国立西洋美術館を見学後、神田の志乃多のちらし寿司弁当を食べ
次の見学地「迎賓館 赤坂離宮本館」へ向かいました。
迎賓館の東側道路上の路肩で私達見学者はを降り
グルリと約400mくらいは歩いたでしょうか・・
それにしても入るまでの警備員の数がスゴイ!!
見える範囲だけでも11人の警備員さん。。。
小学生の遠足のように1列に並んで歩く。。
右手に学習院初等科の見える西門に到着すると
今度はセキュリティーチェック。。。
テントを3つ繋ぎ3列の間仕切りに私達のような
団体が数珠つなぎに並んで順番を待つ。。。
まるで、空港の出発ゲートのよう ・・・・
各団体が何十人もいるのですから、待つ時間も長い。。。
まぁ、今日の所は普通と添乗員は言ってました。
(酷いときは2時間掛かったらしい)
そんな苦労をして漸く迎賓館の通用門らしき場所から見学。。
階段をあがり、緩やかなカーブの廊下には3センチ角の色タイルが
敷かれ、その上に赤い絨毯そして窓枠や扉のレリーフなど華麗・・
最初に案内されたのが大食堂の「花鳥の間」
花鳥の間というだけあって天井には沢山の鳥たちが描かれ
壁には七宝焼きの花鳥画が飾られていました。。
七宝焼きは美の巨人で紹介され、自分の眼で見たいものの
一つでした。。
今年は酉年。。 「チャボ」の絵は素晴らしいかった!!
次は「彩鸞の間」
暖炉の両脇や大鏡 の上部に飾られた「鸞(らん)」と呼ばれる
鳳凰の一種である霊鳥(れいちょう)から名付けられたようです。
天井や壁、柱に天馬や甲冑、武器、楽器が描かれていて
それを探すのが面白いです。。
次の見学は中央階段の「大ホール」です。
吹き抜けの開放的なホールにはいくつもの大理石の柱が・・
そして正面の左側に「絵画」右側に「音楽」という2枚の油絵が
飾られていてよく見ると小磯良平さんの絵でした。
その絵の扉向こうには「朝日の間」が有るのですが
今回は見学出來ず残念!!
最後は「羽衣の間」
天井画に羽衣の絵が描かれているのが由来とのことですが
古くなったのか?その優美であろう羽衣が眼を凝らしても見えない。。
この羽衣の間、フランスのベルサイユ宮殿の舞踏会の間を模したとかで
中二階にオーケストラボックス、そしてシャンデリアが豪華・・
建物内の見学を終え、南にある「庭園」へ。。。
2階はイオニア式のテラスになっています。
国宝に指定されている噴水。
庭を最短で回り、西門から正門に向かいます。。。
迎賓館外観は圧巻です。
雲行きが怪しくなり建物が少し映えない・・
宮廷建築家片山東熊の設計による東宮御所(皇太子の住まい)として
1909年(明治42年)に建設され品格と荘厳さが漂います。。
貴重な見学をさせて貰いました。。
続く