----------------------------------------------------------------------------------------------------------
【2020年 一橋大学大学院経営管理研究科 特任教授の談@ユダヤ人の科学技術】2024-9-20追記
┗典型的なグローバリスト
EV車の評判がガタ落ちになった現在(2024-9-20)にこの記事を読み返せば、間違いが多いことに気づく
自動運転のEV時代の到来
2020年代の最大の成長分野は、自動運転の電気自動車(EV)になると考えられる。
現在、全世界で13億台のガソリン車が稼働しており、年間生産数は1億台である。
将来、これらがすべて自動のEVに置き換わるというスケールの大きな話である。
自動運転車を開発するアルファベットやウーバーなどシリコンバレー企業はサイバー技術を持つものの、機械工学は弱い。
それを補うのがイスラエルのメカトロニクス技術であり、その代表的なものが先進運転支援システム(ADAS)である。
ADASの例
自動ブレーキ、クルーズコントロールなどがある(レベル1)
将来は、レベル5の完全自動運転を目指す。
EVの部品点数は約1万点とガソリン車の10分の1になる
完成車メーカーの収益性が低下する一方で、デバイスメーカーの重要性が高まるだろう。
2017年、インテルが世界最大のADAS開発企業モービルアイ(Amnon Shashua 教授が創設)を買収した。
ヘブライ大学教授2名が創業し、単眼カメラによる画像認識技術に強みを持つ。
2014年株式公開時に、時価総額は1千億円台だったが、買収額は1.7兆円となった。
日本でも、村田製作所、日本電産、ルネサスエレクトロニクス、
そして、CMOSイメージセンサを持つソニーなど世界的なデバイス企業がある。
ただし、米国、中国と比較して、日本企業のイスラエル進出の出遅れは否めない。
今後、日本企業がイスラエルの最先端技術を積極的に活用することが期待される。
------------------------------------------------------------------------------------------------
・トヨタ社長 : EV車生産時のCO2排出、EV用電力の確保、インフラ整備、自動車業界崩壊 →正しい
・小泉環境大臣: EV車用電力はCO2排出大の火力で賄われるのは本末転倒 →正しい
・加藤官房長官: ライフサイクル全体で進める必要あり →正しい
┣EV車への電力供給の為10~15%発電増必要
┣EV車用電力は火力発電所20基分→このCO2排出を考慮要
┣EV車製造工程でのCO2排出量=ガソリン車走行10万kmのCO2排出量
ひろゆき ┣バッテリー廃棄問題---専門家もわかっていない →間違い
井上久男 ┣バッテリー廃棄焼却段階でCO2排出する →正しい
┗自動車産業の雇用540万人 →間違い
・ひろゆき : 2040年 世界はEV車のみになるのでトヨタはガソリン車製造しても無駄 →間違い
・ひろゆき : 海外でEV車が普及しているのは政府がインフラを整備したから →間違い
・ひろゆき : 中国では40万などの安いEV車ある →極悪品質とトヨタの比較は間違い
・速水建郎 : EV車の部品は10000点は嘘、ユーザー目線の検討要
・速水建郎 : ハイブリッド車は20年かけて僅か20%
・井上久男 : テスラの株価がトヨタの2倍以上は裏がある(グリーン傾向を推進する投資家)→株価は実力とは関係ない
・井上久男 : ノルウエーは水力発電の国だからEV化しやすい →間違い
2024年EV車の評判
・旅行には不適(待ち時間含めて給電に2時間あたりまえ)---不便
・寒冷地では不適(燃費が半減以下) --不経済
・燃料代がガソリン換算で400円/リッターで不経済 --不経済
・バッテリー発火率高いためフェリー等の乗船制限あり --危険
・当初の補助金は打ち切られる状況--世界的 ---不便
・世界ユーザーはハイブリッド購入に切り替えつつある --結論
中国-EV車を製造するBYD社とは?どんな企業?なのか、以下に紹介する
・BYDは元々携帯電話のバッテリーメーカ → こんな会社でも車業界に参入できるのがEV
・1995年に創業、2003年に車業界参入 → 参入簡単
・最初はガソリン車開発していたが内燃機関は複雑すぎて断念
・2022年に完全EVに切り替え
・全世界で91万台販売 → トヨタは全世界で1100万台超@2023年のみ
・2022年7月に日本市場に参入発表 → モデルドルフィンは407万円(補助金85万円)--日産リーフは400万円
・購入に際して日本政府は85万円の補助金を支給 → 中国強大化に日本政府は加担--親中派議員の仕業
・経営陣は中国軍及び中国共産党とずぶずぶ → 軍、共産党のスパイ自動車会社
・ファーウエイを協力締結
・外国情報を入手し、人民解放軍と共有
・技術開発は軍民産業融合地区で実施 → 中国の民間企業は育っていないのが現実
・BYD=Build Your Dreams というプロパガンダを使う
・親中派議員は何故中国の言いなり? → 日本の為ではなく 保身のためか?
