挑戦して、合計1杯でした。
心、ズタズタにされました。


もう、いいや。
マルイカさんとはご縁が無かったんですと、

竿も、スッテも、処分しましたが、


実はあれから、
ちょっとありまして、
ウロコアル魚は釣らない宣言をしてしまい、


やはり抵抗はありますが、
ウロコナイ釣り師を名乗るには、
避けては通れないのでは…

ということで、

心機一転、
マルイカ再挑戦してみます。


4年前は、自作するしかなかった、ゼロテン竿ですが、


今では、各メーカーから出ているんですね〜
いいね、いいね〜

ちょっとお高いですが、
『サクラ金剛激まるいか深170』を買いました。


リールは安いの買って、0.8号200m巻きました。


仕掛けに関してはですね…
考え抜いたあげく釣れなかったというトラウマが残っていますので、

敢えて、手抜きにします。

考えて、張り切って、
またダメだったとき、
悲しいから…


スッテ、5つだけ買いました。
補欠スッテ無しって事です。
市販のリーダーを買いました。
仕掛け作る気無し。
スッテ付けるだけ。

リーダーは、
直結↔直ブラ↔ブランコに変身できるものでした。
おぉ、なるほど…
Daiwa、頭いい〜

 

翔太丸、調べてみると、アットホームでイイかんじ。

予約時に好きな席を取れるとのこと。
助言が欲しいので、船長左脇、胴の間でお願いしました。
バケツ、イカ角投入器、すでにスタンバイされています。

翔太丸常連、Oさんに、何から何までお世話になりました。

レクチャー、分かりやすかったです。もしかして、講師の方ですか?ってくらい。

『スッテとリーダーの直結は基本。』

『投入器をバインバイン揺すって、スッテを下に落とす。』

『まず大事なことは、イカにスッテを触らせないこと。』

『空アワセも入れること。』

『3回やってダメなら、巻き落としすること。』

『私はステ糸、2mにしている。プロ級の人で4mにしている人もいる。』

『今年、3回竿ポチャ事件があった。尻手ロープはあった方がいい。』

『翔太丸を舐めちゃイケない。平日で満船もある。』

 
ですが、

やはり、むずかしい。
何なんだ、マルイカよ。

どんなに竿が良くても、上手なOさんに教えていただいても、

まったく、サワリすら取れない。

たしかに船長も、出船前、

「釣れてないよ〜」
「ムズカしいかもよ〜」
と、おっしゃっていましたが、

マルイカちゃんよぉ
あんた、どうすりゃ釣れるんだい。


Oさんの追加情報

『残り時間わずかになると、【営業マルイカ】といって、今日1番のところに船長が釣れて行ってくれる。』

そんな業界用語あるんですね。

マルイカさん、本当に私以外の方々には営業かけていましたね。トホホ。


結果は定番の、0杯。

翔太丸 0~30。竿頭 中村勇生
大和丸 6~25。

大和丸、1日中、近くにいました。
ってことは、私の0がイカにダントツかということです。

翔太丸さん、ゴメンナサイ。
私が『0』を付けてしまいました。

竿頭、中村勇生さん。
最近(2021年)、
YouTube観て、ビックリしました。
フィールドテスターだったんですね。


船を迎える、船長一家、ほのぼのしてました。

お孫さん、カワイイですね。
奥さま、娘さんもカワイイ。
船宿あるあるです。

Oさん、マルイカ、ムギイカ、すべての釣果、私にくれました。

っていうか、オレ、貰うんかい!

Oさん、ごちそうさまでした。
1日、ありがとうございました。

Kさんの置き土産

2021-03-25 11:58:49 | マルイカ
①2015.6.21(日)

茅ヶ崎 一俊丸


初挑戦は、パカパカ釣っている人の傍らで、まったく釣れませんでした。

シロギス竿のせいにしておきます。
だって、人間だもの。

釣れはしませんでしたが、少しはマルイカのサワリが取れたので、


フグ釣れなくて、お蔵入りしていた湾フグ竿をひっぱり出しました。

湾フグ竿なら、シロギス竿よりも竿先に出るはず、うっしっし。

我ながら、浅はかです。


スタートフィシング〜

西に東に、近場を探索
エボシ岩→平塚沖→エボシ岩→江ノ島沖


今日は、1杯、釣れました。


 
サワリなんて分からず、
たまたま釣れたというかんじ。

そのまま、1日、サッパリちんぷんかんぷん。

なぜ?

