ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

自分で釣ったことにするの?(笑)

2024-02-21 15:52:55 | スミイカ
2024.2.18(日)

柴漁港 三喜丸


先週
スミイカ竿と銘打たれた、

こちらの、ぐにゃ竿で
スミイカ、1杯釣れて
坊主にならなかったことに気を良くした私、



調子にのって、
今週も和竿、投入します。



今回は
マルブシさん作の横浜和竿で
テンヤ太刀魚&ライトアジ
と、銘打たれた、
胴の硬い竿


実はマルブシさんに、
大洗のタコに使える竿が欲しいと相談し、
購入しておいた竿です


狙いは
タチウオ、アジ、タコの
いずれでもなく、スミイカですが、

(ヤフオク画像)
60号ぶら下げ、この硬さなので
良さげ


気になるのは竿の長さ
テンヤスミイカ竿の標準が、
240cmのところ、


この竿
184cmと、
だいぶ短いです


う〜ん…
ま、


竿の振り幅大きくしたり
工夫次第で
何とかなるでしょう〜




出船1時間前
安定のビリ到着


『どこに入ればいいですか?』
ひで船長にお声がけすると、


『この穴使って』
と、ピンポイント座席指定


そして、
『そこじゃなくて、となりの穴』と、
なかなかにシビア(笑)


左舷6人の、
前から3番目の席です。


私の右となり
左舷、前から2番目の席は、
常連中の常連、
いつも賑やかなYさん(笑)
私が三喜丸に来ると必ずいます(笑)


彼はスミイカフリークですから
本来、参考にすべき人ですが、
残念ながら
この上なく
参考にしようのない人です。


三喜丸における治外法権(笑)
席の上に立って
スピニングリールで、あり得ない距離をぶん投げ、
糸ふけ大きい分
あり得ない振り幅
大きくシャクり上げます。
真似のしようがありません(笑)


記憶では
彼はいつも左舷
きっと
大好きなひで船長と会話を楽しみたいからですね(笑)




ひで船長は、


たくさんアナウンスするし、
気になることは直接ズバズバ指摘してくるし、
とても勉強になりますが


基本ぶっきらぼう(笑)
でも、
常連客にイジられたりするし、
実は笑顔の優しい
ツンデレ系


出船前


『今日は深いところと、浅いところ、どちらを先にやるんですか?』
って質問すると、


『………分かんない。沖に出てみて潮の色とか流れとか風とか、みてから決めるから………』と、
安定のぶっきらぼう(笑)



私の左となりの方が
『船長、今日、釣れる?』
って質問したら、


冷たくボソリと、
『釣れないよ。釣れないの分かってて行くんだから…』って


言い方よ、言い方(笑)



とはいえ
アドバイスは的確


以前、
テンヤに縛ったシャコを船べりに放置しておいた私に


『水の中に入れときな。シャコが死んじゃうから。シャコは目が大事。水に入れておけば目が立ったまんまになるから。スミイカはちゃんと見ているからね』って
教えてくれました。



今日も
周囲を見ると、

皆さん、ちゃんと、そうしています。
ひでちゃんイズムが浸透している証拠。

私も抜かりなく
テンヤに縛った後、
ポチャン


今日は
スピニングリールを試してみようと、
いや、
落札したPENNのオールドリールを使いたくてしょうがなくて、

(ヤフオク画像)
セットしましたが、


ひで船長に
目ざとく発見され、
『そのリールじゃ、巻けなくね?』
ってツッコまれ(汗)


ま、
自分でも
小さいスピニングリールなので
パワーなさげなのは承知の上でしたので、


『試しに使ってみようかと…』と、
恐る恐る
小さい声で言うと、


『試す前に言っておくけど、それじゃ、巻けないよ』と、
ひで船長、きっぱり(笑)


そこまで言われたら
はい。
素直にリール交換

先週は
予備リール
使わなかった
PENNモノフィルNo.27
に替えました。


最初は千葉サイド
竹岡沖
モンゴウイカ狙い
スタートフィッシング



ちなみに
本日、小潮最終日
明日は長潮

9:11潮止まり


開始早々
反対の右舷で、ポンポンポンと
釣れましたが、左舷は0


その後、沈黙丸
誰も釣れない時間が流れ


右となりの賑やかYさんと
ひで船長の嘆きの会話が
BGM
いかにも三喜丸左舷っぽい(笑)


