今月の読書本は角田光代さんの「八日目の蝉」
誘拐した女、誘拐された女の子、誘拐された母親の
それぞれの気持ちに共感出来る作品です。
不倫をして妊娠し堕胎をするというケースは珍しくないのでしょうが
この作品は誘拐という犯罪を犯した女が誘拐した赤ん坊を守り
育てるという場面に泣かされてしまいました。
最初0章の誘拐場面から始まり・・・、
1章ではその誘拐した女・希和子が誘拐した赤ちゃん・恵理菜を
深く愛し、強く守りながら一緒に逃亡する様子が描かれている。
母親でもない女がそんな強い愛情を掛けることにすっかり感情移入して
目がウルウルしてしまう。
第2章では、誘拐された女の子・恵理菜が実の母親を始め家族たちと
馴染まず隔たっているという苦しみを抱えつつ生きている境遇や
自分も誘拐した女・希和子同様に不倫をしている現実が描かれていて
深い傷を負った女の子像が浮かび上がる。
がある日、曽てエンジェルホーム(一種の宗教団体)で可愛がってくれた
千草という女性が現れ、妊娠している恵理菜と一緒にいた最後の地・小豆島へ
行くことに・・そこには幼い自分が近所の子ども達と屈託無く過ごした景色が広がり
女・希和子が最後に叫んだ「その子は朝ご飯をまだ食べていないの」という育ての親
とも言うべき言葉を思い出したりして、このお腹の子どもをしっかり育てる決心をする。
女の心情をこんなに上手く描いている角田光代さんに感激しました。
写真をコラージュ したくなり・・重宝していた
「Shape Collage」を使ってしてみました。
が、無料版なので作った写真の中央に「Shape Collage」が・・
そこで、再度フリーソフトで試してみました~~
一寸面白味がない!!
そこで・・もう一つのフリーソフトでハート型に・・
このソフト、15枚までしか入力できません ・・残念!
一寸淋しいかな・・とピンクの絞り模様を配してみました。
色々試すことは良いことかも??
最近、PCで絵を描いていない。。
娘が今日はチェロの稽古日というので・・
のペイントでベタに描いてみた。。
今度はレモンを描きたくなり・・
これもペイントで描いてみました。。
役員さん説明のや友人のを見た後、体験コーナーに行き
それぞれが墨絵の筆の使い方を教わりました。。
私が座った場所には、洋装の木製人形が置いてあり
「好きなように描いてください」と言われるので
墨で輪郭を取り、色づけをして ホンの数分ほどで描いた。。
何か納得いかず・・人形の隣に置いてある造花のばらを描きたいと
講師の方に御願いすると・・筆遣いをご指導頂いたのだった。
筆を立てて描くのではなく筆を寝かせて濃淡が出るようにするんだなぁ・・と
とても勉強になったのだった。。。
4人それぞれ描き終わり・・、美術館会場を出てお食事へ。。。
「おつな寿司」まで・・
奥の仕切られた静かなお部屋だったことも有り、色んな話に花が咲き
結構長居の昼食となったのだった。。
そして、スタバに寄り・・1時間半・・旅行の話、テニスの話
料理の話、リタイヤ後の連れ合いのことなどお喋りは尽きない。。
4時半もまわり・・美術館経由で駅までことに・・・
すると美術館1階ホールでマリンバとチェロの練習が始められていて
若いふたりの演奏家が熱心に音合わせをする風景に出会ったのだった~~。
演奏会は6時半からというので、長居は無用と帰路を急いだのだった。。
友人4人で国立新美術館の日本自由画壇展を観てきました~~。
昨年、彼女の絵は特選になり、皆で喜び合いました~~。
今年で丁度10年に。。今年の力作 ↓
私達の隣で、役員の方が教室の生徒さんに絵の説明をされていたので
後について一緒に鑑賞したのだった。。
その役員さんの絵 ↓
本人曰く「モネのカササギを一寸真似たつもり・・とも言えます」ですって。
「ウ~~ン」モネの絵は柔らかな陽の光が差し込んでいるので・・・
一寸雪の感じが違いますが、素晴らしい絵でした~~。
その後を継いで説明して下さった役員さんの絵 ↓
「人物を描くのはとても難しいのですが、挑戦し続けています。・・」
と、話してくれました。
好みの作品です。
続く