雑記帳

日常の楽しみや感動を写真や絵で表現したい

イタリアの旅・帰国(14)

2009-12-26 11:13:00 | 旅行

12/8 今日でイタリアともお別れです。

早朝6時、荷物を纏めてフロントに集合し添乗員さんから簡単な朝食を手渡されました。
その日は祝日(聖母マリア様の無原罪の御宿り日)の所為でしょうか
市内の道路も高速道路も渋滞無く空港に到着しました。

空港では軽い朝食を摂ったりして、搭乗を待
ちました。

機内に乗り込み暫くすると眼下は素晴らしい銀世界です。
  
お昼前、チューリッヒ空港に到着し ジャンボ機に乗り換えるため 少し時間があったので
空港内の売店でチョコレートなど土産物を購入したりして時間を過ごしました。
  
ジャンボ機に乗り換えて指定席に座ると、席前のTVモニターが故障しているのです。
客室乗務員さんにその旨を伝えたところ、このジャンボ機 満席らしく替わる席がないとのこと。

コントローラーの操作ボタンも全く動作しないし 画面はバーコード状態
モニター画面を消そうにも電源offも出来ないので、このままでは目が悪く
なりそうなので 乗務員さんに紙で覆ってもらうことに・・・。
             
昼食の機内食も食べ終わり数時間くらい経ったでしょうか。

機内も明かりを暗くしたりして乗客の殆どが眠り始めていました。

私はどうしてもTVモニターが気になりTV操作には使用しないコントローラー脇の
ボタンを一つ一つ押してみました。
すると・・・どうでしょう・・・再起動し始めたのです。
ジラジラしていた画面が消え、画面左上にカーソルが点滅し始めました。

暫くすると、初期画面が現れてコントローラーでムービービデオもゲームも音楽も
全て操作出来るようになりました。


それを見ていた隣席のKさん 「スゴーイ!」と言ってくれたのでした。(一寸嬉しかった)
『それにしてもこうした機器は乗客が乗り込む前に点検しないのかしらね』



このイタリア旅行で観光の他にとても楽しかったのはホテルでの過ごし方でした。
夕食後は思ったより時間があり、ホテルでゆったりした時間があったのです。
ホテルではスカイTVというチューナーを介してのTVで、その為のコントローラ操作が
結構複雑だったのですが、慣れてくると非常に簡単に操作できます。
思いの外、多チャンネルでイタリア放送各局の他にBBC、NBCなどもありました


自分の家のTVのようにチャンネルを回してニュースや天気予報
そしてコマーシャルなどを見たりして夜を過ごしたものです。
そのTVで一番楽しかったのは、テニスの試合とサッカーの試合をしっかり見られたことです。

何でも挑戦すれば、何とかなるものですね。    ------おわり------


イタリアの旅・サンタンジエロ城~トレビの泉(13)

2009-12-25 16:57:28 | 旅行

12/7 ンピエトロ広場を後に歩いて10分ほどの所にサンタンジェロ城があります。 
  
ここは紀元139年ハドリアヌス帝の霊廟として造られ、後に要塞や牢獄、さらに教皇の住居などに
使い回されてきた建物です。ヴァチカンから一直線に通路がつながっています。

ヴァチカン市国を出てローマ市内で昼食後、次の見学地は、コロッセオです。
紀元72年に建造が始まり、息子のティトゥス帝の時代に完成しました。
  
長径188m、短径156mの楕円形闘技場で、45,000人も収容できたとか。
コロッセオで行われたのは、ご存じのように剣闘士同士の戦いや、剣闘士と猛獣との戦いです。

今回のツアーではコロッセオの内部を見ることが出来ませんでしたが、いつか再びローマに
行く機会があれば、フォロ・ロマーノを含めゆっくり市内を歩いてみたいです。

次はあの映画、そう・・「ローマの休日」でオードリ・ヘップパーンがジェラードを食べたあの階段へ
の散策です。

途中スペイン大使館聖母マリア像が建っているミニャネッリ広場を通過して
スペイン広場に着きました。
  

何と、階段は人で一杯、上に登って行くのも大変な人だかりです。
確か、その階段で飲食はしていけないことになっていると地元ガイドが言っていたのですが
何のその、若いカップル、学生たちはピッザやバーガーを頬張っていました。
  