湾フグ竿でも、わから〜ん。


船中 0~38杯

なんで38杯も釣れるんだ。




②2015.7.5(日)

茅ヶ崎 一俊丸


湾フグ竿のせいにしておきます。
だって、人間だもの。


ダイワ BJイカダメタルチューン、買いました。

は?
なにそれ?
イカダ釣り用の竿?
って、思いますよね?

私も思いました。

村越正海さんが、釣り情報で、マルイカ用に使っていたんです。

竿先の直角な曲り方が、KZ名人自作のゼロテン竿に、そっくりじゃありませんか。

しかも、メタルトップなので、きっと折れません。


うしし、今度こそ、サワリ、取れるっしょ。

もう、うっしっしが止まりません。

我ながら、浅はかです。
 


実は

この村越さんの記事も、
半田丸の伴さんに見せました。 

村越さんとは親しい間柄と、ことわりを入れた上で、

『彼も商売だから、竿、売れる記事書かなきゃならない』とのこと。

はい。全く意に介さないという意味ですね。


でも、結局、買っちゃいました。

だって、村越正海さんが勧めるんですから、きっと釣れるに違いありません。

つくづく我ながら、浅はかです。
 


この日、海が悪かったです。

前半、エボシ岩〜江ノ島沖、ウロウロします。

イカの反応少なく、カメギ根まで、ドッタンバッタンと遠征しました。


場所が変わるので、期待しましたが、

結局、再びの 0杯に終わりました。


釣果欄、メモ取り忘れましたが、たぶん、

0~20杯とか、そんなかんじ。


マルイカ担当は後藤行介船長ですが、今回は都合つかず、堂満貴之船長が担当しました。
 
終了後、堂満船長が、
釣果確認のため席を回って来たときのこと、 

船長、びっくりするほど大きな声で、

「ンアァァァ、ン~~0杯、ゴメンナサイ~~!」


今でも、感謝しています。あたたかい言葉で、人柄がにじみ出ていました。

私に気を揉んでくれていたんだな。

0杯で、むしろ、ゴメンナサイ~~です。

ホスピタリティ、完ぺきな船宿です。

後日、根魚狙いで、一俊丸を訪れたとき、席はくじ引き制になっていました。

好きです、平等。

 
タバコは、デッキで吸うとか、分煙されていました。

嬉しいです、タバコ吸わないので。


ですが茅ヶ崎港は、私にとって問題があります。

駐車場が砂地のため、バイク駐輪できません(ズブズブズブ)。

一俊丸の道具運搬用車スペースの奥に好意で停めさせていただくのですが、

いかんせん、私のバイク、デカい。邪魔過ぎて、心が痛みます。
 
船着き場までの道が舗装されていれば、直接、乗り入れられるのですが。

 
その年の夏も終わる頃、

釣りの大先輩Kさん(仕事でお世話になりました)が、癌でお亡くなりになったと聞きました。

お亡くなりになったのは、

2015.6.21(日)、早朝だったそうです。


一俊丸でようやく1杯釣れた、
マルイカ2回目の、
あの日の早朝、旅立たれたそうです。

確信しています。

Kさん、バレてますよ、
ありがとうございました。

「1杯も釣れないのか、しょうがねぇな、ホレッ」

と、私のスッテに1杯、引っ掛けてくれたんですね。
 
  
その時の置き土産が、冒頭の写真です。

KZ名人にあこがれて

2021-03-24 15:57:16 | マルイカ
2015.6.14(日)

茅ヶ崎 一俊丸



マルイカはむずかしく、
沼にハマるとヤバい。
そういう認識はありました。

ですので、
 
2003年、
マルイカ1杯釣れて、
旨いなぁ〜と、感動しても、
マルイカには手を出さずにいました。

が、時は流れ、2015年、


KZ名人、ゼロテン釣法の特集記事を目にしました。

KZ名人の自作竿、凄いな
90度、直角に曲がってるよ
こんな竿で、アタリが取れるなら釣れるかも…

浅はかです。
 
 
 
You Tubeで、
KZ名人を見つけました。
 

マルイカを釣り上げ、
次の瞬間、再投入している。

足元に転がるマルイカは無視、

バシバシバシと叩き、もう次を巻いている。

はっ、はっ、速っっっ…
 


ま、まぁ、とりあえず…

KZ名人は憧れってことで、
一旦忘れることにします。

 

マルイカリサーチしていたら、

茅ヶ崎、一俊丸の釣果欄、
マルイカ情報がすごいぞ。

竿頭に取材し、
その日の当たりエギ、サソイのパターンなどを公開していました。


ん?


