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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
 TEL 028-621-8661 ※24時間対応しております

教会学校誌・つばさ「せら・タイム」

2017年07月31日 08時04分35秒 | メッセージ
「夏こそ温かい物を」7月号より
今年の夏は全国的に酷暑と予想されています。私は夏は好きですが、最近夏の暑さが身体についていけません。食欲が落ち、だるくなり、思考が停止します。
その原因は、外気温が高くなると、脳が体温を下げるように要求します。すると、体表面の血管を拡張させて、汗を出して体温を下げようとします。ところが、少しでも動くと体温が上がります。食事をすると消化器と身体全体から熱生産が増加します。すると、自然に「動きたくない」「食べたくない」という現象がおこります。動かず、食べないと身体がバテてしまいます。これが夏バテです。さらに冷房で無意識に体温は下がっています。ですから少し無理をしても、温かい食べ物、煮物、味噌汁を意識して摂って、体温を上げ、十分な栄養を取ることをお勧めします。また、冷たい飲料水は胃腸の働きを低下させます。できるだけ温かいものを飲むことお勧めします。このように言っている私自身が、コーラばかり飲んでしまうのですが、気をつけたいと思います。
箴言には暑い夏に働く蟻が登場します。
「蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食糧を確保し…」とあります。蟻は冬になると動けなくなることを本能的に知っています。食物を確保するには「夏」しかありません。しかもこの大切な仕事をリーダー無しでするのです。そこに指示はありません。でも、自分の役割をきちんと把握しています。本当に不思議です。
 私たちも、今年の夏にしかできないことをしたいと思います。自分は何がしたいのか。涼しい高原や、山に出かけて、考えてみるのも一つです。今まで出会ったことのない人々と出会って、何かしらのヒントが得られるかもしれません。また、一人、神様の前に出て、何かを得られるまでお祈りするのも素敵です。ここで、大切なことは、リーダーがいないことです。ですから、人真似ができません。私自身と向き合う素敵な夏となりますようにお祈りします。
「蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食糧を確保し…」
(箴言六:7~8)
神様、あなたの声を聴かせてください。
 
今月からインマヌエル教会学校誌「つばさ」せら・タイムを掲載します。
せら・タイムは宇都宮教会出身、現在上田教会牧師の古川恵子先生が執筆されています。好評につき教会ブログにも載せます。A.O

牧師・エッセイ 

2017年07月30日 16時06分36秒 | メッセージ
『私は主を愛する。主は私の声、私の願いを聞いてくださるから。
主は、私に耳を傾けられるので、私は生きるかぎり主を呼び求めよう。』(詩篇116:1、2節)


祈 り
◎病院開業(9月)の準備に入っておられますご家庭のために。教会としても、応援して参りましょう。
◎記念日、司会、ミニチャーチ等8月予定表は別紙に。


♪今週半ばの集会♪
(木)ミニチャーチ集会  13:30~
(土)公園CS      15:00~  ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
木曜日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎028(621)8661

ガーデンスポット
カンナ   ネム  サザンカ  ムクゲ  ノウゼンカズラ
蜩(ひぐらし)  クロハネトンボ

教会学校金言☞ 『人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。』(ルカの福音書19章10節) 罪人のわたしたちの名前を呼び救いに導いてくださるイエスの愛を学びました。

次聖日の礼拝説教   詩篇90:1~17節 「神の無い人生の空しさ」

牧師・余白余録

2017年07月26日 03時25分49秒 | メッセージ
課題を受けての原稿を掲載

越谷教会  開拓戦の思い出    山田 隆

 1988年4月18日、北関東教区会が越谷教会の開拓地の会場と決まった地で開かれた。心弾ませて私ども二人は東武線宇都宮から北越谷駅に着いた。町並びの整った町で、会堂は古いがしっかりした家屋で、地の利を得ていると思った。
 渡辺勝弘教区長のもとで、開拓特伝1、2回戦の日取りと役割が決められ、つたなき私は2夜目の御用の務めを命じられた。
 チラシ配布に都宇都宮からは私ども二人、兄弟姉妹数人を同伴し、内外の奉仕に参加させて頂いた。
 私は神学生時、浜田教会の開拓実習生の中にあって以来の記念すべき戦いだった。
 松井先生方を先頭に、越谷の開拓には多くの参加メンバーでチラシ配布がなされた。午前午後、出来ればと400枚ほど。手作りの十字架を屋上に設置する光栄にも浴した。

牧師・礼拝説教(要約)