あまりの人混みで階段下に位置するバルカッチャの泉(ベルニーニ作)など全く見えません。
またブランド名品店が並んでいるコンドッティー通りなど黒山のようでした。

最後はトレヴィの泉です。
トレヴィ広場にある巨大な彫刻噴水で彫刻はポーリ宮殿の壁面を利用して作られています。
  
もともとは紀元前19年に建造され処女の水と呼ばれた水道の放出口だったそうで
最終的に1762年、ニコラ・サルヴィの両脇にトリトンを従えたネプチューンの像の
デザインで完成したものだそうです。

肩越しにコインを投げると再びローマを訪れることが出来るるというエピソードなので
「もう一度ローマに来られるように!」と祈りながら、コインを投げました。


イタリアの旅・サン・ピエトロ大聖堂(12)

2009-12-25 11:08:25 | 旅行
12/7 システーナ礼拝堂を出て、午前10時を廻った頃でしょうか
キリスト教カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂の見学です

  
ルネサンスの建築と美術を集大成したようなこの寺院、キリスト教信者で無くとも
その荘厳で華麗な建物や内部には目を見張る物があります。
  
  

この寺院、予想以上に大きくてビックリでした。
  
  

広場は信者が30万人も入場できる大きさで、その中心にはエジプトから略奪してきた
オベリスクがそびえ立っています。

その広場を囲むように東西には半円形をした柱廊(284本の柱)が並んでいます。
その上にはベルニーニの弟子達が造ったといわれる3メートルほどある
カトリック聖人たちの立像が140体ずらりと並んでいるのです。

何と表現したらいいのでしょう・・圧巻なんて言葉では言い表せないものです。

右下の傭兵は法皇を勇敢に守ったといわれるスイス人の登用を慣習にしているとのことです。
コスチュームはミケランジェロのデザインで色遣いが艶やかでした

イタリアの旅・ヴァチカン美術館(11)

2009-12-25 08:14:50 | 旅行

12/7 午前8時にホテルを出発、ヴァチカン博物館の見学です。
  
  
巨大なヴァチカン宮殿が展示室となっていて距離にして7キロメートルあるそうです。
所蔵品のほとんどは歴代ローマ法王の美術コレクションなのだとか・・。凄~いです 。
  
  
燭台のギャラリータペストリーのギャラリー地図のギャラリーと目を見張るばかりの
美術品の数々です。
ギャラリー天井のストゥッコとフレスコ画も素晴らしくゆっくり見られないのが残念なほどでした。
  
       
美術館の中でも最も素晴らしい絵画は天才ミケランジェロによる
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」とも言われています。

その天井画の中でリビアの巫女、特にデルフォイの巫女の着衣を見た時には
何故か私の胸に熱いものが広がりました。
巫女たちの纏う黄金色
に会いたかったのです!
(写真、ビデオ等禁じられているので私のその感動が伝わらないのが残念です)
また、アダムの想像も美術本や映像などで何度も見ているのですが
その想像を遙かに超えたもので、心を清らかにさせ幸せを感じさせるもるのでした。

この天井画は何と素晴らしい空間なのでしょう!!
このシステーナ礼拝堂の天井画の修復作業をNHKTVで見たり
美の巨人という番組でもシステーナ礼拝堂の内部を放映していました。
が、自分の目で見るとこんなにも胸打たれ、興奮
するものなのですね。


クリスマスケーキ

2009-12-24 20:26:16 | 食べ物
3時のティータイムにレモングラスのハーブティと一緒に
Petit A Petit(プティ・タ・プティ)のケーキを食べる。

何でもTBS(TV)「王様のブランチ」で紹介されたケーキらしい。
あまおうをふんだんに使用したスゥーツという

           
見た目も美しくて味もイチゴの甘さと酸味がほどよくマッチング。
「ありがとう!」  「ごちそうさま」

イタリアの旅・ローマ観光(10)

2009-12-24 15:58:31 | 旅行

次はカピトリーノの丘に登りました。

その丘にはローマ市庁舎があり、その両側には美術館があります。
市庁舎内の「サラ・ローサ」では挙式が出来、各国のカップルがここで結婚式をあげるそうです。
広場の中心にはミケランジェロによって構想されたマルクス・アウレリウスの騎馬像があります。
  