一俊丸の女将って、
C.S.Cナオミさん?


知りませんでした〜


「Nothing but Fishing C.S.C NAOMIE ツリまくりのイキまくり」

買って、何度も読みました。

旦那って、一俊船長だったんですね…



ナオミさん作成の釣果欄、
チェックしまくり、

ノート、作りました。
スッテは色えんぴつで色を付けて…


コレだけ研究しまくれば、
さすがに釣れるんじゃね?

今年、当たり年なんだし、
ウッシッシ。

浅はかです。



さて、

専用竿は、各メーカーから出ていましたが、

KZ名人のような「極端な」ゼロテン竿は市販されていませんでしたので、


自作するしかありませんが、
竿の削り出しなんて、
私には無理だな。

 


そこで、
ダメ元で、

半田丸店主の伴輝久氏のところへ、相談しに行きました。
 
かなり、勇気がいりましたよ。
当たって砕けろってやつです。

本当に砕け散りました…
はははは…



伴さんにKZ名人のゼロテン竿の記事を見せました。

が、

折れるのが前提の竿なんて、と、呟いて、
伴さんは、こころなしか、
不服そうでした。


お店のノートには、
顧客の竿の購入履歴が記録されていて、

私には、
シロギス竿の履歴がありました。


店にマルイカ竿があったにも関わらず、こう言われました。


『シロギス竿で十分。』

『マルイカ竿と調子は似ています。』 

『1回やってみて、それでもやっぱりどうしても欲しくなったらまた来てください。』

商売っ気、ないです…



それはそうとして、

伴さんの漁師時代のマルイカ釣りの話が聞けました。

網代の漁船、半田丸での話しです。
(釣り具店半田丸の由来はここです。)

『小さいマルイカが乗っても稼ぎにならないので、そのままブンブン振り落とし、ずっしり乗るまで仕掛けを上げなかった。』

『時間の無駄だから』
というようなハナシでした。
次元が違いまくりです。



さて、
直結仕掛けを作りました。

素人らしく、
ブランコ&直ブラから作るべきでしたが、
あまりにも直結を研究し過ぎ、
脳ミソが直結仕掛けになっていました。



この日、終日、エボシ岩周辺を攻めました。
竿はモチロン、半田丸シロギス竿です。


TGオモリは、高額すぎて買う勇気なく、

スカリーですらない、
ただの六角オモリでした。

その分、スピニングリールを使いました。
 
これで落下スピードを補えるかなと…

浅知恵でした。
まったく、ハナシになりません。

私の六角オモリが着底する前から、
TGオモリの人がすでに着ノリさせ、
巻いてます。

まじ?
浅いのに、こんなに違う?

TGオモリ、ヤバいな…
 

私にも、
朝のうちだけですが、
何度かマルイカのサワリが取れました。

が、結果 0杯でした。


はぁ…

しっかし、こんなにも釣れないもんかね…マルイカよ。

 
釣果欄 0~37




先ほど(2021年)、
なにげに、

【マルイカ KZ名人】で検索してみました。(KZのところは本名で)


奇跡です。
そんなことある?

6年前、私がKZ名人にあこがれて、
マルイカ初挑戦した、その、2015.6.14、


同日の、たいぞう丸の釣果欄がヒットしました。
ていうか、
この日の釣果欄だけがヒットしました。

ナ、ナンなんだ?



【2015.6.14 たいぞう丸釣果欄】

マルイカ 10~23cm 1~128匹

『小型多くウネリもあり難しかった。今日は超難易度高めでした。1日葉山沖を狙いました。トップはKZ名人ダントツ128杯、2番手70杯、続いて40杯台の方4人、今日もヒトケタの方数人出ちゃいました。>.<…すみません。』
 (KZのところは本名で)


船長が超難易度高い日って言う日に128杯釣るんですね…

いくらなんでも、達人すぎる。
人間ですか、まじで。