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【宇宙-7】 太陽の寿命を計算してみた

2020年12月05日 | 宇宙 物理 数学

太陽の寿命を計算してみた。

前提

1.太陽は核融合反応による膨大な熱エネルギーを放出している。
  
そのエネルギー量は3.8x10の26乗ジュール/秒

2.そのエネルギーは太陽自身の質量(水素分約75%)を削って発生させている。
  
アインシュタインの特殊相対性原理のひとつに「エネルギー=質量(E=MC^2)」があり、1グラムは9x10の13乗ジュール。
  
因みに広島に投下された原爆の場合、投下後のウラン235の質量は0.7グラム軽くなっていたという。

3.従って、太陽が軽くなる速度は「毎秒3.8x10の26乗ジュール」÷「9x10の13乗ジュール」
  
=「毎秒4.2x10の12乗グラム」の勢いで軽くなっている。

4.太陽の質量は1.989x10の33乗グラムであるから、消滅するまでの時間は、
  
「1.989x10の33乗グラム」x0.75(水素成分率)÷「毎秒4.2x10の12乗グラム」
  
=「3.55x10の20乗秒」である。

5.1000億年は3.15x10の18乗秒であるから、太陽が燃え尽きるまでの時間は、
  
「3.55x10の20乗秒」÷「3.15x10の18乗秒」
  
=「110」x1000億年となる。 

ネット検索で太陽の寿命を見ると100億年・・・・1000倍の違いがある。

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