今朝も青空、風の冷たい日となりました。
1昨日は快晴で体調を試すためにも何処か歩いてみようということになり
思いついて群馬県邑楽町(おうらまち)の多々良沼へ白鳥を見に行くことにしました。
家を出てから1時間半、沼畔に休憩場所がありそこでパンフレットを貰い
西回りに歩いてみました。
すると、湖畔の草っ原で農家の人がしゃがんで何やら探している姿が目に付きました。
そこで「何を採っているんですか?」と聞くと「ここらだけに生えるかき菜だよ」って・・。
見ると大根の若葉に似ている草が飼料用の袋に7分ほど入っていました。
「漬け物にされるのですか?」と聞くと
「ほうれん草と同じように湯がいておひたしにするとおいしいんだ」と・・。
そんな話が出来た後、右手(北)には男体山、前(西)には妙義山、榛名山、赤城山を
眺めつつ、てくてく道を進んで行くと・・・・
沼の淵に生えている木々にモズやツグミ、ジョウビタキの姿を見つけたりして
ルンルン気分で歩きました。
そしてそのうち何か大きな鳥が大きな樹の間から羽ばたいて行くのが見えたのです。
「えっ、まさか?オオタカ??」そうです、オオタカです。
今秋、テニスコート上空で舞う姿を見て以来の2回目です。
その後、沼から飛び立つカモや白鳥の姿、沼の葦原にいるヨシキリたちの
餌取りする姿なども観察出来ました。
道路を左に折れると桜の樹木が植えてある歩道に出ます。
その整備された道を東に進みながら弁天神社へ向かいました。
沼からの流れが用水路に注ぐ場所が一ヶ所あり、その合流場所には
沢山の魚の群れを見つけた時も一寸興奮しました。(何故か「命」を感じたのです)
こうした生態系を肌で感じ、何とも表現出来ない嬉しさというか自然の大切さを
実感したのでした。
沼の浅瀬にコチドリが忙しなく餌を採っている姿が見えいよいよ、白鳥が集まる場所へと進みました。
観察表に白鳥の飛来数が記されてい、その日は58羽というのですが
そんな数にも見えません。
留鳥のようなコブハクチョウが餌をねだって近づいてきたり
灰色のコハクチョウたちが親と一緒に気持ちよく泳いでいる姿を見ると
とても心が和みます。
体調も完全回復の楽しい一日になりました。