ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

やりすぎの、てんこ盛り

2022-11-20 07:10:25 | タコ
2022.11.13(日)

大洗 光来丸



今日はタコで初めて、
右舷に入りました。
ミヨシ2番です。


船を右へ右へ流すので、
ぶん投げても、
あざ笑われているかの如く押し戻されて、
着底30秒後には、もう、真下。
なんだったんだ、あの遠投、
意味ないじゃん。


うわうわうわと、
更に流され、
下に潜り込み、抱え込み、

やりずれぇぇぇ。


石川ひとみよろしく、
オモリを動かさず、
『まちぶせ』する作戦でしたが、
左舷側と速攻でオマツリするので、
左舷のようには糸を出せず、


ズルズル引きずるより仕方ありませんが、

ズルズルが速く、
タコが追いつけず、
タコに抱いてもらえる気がしません。


上手い人はどうしているのだ?
ほどほどに、まちぶせて、
ほどほどに、ズルズルして、
ほどほどで、入れ直すのか…

まず、
今回、

気合いが空回りして、
やりすぎた仕掛けを、
白日の下に晒します。


どうぞ、笑ってください。
ブログ用の仕掛け紹介画像です。
さすがにこの状態では、
投入していません。



やりすぎ①

赤玉4つテンヤ。

テンヤのお尻を浮かせましたが、
速攻でオマツリし、
速攻で外しました。
ごめんなさい。
潮受けして重いし、
ビジュアル恥ずかしいし、
二度と使いません。



やりすぎ②

ピンクのやつ。

これも
プカプカ浮かせましたが、
となりが普通の仕掛けで釣れるのに、全く釣れる気がしなくて、
早々に外しました。

これも、
二度と使いません。



やりすぎ③

白いハマグリ。
『タコ釣りボール』。

水で溶けるフィルムに入ったエキスを、
海底でばら撒く商品です。


もう一度言いますが、
となりが普通の仕掛けで釣れるのに、
エキスがベタベタするし、
イヤになって、
外しました。


『こんなエキスに、頼ってられるか、ボケ…』

ボケは私ですが、
放っておいてください。
心がすさんでいます。

もう、絶対に使いません。



やりすぎ④

捨て糸。

釣果写真でよくお見かけする常連さん、
15cmほどの捨て糸を付けて、
胴突き仕掛け。
どんなものだか、
真似してみました。

やはり、
となりが普通の仕掛けで釣れるのに、
意味がなさそうで、
早々に外しました。



やりすぎ⑤


丸オモリ。

以前、
長いオモリが、
エギの針にハマり、
邪魔することに気付き、
前回の釣行から使っています。

根がかりにも強そうですし、
最高じゃね、
なんて思っていましたが、

今回、右舷で気付きました。
オマツリばかりするんだけど、
丸オモリの野郎、
海底をコロコロ転がってね?

よし。
タックルベリーで売って来よ。



やりすぎ⑥

魔改造、浮きスッテ。
先日、
針が抜けて失敗しましたが、
閃き、
穴開けて、

これでどうよ。

でも、
90度のピンコ立ち。
これで釣れました。

次回、
45度に調整し、
エンドレス魔改造してやる。



やりすぎ⑦


前回、
ヤリイカ竿が良いかんじでしたので、
調子にのって、
ガチガチの、
スルメイカSH(スーパーハード)
を試しました。

貧果の
最大の戦犯はこの竿でした。

300号でも曲がらない竿です。
タコのアタリなんて、
さっぱり分からず、
巻きバレのくり返し。
巻きバレ野郎に逆戻り(涙)



やりすぎ⑧

ジギングリール。
期待したほど、
力がありませんでした。
無駄な出費でした。



以上、全8話。




『過ぎたるは猶及ばざるが如し。』
(やりすぎはやらないのと同じ。)
突き刺さります。


実釣編。


私の左隣、
ミヨシ1番は、
73才の大ベテラン。

『いつもは那珂湊で乗るよ。』
『仙昇丸によく乗るよ。』
『大栄丸は上手だよ。』
『東京湾でもタコを釣っているよ。』 
とのこと。


バリバリですね。
ブログでは、
『タコ兄貴』にします。


タコ兄貴が4~5杯釣り、
空もすっかり明るくなった頃、
ようやく1杯目。
ちっちぇ。
しかも、脳天スレ掛かり。
(脳天ではなく、腹。)