     
市庁舎の裏側に回って
フォロ・ロマーノの見学です。
そこは古代ローマ時代の中心地で、広大な敷地に共和政から帝政期までの主要な建物跡が
集まっています。
ローマ誕生起源といわれる右奥のパラティーノの丘
をはじめ、手前に見える3本の柱が
カストルとポルクスの神殿跡そして
正面に6本側面に各2本のコリント式大理石柱を
備えた前柱廊式の神殿が
アントニヌスとファウスティーナの神殿
です。

そして一際大きく見える門は195年に着工し203年に完成したという幅23.27m
奥行き11.2m、高さ23mの
セヴェルス凱旋門でパルティア戦争の際、勝利を
記念して造られたそうです。
   
   
それにしても百聞いえTV観より実際に自分の目で見るとは大違いで
こんなに素晴らしい都市を造った古代ローマ人たちの素晴らしさに感嘆!!

次はナボーナ広場
です。
 
 
日曜日、それもクリスマスシーズン中の休日とあって市民は勿論私達のような観光客も混じって
広場は大層賑わっていました。
クリスマス商品を始め数多くの露天が広場にずらりと並び庶民的な雰囲気が味わえました。

そしてその日の夜、市内レストランのカンツォーネディナーに参加しイタリア民謡を堪能しました。
   
こうしたふれあいは楽しい思い出になります。


イタリアの旅・ローマ観光(9)

2009-12-24 09:21:23 | 旅行

12/6 ティボリを見学後、昼食を済ませていよいよローマ市内へ。
再びバスに乗って地元ガイドのシモーネさん(若い男性・東京に3年在住)と市内観光です。
ローマ市の中心共和国広場を車窓観光、日曜の午後とあって車の数が多くなっていました

  
  
バスを降りて最初の見学場所はあの真実の口
有名なサンタ・マリア・イン・コスメディン教会です。
案の定、大勢の人々が真実の口に触れて見たいと行列していました。

この真実の口はかつて海神トリトンか川の神を彫り込んだ井戸又は下水道の蓋だったものを
教会建築時に石材として使ったのではと言われています

左上のボッカ・デラ広場には、ローマで最も古い20本のコリント式円柱に囲まれたヴィスタ神殿が残っていて
当時の立派な大理石神殿が想像されます

右下はコスメディン教会の内部で奥には金色のキリストイコンが飾られ一寸厳かな気分になります。
  
  

次はパンテオンです。
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会前を通って広場に出ると目の前にオベリスクを背負った
象が見られます。(バロック彫刻で有名なベルニーニの発案なのだそうです)
パンテオンは現存するローマ建築の中で最も完全なものといわれていて
世界最大の石造り建築なのだそうです。

現在の建物は2世紀にハドリアヌス帝に よって再建されたもので、多神教の神殿です。
ルネサンス期以降は偉人を葬る墓所となり、 ラファエロの墓もありました。
 
  
   
神殿前のロトンダ広場では当時の甲冑を着てパフォーマンスをするイタリア人たちがいて
観光客を楽しませていました。


R&B クリスマスコンサート

2009-12-23 20:23:32 | 日記
12/23は天皇誕生日で 祝日です。

夫の知人からジャズコンサートの招待券をいただいていたので
一緒に出掛けることにしました。
快晴の青空の下、松戸駅の市民劇場に向かいました。
  

思ったよりこぢんまりとしたホールで、舞台と客席が一体化し易い気もしました。
       
今回少し驚いたことは、指揮者が開始時間より5分ほど遅れて入場されたことと
お加減が悪いのか曲の最初にタクトを振ると直ぐに退場されることでした。
  
このジャズコンサートは今回で3回目なのですが、前回と比べ曲数も少なく
少し淋しいものでした。

クリスマスカード

2009-12-23 09:44:16 | 日記

昨夕、心優しい友人たちからクリスマスカードが届きました。
ホントに嬉しいものです。
こうして心に懸けていただける友だちがいて、とても幸せを感じます。
 
 
  
H子さん、Mさん、K子さん本当にありがとう! 心からお礼申し上げます。


イタリアの旅・ティボリ(8)

2009-12-22 09:09:39 | 旅行

12/6 午前9時 ローマから30キロほどの場所、ティボリに向かいました。

エステ家の別荘ヴィラ・デステを見学するためです。
ヴィラ・デステは、1549年に枢機卿イッポリト・デステによって建てられた
ルネッサンス時代の美しい別荘です。
もとは修道院であった建物を豪華な別荘に改築し、
美しい庭園も造られたそうです。
   
