2019.12.15(日)
竿ポチャしちゃいました。
那珂湊 仙昇丸
タコ釣り初挑戦です。
エギを使って、竿釣りです。
タコといえば手釣りでした。
カニをテンヤに縛り、コツコツと。
手釣りということで、
なんとなく、敬遠してきました。
が、
エギを使っての竿釣りが、
関西から、いっきに北上して来ました。
竿で釣っていいんだ。
じゃあ、やってみたいなってことで、
最近、エギでもいいよってことになったばかりの、茨城の海へと行ってきました。
仙昇丸では、手釣り、竿釣り、どちらでもOKで、
7割が、竿釣りでした。
エギ6つ、
半田丸フグ竿、
シマノチタノス船GT2000、PE8号、
60号、80号、100号オモリ。
左舷12人の1番前でした。
水深は30mなのですが、横流しするのでガンガン糸が出ていきます。
60mなんて、すぐに出てしまいます。
釣りづらいので、どうしたものか船長に聞いてみました。
船長曰く、
「リールをフリーにしてどんどん糸を出し、糸が無くなったら巻いて落とし直せば良い。」
「オモリは海底から離さない。」
どんどん、どんどん、出せってか。
ガンガン巻けってか。
オモリが重く、60~70mを巻き戻すのはしんどいです。
次回、電動リールにしよう。
これは決定事項だな。
タコなので、やっぱり根のキツイところを流します。
エギのロストは1つで済みましたが、ハリ先が甘くなったり、曲がったりするので、
ヤスリとペンチの出番が多いです。
エギは大量に用意すべきでした。
船長曰く、
「エギはバラシが多い。針が小さすぎるから。」
この時期の茨城のタコを相手に、エギの針は、確かに小さいな。
潮の速さに耐えられず、
身切れしちゃうんだろうな。
実際、せっかく掛けたのに、
2回も巻きバレしちゃいました。
針の問題もありますが、
速く巻きすぎたかも。
背中あわせ右舷の常連氏は、
電動リールで超スローに巻いてたぞ。
この海のタコ釣りに慣れているんだな。
ようやく、
ムニュ〜っと1杯釣れまして、一安心です。
デカい。良いサイズでした。
事件が起きました。
あ〜〜〜〜
茫然自失…
竿ポチャしちゃいました。
お気に入りの竿なのに。
気付いた船長から、アナウンスが入りました。
「糸、出てた?」
ん?私への質問だよね。
「はーい。出てましたー」大声で返すと、
再びアナウンス。
「はい上げて。」
潮回りし、「はい。どうぞ。」と、釣り再開しました。
そうだよね。
尻手ロープを付けていなかった私が悪いです。
どうにもなんないや。
あきらめて、
船長のところに手釣り道具を借りに行きました。
すると、
船長、余裕の笑みで私に言いました。
「ちょっと、待ってな。」
「糸、出していたんだよね。さっきのポイントに船まわしたから、すぐ釣れるよ。」
ホントかよ、と疑う間もなく、
船長との会話の最中に、
本当に、すぐに釣れちゃいました。
まじかー
「糸が出ていれば、8~9割取れるよ。糸が出ていなければ、もう無理だけど。」
船長、カッケー。
船内にどよめきが起こりました。
祝福されました。
は、恥ずかしすぎるぜ。
でも、嬉しすぎるぜ。
竿を釣ってくれたのは、
私の3つ左の方でした。
尻手ロープは、今後、絶対つける。
そう心に誓いました。
渋い日なのか、
はたまた、こんなもんなのか、ボウズの人がたくさん出てしまいました。
ボウズの方々に、サンマの干物が配られました。
甘くはなかった、常磐デカタコ。
釣果欄 0~6
上手い人、いるんだな。
次は、暖かいうちに来よ。