2022.1.29(土)
こんなかんじ。
潮をかぶるので、前方に避難し、寝転んだところで、パチリ。しかし、寒いな。予報どおり晴れてくれよ。
こちらは、ど根性ガエル。
オチテクルナヨ、オスプレイ
4匹追加しました。
おやおや、あれに見えるは、先日お世話になったえさ政。第二海堡のキワを攻めていますね。対して新明丸は根がかりのないところを優しく流す操船です。
もうすぐ、鶴見川。
最後に並べましたよ。争うの嫌いです。
コンビニ行って戻って、パチリ。
キレイに捌いてもらいました。
鶴見、青龍
鶴見 新明丸
今度こそは、ガマガエルサイズ、ノラネコサイズのデカいヒガンフグを釣りたいな。
スミイカ・アオリイカ用に、オシアコンクエスト200HGを買ったのですが、せっかくなのでPE0.8号を巻いて湾フグにも使ってみます。
前回のヒガンフグ釣りでは根がかりしまくりましたので、捨てカットウタイプで作りました。トカゲのしっぽ切り作戦です。
オモリを追加で購入し、今回は蛍光グリーンに塗りました。
こんなかんじ。
エサ針は4本付けました。
新明丸の客は、ギラギラしていないというか、なんだかのどかだな。6:30に到着しましたが、まだまばらです。
なんと、右の1番前が空いてました。でも、1番前はなんとなく遠慮し、左の2番に席を取りました。
ガラガラを引いてくるお客さんがチラホラいます。駅から徒歩圏内ですので、電車釣行だと思われます。
女性客の割合が高い気がします。女性料金が半額だからでしょうか。
レンタルロッドのお客さんもチラホラいますが、スピニングリールがついていますね。ま、問題ないか。
左どなりのレンタルロッド君は、運動ぐつにジャージ(合羽無し)です。高校生か大学生かな。ここでは『ジャージ君』と命名させていただきます。
おじさんなので、世話を焼きたい衝動に駆られまして、
「エビは水で溶かすといいですよ。」
なんて声を掛けましたが、
「エサは準備して来ました。冷蔵ですから大丈夫です。」とな。
あ、そ、そうなんだ。
ジャージ君は手練なのかな。
左舷は10人でした。定刻7:30を少し過ぎてのんびり出船し、大貫沖を目指します。寒いです。
潮をかぶるので、前方に避難し、寝転んだところで、パチリ。しかし、寒いな。予報どおり晴れてくれよ。
9時近く、ようやく釣り開始。澄み潮で、蛍光グリーンに塗ったオモリがかなり深いところから輝いて見えてます。
私の周辺では、まず、右どなり(左舷1番)が釣りました。20cm位のコモンフグです。
タイラバ用のヒラヒラを付けていたので、ここでは『ヒラヒラ氏』と命名させていただきます。
ヒラヒラ氏にリリースしたものかどうか聞かれたのですが、う〜ん、私に聞かれましても。
ま、自分でもキープしたいところですので、キープ仲間をキープする意味を込めて、
「とりあえずキープしましょう。大きいの釣れてからリリースするか考えましょう。」と、適当な返事をしておきました。実はコモンフグの実物を見るのは今日が初めてでして、アベレージサイズを全く理解していないのです。
続いて、左のジャージ君もチビコモンを釣りました。が、しばし見つめ悩んだ末、ポイッとリリースしたではありませんか。やはり、手練なのかな。
続いて私にも、オチビコモンちゃんが釣れました。その後もポツリ、ポツリと釣れますが、ヒガンフグなんて釣れません。
オールオチビコモンズです。ガマガエルサイズには程遠く、トノサマガエルサイズってところでしょうか。
こちらは、ど根性ガエル。
おNEWのリールは、なかなか良かったです。
軽〜く投げれば、遠くに飛ぶし、
軽〜く巻けるし、速いし、快適。
若い船長は少しずつポイントをずらし、何度も何度も丁寧に流しかえる操船です。
「はい。すいません。上げてください。」の声がとても優しげです。
10:45、北へ移動開始し、
11:10、第二海堡の100m沖にて釣り再開です。
オチテクルナヨ、オスプレイ
こちらの海水は普通に濁っています。大貫沖からさほど離れていませんが、澄み潮が入り込んでいる大貫沖とでは海の色が全く違います。
ですが、アララ、こちらも同じサイズのコモンフグばかり。
4匹追加しました。
あちらもこちらも、コモンコモン、カモンカモンじゃん。
おやおや、あれに見えるは、先日お世話になったえさ政。第二海堡のキワを攻めていますね。対して新明丸は根がかりのないところを優しく流す操船です。
えさ政は根がかり上等の攻めの釣りをするんだな。先日の根がかり地獄に納得です。
今日は片舷5人しか乗っていないぞ。いいな。
ジャージ君から相談を受けました。
「フグ、キープした方がいいですかね。」
「キープしましょう。お土産、なくなっちゃいますよ。」