天井画、壁の装飾、床のモザイクなどにも贅をこらして建てられています。
  
  
中庭に出ると眼下に大きな石切場が点在し、林や牧場などの田園風景が広がります。
   
この場所を有名にしているのは、なんといっても,庭園の噴水の数々で
卵型の噴水、音楽の噴水、百の噴水、ロメッタの噴水、チベッタの噴水、ドラゴンの噴水
大噴水などの沢山の噴水があります。
  
   
すべての噴水が動力を用いず、自然の力だけで吹き上げられているというから、驚きです。
こうした多彩な水の演出は当時の一番のおもてなしだったことでしょう。

次回はローマ市内の観光を案内します。


イタリアの旅・アマルフィー(7)

2009-12-21 12:43:03 | 旅行
12/4 午前9時、ソレントのホテルから美しいアマルフィーへ向かいました。 

ツアー客にとって天海祐希と織田裕二が出演したあの映画シーンを是非とも見たいと
大いに楽しみにしてきたという人もいます。
アマルフィー海岸はソレントからサレルノまで全長40キロあり
世界で最も美しい海岸線と言われています。

急カーブが続く海岸線は道幅がとても狭く、大型のバスから中型に乗り換えての観光でした。
下は断崖絶壁という光景でコバルトブルーの海と緑茂る山並がとても美しいです。
バスの運転手がカーブ手前で大きなクラクションを鳴らして走るのも初体験でした。
 
 
  
途中ポジターノの丘で休憩です。
 
 
  
休憩後アマルフィーへ・・
  

アマルフィーは今では高級リゾートとして瀟洒な雰囲気ですが、古くは優れた航海術と
造船技術で海洋都市国家として栄華を極めた歴史を持つ街なのだそうです。
というのは羅針盤を発明したというフラヴィオ・ジョイアの像がバスの発着広場に建っています。

その広場でバスを降り、ドゥオーモ広場へ。
  
広場の前には急階段が続き、その上にそびえ建つ感じのドゥオーモなのでした。


10世紀に建てられたアマルフィのドゥオーモは
ファサード(建物の外観)が夕暮れ時になると金色に輝くことから
黄金のドゥオーモとも呼ばれるそうです。
 
次回はいよいよローマです。

イタリアの旅・カゼルタ宮殿(6)

2009-12-20 21:06:32 | 旅行
12/3 午前9時にカゼルタ宮殿へ向けて出発しました。
途中、アッピア街道のローマの松(=笠松)が車窓から見え
「すべての道はローマに通ず」というあの有名な言葉を思い出しました。
高速から下りる合流地点では可成りの混雑で
これまた日本の比ではない強引な運転に驚きました。
お昼を少し廻った頃に指定されたレストランで昼食を済ませ
バスで10分程走ったでしょうか、宮殿内の地下立体駐車場で降りて見学しました。
この王宮はブルボン家のカルロス7世によって、18世紀に建てられたものです。
建築家ルイジ・ヴァンヴィテッリがフランスのベルサイユ宮殿を真似て設計され
ナポリ王国の力を示す1200室の壮大な宮殿なのでした。

    
裏門を入り少し進むとライオンの上にまたがったカルロ7世の像が見られます。
その像がある階段の両側にもライオンの像が置かれ、当時の権力を表しています。
   
天海祐希と織田裕二主演の「アマルフィー 女神の報酬」でサラ・ブライトマンが
主題曲を歌った場所がこのカゼルタ王宮です。
王宮エリアと庭園エリアの二つを見ようとするならば一日は掛かります。
今回は庭園のみ、それでも広くて最北端の大滝までは巡回バスに乗って行きました。
片道3キロある大滝のある彫刻前から見る王宮全景は圧巻です

  
  
  
庭園の花は冬のバラが咲いていましたが春なら美しい花々がこの庭園を飾るだろうと思いました。

次回はアマルフィーへ案内します。

頂き物

2009-12-20 15:09:54 | 食べ物

今年クラス会の幹事役を引き受けた夫たち数人と近郊に住む仲間たちとで
「ご苦労さん会」というか「忘年会」があり、
一緒にお役をした女性F子さんから
美味しいクッキーをお土産に頂いた。

 
 
アンリ・シャルパンティエのプティ・タ・プティのクッキーです。

その中でドフィノワ(イチジクとクルミが挟んである・下段の右)と
フランボワーズ(木イチゴのジャムサンド・上段の中央)
フロマージュ(チーズそのものの味がする・中段の中央)が美味しかったです。

ご馳走様~! 