これは、

たしか、3杯目。
まあまあのサイズ。


そして、

4杯目。
終了。


船長がナイスな写真を撮ってくれましたが、
内心、
気もそぞろ。


蛸神様の真似して、

内蔵処理。
これ、良いな。


タコ兄貴は、11杯でした。

タコ兄貴は、
コツコツしない、
タコに抱かせる『間』を作っているような…気がしました。


そういえば、
オマツリをほどく間、
30秒、
海底に放っておいた、
タコが乗っていました。

巻きバレしましたが…

『間』じゃん。
『間』だったのか?
うしし。
妄想列車は止まりません。



船中2~21。

21杯竿頭は先週蛸神様に昇進した、
ヤバ神でした。

船長が、

『今まで会った人の中で1番上手い』と言うので、
ヤバ神と命名。



下船後、
気付いたのですが、


タコ兄貴のクーラーには、
『蛸頭』ステッカーが貼ってあり、
『2枚あるよ』とのこと。
73歳になっても、
そういうのは嬉しいですよね、きっと。
 

『いつもは那珂湊』って、最初におっしゃっていましたが、
すっかり、
光来丸に釣り上げられているじゃないですか…


私もすっかり釣り上げられていますが(笑)




こねくりまわせ

2022-11-12 08:41:41 | タコ
2022.11.5(土)

大洗 光来丸



光来丸では、
ワンシーズンで、
3回蛸頭(竿頭)になると、
蛸神様に認定されます。


先日、
蛸神様は蛸神様でも、
初代蛸神に、こてんぱんにされました。


ま、自業自得。
タコ釣りを、ナメていたのです。



タコのシグナル、
取ろうともせず、
ただ空アワセをくり返し、
竿を振り回していました。

基本をないがしろにするにもほどがあるってもんです。


深く反省し、

今日は、
極端な話、
釣れなくても構わない覚悟で、


タコのシグナル察知を最優先する所存でございます。



道具もガラリ。

万能竿→ヤリイカ竿。
穂先の感度に期待。


電動リール→手巻きリール。
PE2号なので、
リーダーのつもりで、
20号ラインのタコ集寄を付けました。



エギはお休みし、
ソフトルアー。



ピンクの『タコの恋人』は、
蛸神様のまねっこ。
これでパッカパカ釣っていらしたので。


ところで、
ソフトルアーって、
臭うんですね…


甲殻類エキスで、
タコが寄って来て、
抱いたら離さないとかなんとか、
 
知らないことばかり(笑)




オモリは丸オモリ。
以前、
長オモリが針と干渉し、
よろしくありませんでしたので、


丸オモリなら、干渉しないでしょう。




ってなわけで、
スタートフィッシング〜



うねり高いです。

硬いヤリイカ竿150cmで、
底をキープします。


ヤリイカ竿、
いいかも。
想像以上に、底の感触がつかめています。



ん?

