太陽の寿命を計算してみた。
前提
1.太陽は核融合反応による膨大な熱エネルギーを放出している。
そのエネルギー量は3.8x10の26乗ジュール/秒
2.そのエネルギーは太陽自身の質量(水素分約75%)を削って発生させている。
アインシュタインの特殊相対性原理のひとつに「エネルギー=質量(E=MC^2)」があり、1グラムは9x10の13乗ジュール。
因みに広島に投下された原爆の場合、投下後のウラン235の質量は0.7グラム軽くなっていたという。
3.従って、太陽が軽くなる速度は「毎秒3.8x10の26乗ジュール」÷「9x10の13乗ジュール」
=「毎秒4.2x10の12乗グラム」の勢いで軽くなっている。
4.太陽の質量は1.989x10の33乗グラムであるから、消滅するまでの時間は、
「1.989x10の33乗グラム」x0.75(水素成分率)÷「毎秒4.2x10の12乗グラム」
=「3.55x10の20乗秒」である。
5.1000億年は3.15x10の18乗秒であるから、太陽が燃え尽きるまでの時間は、
「3.55x10の20乗秒」÷「3.15x10の18乗秒」
=「110」x1000億年となる。
ネット検索で太陽の寿命を見ると100億年・・・・1000倍の違いがある。