船長
『まいったな』

Yさん
『徳永英明っすよ〜あっはっはっ』

船長
『……………』


徳永英明?
釣れないから
壊れかけのRadioならぬ
壊れかけの心とでも言いたいのか?
想像したら、


Yさん
『何も触らない〜♪何も触らない〜♪』って歌い出し、
『あ〜っはっはっは
安定の大笑い。


なるほどね
そっちかい
曲の歌い出しの
『何も聞こえない〜』をもじったのね
面白いじゃん
でも
私を疲れさせないで…


Yさん
『年に何回かは、こんな日もあるって、しょうがないよ』


船長
『それを分かってくれれば良いんだけど、それを分かってくれるお客さん…いても、2人くらいかな』


Yさん
『どこ行ってもダメだよ、今日は』


船長
『今日はやらかしちゃいそうだな。このままだと、ほとんど坊主だよ。いつ移動するか、タイミングなんだよな


Yさん
『いいよ、動かなくて。動いても無駄だって』


船長
『ダメだよ。ここにいても絶対、釣れないから』



オールドリールの
金属スプール、危険です


糸ふけ出し過ぎて
PEラインが

ココにぐるりと挟まり
PEプツリと切れました。
幸い
PEつかんで放さず
PE30mボツにすれば
仕掛けは無事に回収できそう
手でグルグル回収していると


Yさんに
『ダメダメ。PEぐしゃぐしゃにして使えなくなるよ』って
注意され


Yさん優しいな
でも、
そうじゃなくて
ボツにする糸なんだけどな


って私が解説する前に
船長が


『良いんだよ、それで。リールの中で切れちゃったんだから』と、
強めにYさんを制したので
びっくり



船長、そこまで見てんの!?
ていうか
私より早く、簡潔に
そして的確にYさんに解説するなんて(笑)




10:35

『深いとこ行くよ。60、70やるよ。走るよ』と、
優しい声でアナウンス



10:48
釣り再開


Yさん、スミイカ釣りました。
Yさん、立て続けに、スミイカ釣りました。
いいな〜
すごいな〜
でも、後が続かず



左舷は未だに、その2杯のみ
きびし〜


12:15
突然の衝撃
よろける私
掛けられず
チップと言うより、重かったのに掛けそこねた感じ


その時
瞬間的に思ったのは
深くて分かりづらいし
万が一
まだスミイカ乗っていないかしらってことで、


首をかしげつつ
少し空巻き
やっぱりいない


Yさん
私にするどい声で助言
『ゆっくり下ろして』


ハッと我に返り
直ぐに落とします
やっちまった
空巻きなんかせず、
直ぐに落とすべきでした


経験が足りない(涙)


10回シャクってもダメ
あきらめて
回収しだしたら…


Yさんが乗せました。
あぁ…みすみす取られちゃいました。
実力の差、痛感。



でも不思議と
楽になりました。
スミイカが私のスッテを選んで抱いてくれた証拠

常連客まみれの左舷で
乗せたのは2人だけ
Yさんと私だけ


竿を引ったくられる、
スミイカのあの衝撃
たまらんです


沖上がり間近
13:45


私の竿が
ビヨンビヨン
軽く引っ張られ…


もしやマルイカ!?


少しだけ重い!!


心躍らせ巻き始めます

でも
スミイカ掛けたと勘違いされたら恥ずかしく
ていうか
スミイカ掛けたと思って巻いていると勘違いされたら、もっと恥ずかしく


あえて
竿を水平にせず
やや下に向け
そそくさ、でも、慎重に
しれっと巻きます


やはり少し重くて
魚のように引かないし
最初にビヨンビヨンしていたし
となりとオマツリしてないようだし
マルイカ確定じゃん
うひひ


あ、いや、まてよ
このまま黙ったまんま
マルイカ釣ったら


なんだか、
仕掛け回収したら
マルイカ付いているの分からないまんま
勝手についていただけの素人と思われるのでは?


それはいかんぞ


残り10m
まだ付いている重みを確信し


周りにさり気なくアピール
『マルイカついているかも〜』
我ながら
めんどくさい奴(笑)

釣れた
今日は外道

でも、いいの
愛しのマルイカちゃん

シャコサイズ


船中0~3
竿頭Yさん
左舷で釣れたの、Yさんだけ


Yさん
下にそっとスミイカ置いて
サングラスの越しにそっと目配せ
わーい
スミイカ
ありがとうございます


写真を撮る私
Yさんに
『自分で釣ったことにするの?(笑)』ってツッコまれ


いやいやいやいや
そんなことしません
笑顔で手を振り
完全否定(笑)
 

2年前の
釣り情報、なおちゃんねる
ひで船長の技を
再現してみます
今さらですが(笑)


甲羅の縁を
キッチンバサミでチョキチョキ

お〜
簡単簡単


内蔵、まる見え

スミ袋、
つまんでひっぱっり
プルンと取れました。


動画は
『なおちん スミイカ』
で検索してみてください


船もバケツも台所も汚れません
いいね
このさばき方




ぐにゃ竿テンヤスミイカチャレンジ

2024-02-17 10:34:14 | スミイカ
2024.2.11(日)