2024年-最近世界はBYD及びEV車をどう見ているか?
・世界的投資家ウオーレン・バフェットは保有株を手放した → EV車を見限った
・世界的投資家ウオーレン・バフェットはテスラの保有株を手放した
理由:テスラ利益半減
EV車を20%割引で販売しても在庫山積
・充電に問題あり(スタンド、重量、耐久性)
・国交省はタクシーのEV化を提案しているが、LPガス燃料には太刀打ちできないEV
・国交省はトラックのEV化を提案しているが、バッテリー重量等々問題あり
・EV車のCO2メリットと他のデメリットは?
┣メリット1:走行中のCO2排出量小
┣メリット2:技術要素が小 → 主要機関はモータとバッテリーのみ
┣メリット3:技術力無くても製造メーカ誕生する(生産が簡単)
┣デメリット1:主要機関のバッテリーにある問題
┃ ┣高価:低価格のEV車350万円に占めるバッテリー価格は110万円
┃ ┣充電ステーションが極端に少ない(田舎はほぼ皆無)
┃ ┣充電最大時間@ステーションは30分
┃ ┃ 充電待ち2時間あたりまえ
┃ ┃ 急速充電はバッテリー寿命を縮める
┃ ┣充電時間は7時間(無料)、高速充電(高価、良くない)は40分
┃ ┣寒冷地ではバッテリー効率半減
┃ ┣暖房によるバッテリー効率はさらに悪化
┃ ┃ 100%充電で走行可能距離約300kmのEV車テスト走行(カタログ値は満タン398km)
┃ ┃ ┣条件:シトロエンEV車は最高級ではなく一般車(価格450万以下)
┃ ┃ ┣条件:走行は真冬の高速道路 :外気温度-2℃ 千葉-名古屋間 新東名
┃ ┃ ┣条件:暖房あり --- バッテリーの減りが早い
┃ ┃ ┣充電するのに名前など個人情報の入力必要
┃ ┃ ┣最初の5分385円、その後は1分77円@90kw充電---30分で30km復活(相性がある!)
┃ ┃ ┃ 料金は2310円@30分 ー
┃ ┃ ┃ 料金は1650円@30分
┃ ┃ ┃ 100kmごとに充電必要
┃ ┃ ┣360km走行するのに急速充電2回必要 ガソリン換算で約360円/リッタ
┃ ┃ ┣遠出の時は高速充電必要なので燃費悪い
┃ ┃ ┗結論:冬季のバッテリー効率は半減以下
┃ ┣寿命は8年が目安
┃ ┣発火の事故多い : 損傷による熱暴走(約800℃)
┃ ┃ ・2024年中国春節での移動に於いてフェリーに乗船できない
┃ ┃ ・
┃ ┗そもそも充電のための電気はどこから?:火力発電に頼ることになる
┣デメリット2:バッテリー、モータ製造段階での問題
┃ ┣バッテリー用レアメタル(リチウム、コバルト、ニッケル)の採掘で多大な環境破壊、CO2排出
┃ ┣モータ用レアメタル(ネオジム、ジスプロシウム)の採掘で多大な環境破壊
┃ ┗損傷したモータ、バッテリーの廃棄問題
┃
┣デメリット3:補助金があるから海外でも売れているが、補助金無ければ売れない(日本では85万補助でも売れない)
┣デメリット4:インフラ整備に巨額投資必要
┣デメリット5:バッテリー廃棄設備に巨額投資必要
┗ 結論 : 上述のデメリットも議論・予想・試算すべき
(LCA : ライフサイクルアセスメントが不十分なのが大問題)
・EV化で得するのは中国だけ → EU、英国、ポルシェ、アウディはEV離れを始めた
・そもそも電気はどこで作る? → 再生エネルギーでの供給は不可能
・バッテリー切れたら、石炭燃料による小型発電機が不可欠
・日揮が開発している e-fuel が注目されている