根がかりとは少し違う、
この、やわらかい抵抗は、
も、も、もしや… 


ドキドキするじゃん。
抱かせなきゃ。
こねくりまわさなきゃ。


ひっぱらず、
すぐにテンションを抜き、


シャカシャカ、、シャカ…
シャカ、、シャカシャカ…


ぎこちないシェイクをカマシ、
こねくりまわしーの、


エイヤッ。

グニャーンと重い。


うぉぉぉ
嬉しい。
感無量。
私にもタコの乗りが分かったじゃん。



手巻きリール、楽しい。
ゆっくり、ゆっくり巻きます。


巻きバレしないよう、
ドキドキヒヤヒヤリーリング。


手巻きのこのかんじ、
新鮮で、いい。



船が浮き上がった時、
うねりが高い分、
抵抗がかなり強く、


手が、ときどき、自然に止まります。


しばらく巻かずに、
じっとしていたり、
とかしつつ、


ゆっくり、ゆっくり巻いて、
ようやく、1杯目、釣れました。


遅っっ。
電動リールに比べ、手返し悪っ。

でも、楽しい。



電動リールなら、
うねりで抵抗強くても、
強引にウィーンウィーン。


タコ釣りなので、
アワセのために、
ドラグガチガチ。


足1本で掛かっているようなら、
タコが身切れするでしょう。


手巻きリールで実感しました。
今日のうねりは、
ゆっくり巻けば済むというほどの、抵抗じゃありません。
時折、
巻いちゃダメなレベルの抵抗でした。


試しに使った手巻きリールで
大きな収獲です。



そういえば、
初代蛸神様は電動リールでした。


ひょっとして、
ドラグユルユルにして、
巻きバレ対応としていたのかも…


なんか、

アワセを入れた時、
ズルッて、ラインが滑ったような光景を、何度か見たんだよな。


あの日は私の想像力不足で、
巻きバレ対応とかまで、
思い至りませんでした。
質問してぇ…

 


ソフトルアー野郎に転身してみた件ですが、


結果は可もなく不可もなく…かな。


『タコの恋人』は、
蛸神様が使っているだけのことはあり、
タコの食いつき良く、

朝のうち、
バババババと5杯、釣れました。

左舷では、トップだった気がします。


問題は、
タコの恋人とセットで販売している、
『タコ串』の方で、


針が、海底に寝ころぶので、あっという間に、

ほらね、細いんだよな。


2本用意したので、
後半、2本めを投入しましたが、

速攻で、これです。


蛸神様は『タコ串』を使っていたのか、
若しくは、違う針だったのか、
若しくは、ただ単に、私が下手なのか。 



メルカリで買った、
タコテンヤも試しました。

巻き方が下手くそで、
サバが外れていましたが、

何でも乗るのね、
何でも抱くのね。

『タコの恋人』とテンヤを合体させました。


どれ、
水中姿勢をチェックしますか。

パラシュートルアーは、
45度に立つかと思いましたが、
90度、ピンコ立ち。


封印していたエギですが、
最後にちょこっと投入したら、

速攻で乗りました。
スッポリ、覆いかぶさって。
うわっ、凄まじいな、
指とかかじられたら、ヤバいね。


ていうか、
動くものは、何でもエサだと思っていやがるんだな。


目が悪いのか、
頭が悪いのか…


そうそう、

マルイカ釣りで、
オモリでタコが釣れたことあります。
離せば良いのに(笑)


ウルトラマンと、
仮面ライダーと、
キン肉マンで釣ってみるか(笑)

釣果は9回乗せて、9杯。 
巻きバレ0。

前回は18回乗せて、8杯。
巻きバレ10。


ふっふっふっふっ。
収獲デカいです。
これでいいのだ。



最後に、
同船者に触れておきます。


左舷ミヨシ。
4人グループで、
2人は貸竿で、
ときどき船酔いで、放心されていました…

が、

まあまあ、釣るんです。 


時々、
放心状態から復活し、
ドボンと、真下に投入したと思ったら、
速攻で乗せたりするんです。

ぬぬぬぬぬ。



そして、
仕掛けには、
何やら白い物体が着いていました。


あとで調べたら、

タコ釣りボール。
気になるじゃんか…
臭いで寄せるんか…



胴の間で釣ってみて、

やっぱり、
両端は有利だな、
良く、釣っているもんな、
とか、ひがみながらの釣りでした。
人間が小さい(笑)



終盤、
 
中乗りさんが、
今日の釣果をチェックしにきました。
 

冒頭で、
『釣果よりも内容重視』とか、
ほざきましたが、


やっぱり、
竿頭だったら嬉しいじゃん(笑)

この時点ではまだ、
希望を持っていました。
 

左舷オオドモの女性が、
中乗りさんに、
7杯と申告しているのが聞こえました。
よしよし。
勝ってる、勝ってる。


沖上がり。


祝福のアナウンスが流れました。

『竿頭は23杯。今シーズン、初の蛸神誕生です。3回乗ってすべて竿頭。パーフェクトでした。』

しかも、私の真裏。
胴の間。
胴の間の不利をグチった私が恥ずかしい。


 

そういえば、
初代蛸神様から、 
ブログへのコメントで、

『とてつもなく上手な人がいる。』
とのタレコミがあったよな…



もしやと思い、
船長に聞いてみました。


正解でした。


『あの人は今まで見てきた中で、1番上手い。』
とのこと…


ヤバ…
ヤバ神じゃん…