ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

ヒガンフグ、ちっさ

2021-12-08 11:51:37 | フグ
2021.12.5(日)
 
羽田 えさ政釣船店


ヒガンフグ(アカメフグ)
アカメフグ(ヒガンフグ)

どちらの表記も、
フグ釣りの記事で見かけるものです。

ですので、
てっきり、

ヒガンフグ=アカメフグ
だと思っていました。

ところが、小田原魚市場のHPでは、

全く違うフグじゃん。
別のフグだったのか。

横浜中央卸売市場のHPでは、
「必ず標準和名で販売しましょう。」って書いてあるぞ。

そしてヤバいことに、
アカメフグの白子は食用で旨くて、
ヒガンフグの白子は弱毒とのこと。

ですので、

ヒガンフグの白子を食べ、毎年、死亡事例を含む食中毒が発生しているとか…


きっと私のように、ヒガンフグ=アカメフグだと勘違いしている釣り人が、

『アカメフグの白子は旨い』と聞いて、
ヒガンフグの白子を食べた結果なのです。


オソロシイ。


釣れるフグは、ヒガンフグです。
釣り人は、知ってか知らずか、
アカメフグって呼んでいる。


私は知らずに、
アカメフグって呼んでいました。



野毛屋、一郎丸、吉久、吉野屋のHPには、アカメフグって書いてある。


フグ調理師免許持っているのでしょ。
もちろん、標準和名を知っているでしょうに…


横浜中央卸売市場が、
「必ず標準和名で販売しましょう。」
って言うんだから、
遊漁船の看板もそうして欲しい。


もしかして、

ヒガンフグで看板出したら、
客が減るの?


一方、

ヒガンフグ表記の遊漁船もありました。

新明丸と、えさ政釣船店です。
好感が持てます。



仕掛けは、

2パターン、作りました。

こんなかんじ。



藤沢釣具のパーツで作った、
マルイカゼロテン竿。

長さがまちまちなのは、
パキポキ折れたから。


2番目に短いやつを使ってみるか…なんとなくですが…

出船間際。


長靴忘れ、
バイクに取りに戻ったところでパチリ。
目の前の土手の上に置けるので、
バイク乗りには便利だな。


えさ政釣船店15年ぶり。
湾フグ14年ぶり。


湾フグ情報は、あの頃より、だいぶ豊富になり、それなりに予習できましたが、

どうなることやら。


北風強めの予報です。
駐輪場所を指示してくれた船長に、
 
『北風だから、右舷の方が暖かいですか?』と聞くと、


『それ聞きますか?それ重要?』
って、笑ってくれて、

 
『どちらとも言えないです。前ならずっと日が当たりますけど。』

ふ〜ん。
北風なのに、船が北を向くとは限らない?
 
その理由は、
ポイントについて分かりました。
もう少しあとで書きます。


右舷9人、4番目。

直ぐ目の前で、
林良一さんのカワハギ教室。
出船前のレクチャーが始まりました。

全く聞こえない… 

良さん…声ちっさ。ちっさ過ぎ。
拡声器ないのかしら。

定刻7:00出船


『木更津に向かいます。』と、アナウンス。
けっこう飛ばします。

左舷を乗り越えた海水が、
滝になり、右舷に流れ落ちてきます。

北風、ハンパねぇ。
左舷はとんでもない状況のはず…


 
木更津ではなく、
袖ケ浦のとある港内に入り、
岸壁にピタリと付けて釣り開始。

そうか、ヒガンフグって、こういうとこ狙うのか。


謎が解けました。
岸壁にピタリと横付けするのでは、
どちらが日当たりいいか、
出船前には分かりません。


港内につき、風がなくていいかんじ。
たまたま、日当たりのいい側でいいかんじ。


水深、4mとか、そんなかんじ。
 

すると、おおおおお〜
ゼロテン竿にハデなアタリです。

1匹目

ちっさ。

でも、本命ヒガンフグじゃん。
釣果に数えていいのかな?

い、いいのかな?



しばらく、混じりっけなし、
本命ヒガンフグ、入れ喰い。
 
8:30、早くも、ツ抜け。

アルゼンチンアカエビサイズが大半ですが、11匹います。

周りで、歓声が上がり、大きいのが釣れたのかなと思っても、


チビに毛が生えたサイズです。

 
釣果写真で見るような、

ガマガエルサイズ?
野良猫サイズ?
なんて、いません。

 
な、なんなんだ、この釣りは。

このポイントが浅いから?

今日だけ特別チビだらけなのか?


やがて、朝のサービスタイムが終わり、

船中、ポツーン、ポツーンタイムになりました。


岸壁沿いにポイント少しづつ変えて、
 
少しサイズアップを追加し、


11:30で、14匹。


その後はクサフグやら、ハゼやら、ゴミしか釣れません。


13:00。

船長が来て、お捌きタイム。
 

4匹だけ、選抜されました。


『う〜ん、あとは逃してください。うちは18cm以下は放流なので。』


はっはっはっ。
なるほど、そういうことか。
 
私が湾フグ、ツ抜けなんて、10年早いんです。

妙に納得し、笑いが込み上げます。


4匹が、棒身にされて戻ってきました。


命拾いした10匹は、元気に泳いでお帰りになりました。

 

残り時間わずかですが、

東京湾を横切り、東扇島岸壁を狙いました。


袖ヶ浦岸壁より更に根がかり多く…


最後に私がデカい岩を釣り、
岩をタマアミですくってもらったところでアナウンス。


『はい。デカい岩が釣れたので、これで終わりにします。お疲れさまでした。』


ん?、私のせい?(笑)

私、4匹。 
船中0~10。


竿頭の人、私の隣の隣、前から6番目の方でした。

釣れた総数は、私とさほど変わらないと思うのですが、


10対4って、なんなんだ。

竿頭はほとんど
キープサイズ釣っていました。


私見ですが、
竿頭は仕掛けをじっと動かさない釣りをしていたような…


私みたいに、
ぴこぴこ、ぴょんぴょん誘っていなかったような…


次は巨大な、
ヒガンフグ釣りたい。