柴漁港 三喜丸



三喜丸、2年ぶりです。

受付で、
『先に席、取ってきて〜』と優しく
うながされ、


あ、
やべ、
三喜丸は、
受付の前に席を確保するんだった。


ひで船長が、
『秀昭〜、イカだって〜、席、取ってあげて〜』と、


ご指名を受けて、
私をエスコートするはめになり、
談笑中の常連さん達から
ひで船長を奪ってしまう形


この一連の流れ、
デジャヴです。
以前も同じことやらかしています。


記憶が全く管理されていないウロコナイです。


ダッシュでバイクに戻り、
竿を握り、
ひで船長のもとに舞い戻り、


『右の真ん中、空いているから、入って〜』との指示。


ラッキー。
北風だから、右舷は日当たり良好。
竿袋のまんま、竿をぶっ刺し、
席、確保。
ふぅ。



リール報告。
前回、
フグ釣りで使用したオールドリール、
家に帰ったら、

ココが外れて、ハンドルがもげていました。
バイクの振動で、ゆるんで外れるなんて(涙)

また、

クラッチレバー倒しても、
ON⇄OFFの反応が鈍く、
微妙でしたので、
ボツにしました。
タックルベリーで二束三文(涙)


恒例の
オールドリール紹介。

PENN ベイマスターNo.180
ギア比 1:2.3
自重 340g
糸巻量 10号200m(私はPE2号)
税込5,980円


PENN モノフィルNo.27
スペック、ほぼ同じ
使ってる部品も、ほぼ同じ
送料込3,800円


今日は、
ベイマスター使用、
モノフィルは予備。



次は竿紹介。

フグ釣りで使い心地良かった横浜和竿、


実は、
フグ竿ではなくて、
スミイカ竿だったので、
是非とも本来の対象魚、
スミイカを釣らなくちゃってところなのです

一般に
テンヤスミイカは、
テンヤスミイカ専用竿でないとダメだとか、
他の竿では代用できないとか、
言われますが、


このぐにゃん竿、
スミイカ竿(テンヤ&スッテ)と銘打ってあり、
どちらにも使えるということなんですよね。


そう言われたら、
引き下がるわけにはいかず、
1度はためしてみるかと、


関白宣言ならぬ坊主宣言


私は坊主にならない
たぶんならないと思う
ならないんじゃないかな
ま、ちょっと、覚悟はしておけ

ってな心境



出船前、
私がひとり、
準備をしていると、
ひで船長、
操舵室からひょっこり出て来て、
深場宣言。


『今日は深いよ。80mやるよ』


乗船前、実は、
ひで船長が同じことを常連客に話しているのが聞こえて、
事前に知っていましたが、


私はつい、
どういうわけか、
『80m!?』
と、初めて聞いた風のリアクションをかましてしまったのです


ひで船長、
『90でも、100でもやるよ』と、
ボソッと言い残し、
去っていきました。
オレがスミイカのいる所に連れて行くんだから、文句言ってんじゃねぇ
ってことでしょうか
そりゃ怒るわな。

いや、
怒っていなくて、
あの口調で通常運転なのかも(笑)


次からは、素直に、かわいく、『はい』だけにしよ(笑)



8:00

神奈川県サイド
場所は秘密
スタートフィッシング


ポイントまでの南下中、
北風は追い風でしたので、気付きませんでしたが、
船が反転したら
予報どおり、強めの北風。
ウサギ、跳ねています。
うぉぉ…
でも、ま、シケというほどのレベルではありませんし、
午後、凪いでくる予報ですし、
何とかなりそう。


70m台~80m台ラインを流しました。
幸い、100mまではいかなかったです(笑)



雲の野郎が太陽を隠すので、
せっかくの右舷ですが、
陽射し届きません(涙)



最初の2時間、
大潮、下げの激流。
オマツリ地獄。
船上、殺伐。



アナウンス頻繁


『底着いたのが分からない人は、1回上げて、入れ直して』


『底着いたのが分からない人は、投げちゃダメだよ、投げないで』


『ゆっくり下ろせば、コツンって、底に着いたの分かるから、ゆ〜っくり下ろしてみて』


『底着いてから、糸、出さないでよ。どんどん、出て行っちゃうからね』

てな具合。
ひで船長、イライラ。



私は第1投目で
右となりと激しくオマツリ。
ぐしゃぐしゃ。

スッテ付けていましたが、
速攻で外し、
テンヤオンリー


マルイカが外道で釣れているとのことでしたので、
スッテは残しておきたかったですが、
オマツリで
周りに迷惑かけたくありません。


とはいえ、
私の両隣、
スッテをはずす気、
さらさら無いようで
しっかりスッテでマルイカ釣っていました(笑)


そのくせ
右となりの兄ちゃん、
朝イチのオマツリが気に入らなかったご様子で、


ちょいちょい
けん制してきます(笑)


『糸、何号巻いているの?』
と聞くので、

『2号です』とお返事。


すると、


私にではなく、
彼の右となりのツレに、
何度も何度も
自分は1.5号だと猛アピール(笑)


『1.5号は2号と全然違うな〜』
とか大声で言ってます。
ガキだな(笑)


1.5号も2号も
変わんねぇよ
ていうか、
兄ちゃんのスッテ、
外したら?