今度はヒラヒラ氏から質問を受けました。
「その竿、自作の竿ですか?」
「そうです。マルイカ用なんですよ。自作と言っても藤沢釣具のなので、竿先は削る必要ないんですよ。」
実はヒラヒラ氏もマルイカ竿で、ダイワの安いやつです、とのこと。
今日は吉久とどちらにするか迷った末、新明丸に初乗船したそうで、ちなみに去年は吉久でトラフグ5匹釣ったとのこと。
ショウサイフグ、居ないな。コモンフグに追われ、東京湾から追い出されたのか。ま、釣れれば、コモンフグでもどちらでも構わないのですが、ちょっと小さすぎるな。
湾フグ釣りに、戸惑う私です。どうしたら釣れるのだろう。『ツン』とか、『コツン』てのは、何回かありました。あれ、フグのアタリっすよね。でも、アタリで掛けられない。
いつ来るかわからない、あの『ツン』や『コツン』の1度目に集中し続けるなんてできない。
そして『ツン』や『コツン』の2度目は無いんだよな。
2度目が無いのは、エサがすでに無いからではなく、エサがまだあるのに無い。ま、単純に活性が低いってことか。
結局、アタリを取ることを諦め、5秒に1回、ピヨーンピヨーンと誘い、たまに、まぐれでチビフグが引っかかるという、なんとも味気ない釣りであるな。
1匹だけはアタリで掛けました。
とはいえ、実は、
5秒に1回の空合わせを黙々と続けていましたら、4.5秒のタイミングでたまたま『ツン』とアタリまして、
その0.5秒後に自動的に空合わせしたら、不運なフグが引っ掛かっただけですが。
フグをアタリで引っ掛けるなんて、私にはとても無理だなと確信した瞬間でした。
ところで、コモンフグの皮は厚いですね。カットウが深く刺さらない。
針の先っちょに引っ掛かっているだけで、ブッスリとはいかない。
ですので、抜き上げた後にすぐポロリと外れます。
ショウサイフグはブッスリ刺さってぷっくり膨れて、なかなか抜けないので、手返しよくするためにプライヤーで抜いていたもんな。柔肌のショウサイフグ、ゴワゴワ肌のコモンフグ。
13:00第二海堡を後にして、13:30再び大貫沖に南下しましたが、追加ならず、7匹で終了しました。
右のヒラヒラ氏は5匹、左のジャージ君は6~7匹。リリースしてたので、正確には覚えていませんとのこと。
ジャージ君は湾フグ2回目で、
「7月、野毛屋でデカいのたくさん釣れたんです。」
と、寂しくほほえんでくれました。彼もまた不完全燃焼のようです。
今日は根がかりなしで、仕掛けのロストは0でした。
船中、2~17匹。
もうすぐ、鶴見川。
新明丸さんに、ご提案があります。
フグを捌く順番についてです。
下船後に早くフグを並べた順なんて、如何なものでしょうか?
海上ではなく、陸の上で捌くなら、よそでは、その日の受付順です。
もしも電車釣行派の常連に配慮するならば、予約を入れた順というのはどうでしょうか。電車釣行派にとっても不利ではありません。大洗の福重丸は予約を入れた順で、公平なのでとても好きです。
我先に下船する常連を見たら『次、この船宿どうしよう』ってなります。
最後に並べましたよ。争うの嫌いです。
まだ船に残っていた、ジャージ君と、もう1人の方が私の後ろに並べたので、最後では無くなりましたが。
コンビニ行って戻って、パチリ。
実は、お会いしたい方が新明丸にいました。
18~20年前の『つり丸』の新明丸フグ担当船長の記事がとても印象に残っています。
常連客だったが、船長の娘と結婚して新明丸の船長になっちゃったという憧れのストーリーでした。
ところが義理の父(船長)のスパルタに苦労したそうで、
エンジントラブルした時、ロープ結いつけられて、海に放り込まれ、ブイまで泳がされ、辞めてやろうかと思った。
そんなかんじの、1度読んだら忘れない記事でした。
ようやく捌いてもらう順番がきました。船長が捌く横でビニールを持って待つスタイルなので、質問するまたとないチャンスです。
若い船長に聞いてみました。
「あ〜、それ、親父の記事で間違いないです(笑)」
「その時、客乗せていたんですよ。水深深くてアンカーが下ろせない場所で、半日、ずっと海の中にいたって(笑)」
「おじいちゃん、軍隊式の人で(笑)」
「親父、『いつか、○○○○してやる』って、言ってました(笑)」
そのお会いしたかった船長ですが、10年程前に引退されたそうです。
理由は聞きませんでしたが、
○○○○したからではないはずです(笑)
キレイに捌いてもらいました。
鶴見、青龍
醤油スープソバ、600円。
「スープソバって、ラーメンのことだよ。」
色白の宇崎竜童って感じの店主が教えてくれました。
スープ、チャーシュー旨し。ごちそうさま。