┣CO2+H2の合成燃料
┣ガソリン車に使える
┣コスト高:300~700円/リッター
┣エネルギー効率低い
┗実用化は2040年目標
・ノルウエー(背景は中国=EV出資販売は中国)はEV車率80%@2022で世界一(2024時点で90%超え)
┣対策1:自動車税、重量税、消費税をゼロ化
┣対策2:電気代を引き下げ
┣問題1:税金収入ないため道路建設等々が出来なくなった
┃ ┗本末転倒なので、この優遇措置停止検討中 → オスロ市長が言い出した
┣問題2:輸出の65%が石油に依存 → 他国にCO2出させている
┃ ┣北海油田によりGDPの10%が石油産業
┃ ┗昔は水産国
┣問題3:自国にはEV車製造会社は無いので、他国からEV車購入
┗結論 : これで環境にやさしいノルウエーだと言えますか?
・世界に於けるガソリン車廃止目標と運用実態
┃ ・各国で補助金制度廃止しはじめている
┃ ・長距離走行は駄目不評---急速充電すると電気代がガソリンの3倍
┃ ・高速道路では電気欠のため渋滞発生必至
┃ ・各国でUV離れが出始めている アメリカ各会社でEV車売却多発
┃ ・目標は大きく掲げていただけのことであり、絶対達成などとは当初から思っていない
┃ 2021年頃はEV化を掲げれば株価が上がっただけのこと(GM FORD)
┃
┣ノルウエー 2025年
┃ ┗80%がEV化なのは補助金制度 充電渋滞で実際は悲惨
┣スウエーデン 2030年
┃ ┗80%がEV化なのは補助金制度 充電渋滞で実際は悲惨
┣ドイツ 2035年
┃ ┗30%がEV化なのは補助金制度 が、2024年からは補助金打ち切り 販売目標50%以下の未達成
┃ ベンツ:全社EV化目標を2030年から延期
┃ 条件:マーケットが許すならばである 絶対とは言っていない
┃
┣イギリス 2035年
┃ ┗20%がEV化なのは補助金制度 が、補助金年々減少 今や車両価格の5%しかない
┣フランス 2040年
┃ ┗110万の補助金制度を縮小 中国製は補助金無し
┣アメリカ 2035年
┃ ┗8%がEV化 約110万の税免除制度
┃ EV化目標:2032年までに67%だったが、35%に修正
┃
┗日本 2035年
BVD-EV車の日本での評判は以下
・EVで人気のBYDが日本に参入したものの、目標販売台数のわずか10分の1しか達成できず
・なんと月間売れ行き78台と撤退街道まっしぐら
・中国の反日感情が障害?
・中国部品の品質が悪い
・国内の外車人気は低い --- 24万台@2022年(総数の約5%)
・国内EV販売台数は8万台(総数の1.8)
・EVは冬に弱い(バッテリー効率低下 + 暖房でバッテリー消費大→致命的)寒冷地では性能半減
・寒冷地の高速道路の渋滞中に充電が切れたら・・・・恐ろしい
・EVの発火事故多い --- BVDのEV車は3か月で13件の発火事故 BVD製以外の車も発火している
・発火原因はバッテリーの熱暴走 --- 損傷が原因
・充電スタンドは少ない --- 田舎ではほぼ無い
・充電には7時間、急速充電でも40分
・バッテリー交換費用は100万超
・補助金制度を止めたら売れ行き激減@海外
エネルギーの行方は?
・日本に於ける石油(地表)の輸入先は中東が90%--サウジ、アラブ、カタール、クウエート
・中東に問題あれば日本への影響大
・シェールオイル(地下)
・オーストラリアの炭鉱技術By川重のユンボ、小松のトラック
・日本に資源が無くても、技術があれば資源確保可能