イタリアの旅・アルベロベッロ(5)

2009-12-20 14:02:24 | 旅行

12/2 午後3時半頃にアルベロベッロのホテルに到着し、荷物を部屋に置いた後
4時半に流暢な日本語を話す現地女性ガイドと一緒にトゥルッリと呼ばれる
とんがり屋根の石で出来た家並の見学に出掛けました。

そのトゥルッリは東側の丘の斜面にアイア・ピッコラ地区、南西部の斜面にモンティ地区という
2つのトゥルッリが集中的に集まっているとのこと。
アイア・ピッコラは‘小さな麦打ち場’という意味で、トゥルッリが400くらい在り
も人々が生活しているそうす。
  

トゥルッリは地下地層で採掘される石灰質を豊富に含んでいる石を積んで作られています。
トゥルッリの屋根は、二重構造になっていて、 内側には大きめの石を外側に板状に
加工したキアンコレを鱗状に積んであります。また、とんがり屋根の数は
その家の部屋の数と 一致します。
ガイドさんの楽しいお話を聞きつつ狭い道を歩く。両側はまるでオトギの国のような感じです。
  
陽が沈む頃なので次第に辺りは暗くなり夕日の明かりが白い壁をオレンジ色に染めました。
今回とても面白く感じたのは煙突の先が風見鶏のようにクルクルと廻っていて
冬ならではの暖房生活が想像出来ました。
(よく見るとニワトリの形や人形の形に見
えたことです)

この町の中心であるポポロ広場に出るとポツポツと雨が降り始めました。
  
この地区に日本人の女性(ラエラ・陽子さん)がイタリア人と結婚してお店を出しているらしい。
そのお店に行き、屋上に上らせてもらいました。
そこは家々の小さな窓から灯る明るい光溢れる美しい光景でした。
  
アルベロベッロは世界遺産になって人気となり、トゥルッリの値段も上がっているそうです。
最近、イギリス人がやたらに増えて綺麗に改造して住んでいるらしい。
何でもその家の値段が5000万とか!驚きです~。

次回はカザルタ宮殿を案内します。


イタリアの旅・マテーラ(4)

2009-12-19 14:14:48 | 旅行

12/2 AM7時半ナポリのホテルを出発し、途中高速道路のオートグリル(日本で言うSA)で
トイレ休憩とショッピング。
トイレはトルコの時もそうでしたが有料で一ユーロ(場所によって50セント)でした。
それにしてもお客が入店すると同時に店員さんがトイレの前で待機するというものです。フフフ

そのオートグリルで絵本を探していましたが、クリスマスシーズンなので
その関係の本は多いものの目指す本が無いので店内を廻っていると・・・
コーヒー売り場の店長さんらしき男性が若い女性店員を呼んで並んでニッコリ・・・そこで
パチリ!
  
                     オートグリルにて

再びバスに乗り揺れること2時間半くらい経ったでしょうか、標高400メートル辺りまで来ました。
この辺りは米国の男優兼監督であるメル・ギブソンさんが「パッション」という映画のロケ地に使用
したところだそうです。

町の中心地に入り、教会や広場が見え始めました。
  
     ヴィットリオ・ヴェネト広場            サン・フランチエスコ・ダッシジ教会
広場脇の駐車場でバスを止め私達は洞窟住居を改造したレストランで昼食です。
  
        洞窟レストラン                 昔の洞窟生活を再現した場所
美味しいワインとビーフを戴いた後、早速見学です。
  
       サッソ・カヴェオーソ                サッソ・ヴァリサーノ
  
   サンタ・マリア・デ・イドルス教会          サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会
サッシと呼ばれる凝灰岩に穴を開けて住居にした場所はトルコのカッパドキアでも見ました。
(石畳の歩道を上ったり下ったりで、底の厚いウォーキングシューズが歩き易い)
1993年、ユネスコの世界遺産に登録された
このマテーラのサッシ(洞窟住居)は
現在に至っても生活している人々がいます。

次回はアルベロベッロを案内します。