もやもや。


1番前と1番後ろでオマツリしているこの情況、
どうにもなりません。



本日の俯瞰図、
こんなかんじ

悪意を込めて、
彼はPE1.5号と命名し、
彼のツレは、
PE1.5号のツレと命名。



左となりは
マルイカ3杯も釣ったので、
マルイカ名人と命名。


左舷で乗ったアナウンスがあり、
左舷から
常連Yさんの雄叫び&高笑いが聞こえます。
200m先まで聞こえていそう(笑)
三喜丸って感じ(笑)


9:00頃
ぐにゃ〜ん
少し重いぞ
むむ、これ、スミイカ、乗ってる?


スミイカなのに、ガツン皆無


そうか、
いわゆる
スミイカでガツンって衝撃は、
専用竿ならではなんだな


このぐにゃん竿では、
ワカメかビニール引っ掛けたって感触


半信半疑、
ギクシャク
重さを確かめたりしたら、
あれ
軽くなったかも


うしろの操舵室の引き戸が、
シャッと開いて、
ひで船長登場し、
『何度もアワセちゃだめだよ(怒)』
とな


すごい。
死角に入って、船長から見えていないと思っていましたが、
しっかり見られてた(笑)


ていうか、
船長に言われてようやく納得。
スミイカだったみたい(笑)
まいったな


そして、
10:05
再び、ぐにゃ〜ん
スミイカ確信。
等速巻きしていても
うねるので、
テンション抜けたりし、
どきどき


あろうことか、
となりのPE1.5号さん、
玉網スタンバイ


なんだか、悪く言い過ぎて
ごめんなさい
無事、ネットイン。
ありがとうございます。
ぐにゃん竿で釣れました。


右舷6人で
最初の1杯。
ぐにゃん竿、
悪く言い過ぎたかしら(笑)


8:00~10:00
激流で最悪でしたが、
10:00~12:00
潮がゆるんできて、
オマツリ減りました。



ひで船長劇場

『だいぶ釣りやすくなったな。イカも触るようになってきたよ。でも、12時過ぎたら、潮、止まるからね。今のうちに釣らないと、もう、今日は釣れないよ。昨日釣れたのも、この場所でこの時間だけだよ。今、釣らないとダメだからね。』

と、アナウンス


私は全く釣れなくなって、
代わりに
にっくきPE1.5号、
バシバシ乗せ始め、
とほほ(涙)
船の上では釣る人が正義。
あんたがえらい。
スミマセンでした。



12:20
『最後にモンゴウやるからね』宣言
千葉サイドに渡り、


12:35
水深29mで、リスタート。
浅っ(笑)


浅場にて、
動画を撮りました。
根掛かりではなく、
シャクリ動画です。
はい、一時停止

どうですか、この、
ぐにゃん具合(笑)
もういっちょ

一時停止


一般に
竿は水平より下げず、
9:00→11:00
シャクれと言われます。
それでは10cmも海底から浮き上がらず、
ひょっとしたら2cm程度(涙)


しょうがないので、
7:00まで下げてからシャクリました。


また、
一般に竿の中ほどに片手を添えてシャクリるのがセオリーですが、
それも叶わず、
竹刀を握るように、
両手で根もとを握ってシャクりました。


ひで船長、
竿については一言も言って来なかったんだよな。
弘法筆を選ばず…なのでしょうか?


朝イチ、
スッテを外したとき、
先糸結ぶの面倒くさくて、
PE直結でテンヤ結んだのですが、
ひで船長に、目ざとく見つけられて、


真面目にやんなよ。先糸付けな。それじゃ、ぐしゃぐしゃになるよ。』


真面目にやれって言われました(笑)
そのひで船長が何も言わないのですから、
竿のせいではないのかな



モンゴウイカ、
上げ潮が効いているのに、
イマイチとのこと
モンゴウイカは船中4杯で終了


14:00
沖上がり


結果発表

左舷の詳細は不明ですが、
船中5杯が3名、坊主1名だったので
左舷は5杯2名、坊主なし


PE1.5号は5杯で竿頭
お見事
パチパチパチ


マルイカ3杯のマルイカ名人は
残念ながら、
船中1人の坊主となってしまいました。



翌日

スミイカ、
焼きラーメンの具で登場
(マルタイ棒ラーメンとんこつ味)
プチプチコリコリ
甘くて旨い