2017年07月24日 04時02分40秒 | メッセージ
【先週の礼拝説教回想】7月16日
・説教者  山田 隆牧師
・引照聖句 伝道者の書12章1~14節
・説教題  空の空を満たすのは
◎この書の著者は、ダビデ王の跡取りのソロモン王です。ダビデの王位と祝福とに、神のさらなる知恵と富が加えられました。富と権威が増すごとに、政略結婚をしていますので、正妻以外に1000人もの妻が記されています。これによって、外国の異教宗教が王室から浸透して、国中に広まり、ソロモン自身もこの書に書かれているように、虚無主義者に変わり果てて、息子の時代は、国は2国分裂して、異邦の国と似たようになってしまいました。その国もやがて北王国はアッスリヤ帝国に前722年、南のユダ王国は前586年に捕囚にされてやがて世界にユダヤ人は散らされていきます。残ったイスラエル人は前80年にローマ帝国に散らされて完全に滅ぼされました。
◎ひとりの望みある人も、真の神と教えに従っている間は、神に愛され、力と富を与えられて国々の頭とされて繁栄しますが、異邦人の信仰に染まりますと、どんなに栄えても、神から見捨てられ、苦難の道を、歴史をたどることを聖書は教えます。神は人を公平に教え裁かれます。彼は反面的教訓者となりさがりました。
◎伝道者の書は、ソロモンがまだ望みのある間に書き残したはずです。「神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。」とあるゆえにも。
◎ソロモンはしかし、回復不可能な誤りを犯し続けました。神を敬い、その教えを父、ダビデのように優先させることからずれ、この世の政治、経済だけで王国が成り立つ、繁栄が持続するかのように思うようになったこと、生涯、政略結婚から始まって、1000人も王妃を抱えたことの腐敗、重い税金を課して民を苦しめたこと、それが民心の嫌気を募らせたことなどをあげ得ましょう。あの始まりの、富を求めないで民をさばく知恵を求めた、初々しさからはとうにはなれてしまったのです。
▼結論は、彼自身から説いております。
この12:13,14「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。」
 小さな自分のことです。そんな危険な恐ろしい事はありませんでしょう。私たちの公でかたったこと、隠れた密事などが計られています。神を恐れ、人に仕えること、愛と謙虚さを身に着けないと「空の空を」は満たされませんでしょう。

牧師・エッセイ 

2017年07月23日 14時51分19秒 | メッセージ
『ハレルヤ。私は心を尽くして主に感謝しよう。直ぐな人のつどいと集会において。主のみわざは偉大で、みわざを喜ぶすべての人々に尋ね求められる。』(詩篇111:1、2節)

祈 り
◎先週の礼拝にはナビゲーターの二人の学生主事の先生に同伴されて来会されました。二人のメンバーの紹介と、ナビゲーターの働きの証しをしていただきました。
◎大雨や地震の備えを再確認しましょう。
◎公園CSは通常通りできました。来会者子ども8人。紙芝居「約束の虹」

♪今週半ばの集会♪
(木)ミニチャーチ集会  午後1:30~
(土)公園CS      午後3:00~  ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
木曜日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎028(621)8661

ガーデンスポット
山百合  合歓(ねむ)  紫陽花(あじさい)  凌霄花(のうぜんかずら) 
百日紅(さるすべり) 槿(むくげ) ゴーヤ  キュウリ  フキ
古墳周りの湿った路上の黒羽トンボ

教会学校金言☞ 『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』(ヨハネ福音書11章25節) 主イエスは人の命をも支配される方であることを学びました。

次聖日の礼拝説教   Ⅰヨハネ4:1~11節 「自分たちの霊の出所」

牧師・聖書に学ぶ会(要約)

2017年07月20日 06時06分55秒 | メッセージ
・新しい来会者のための祈り
・学んだ聖書の個所。マタイ14:22~33「水上を歩くイエスと弟子たち」
14:22 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませて、自分より先に向こう岸へ行かせ、その間に群衆を帰してしまわれた。
14:23 群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。
14:24 しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
14:25 すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのところに行かれた。
14:26 弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、「あれは幽霊だ」と言って、おびえてしまい、恐ろしさのあまり、叫び声を上げた。
14:27 しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。
14:28 すると、ペテロが答えて言った。「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。」
14:29 イエスは「来なさい」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
14:30 ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください」と言った。
14:31 そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」
14:32 そして、ふたりが舟に乗り移ると、風がやんだ。
14:33 そこで、舟の中にいた者たちは、イエスを拝んで、「確かにあなたは神の子です」と言った。


質問1 嵐の中で、弟子たちはどのような状態に置かれていますか。このような状態を人生に見立てた場合、どんな状態を象徴的にあらわしていますか。

牧師・ミニチャーチ集会(兼祈祷会)(要約)

2017年07月18日 06時51分58秒 | メッセージ
・祈りの諸課題の祈祷
◎聖書:主牧  テモテ第二の手紙4章1~10節
4:1 神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思って、私はおごそかに命じます。
4:2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
4:3 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、
4:4 真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。
4:5 しかし、あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。
4:6 私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。
4:7 私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
4:8 今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。
4:9 あなたは、何とかして、早く私のところに来てください。
4:10 デマスは今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい、また、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行ったからです。


ローマの獄中から愛弟子テモテに宛てた時世の遺言ともいうべき手紙。第二の手紙の結尾的くだり。
 私たちはとても足らない者たちですが、主イエスの弟子、信者とされて、主と人々に仕えてきました。愁眉を飾るために、パウロの言葉に目を留めたい6,7,8節「私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。 今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。…」このように言い残せる者たちではありませんが、テモテはそう生きたに違いありません。私たちはどうでしょう。砕かれ、遜った霊性に生き、練られた上での、救霊の良い働きをしなければなりません。


牧師・礼拝説教(要約)

2017年07月17日 06時24分20秒 | メッセージ
【先週の礼拝説教回想】7月9日
・説教者  山田 隆牧師
・引照聖句 ローマ人への手紙14章16~19節
・説教題  神の国―義と平和と聖霊の喜び
▼14:17「なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。」 飲み食いが豊かでありさえすれば人間は平和に生きていけるのですという考えや、生き方に、全世界の人々は当たり前のように考えていませんでしょうか。そのための農業、工業、経済、政治、学問、スポーツなら、と日本も多くの民族や国々はやってきたし、やれるかもしれません。しかし、物質中心の考えでことを進めるなら、いろいろの戦い、争いが出て来たことは歴史が証明してきました。
▼真の神がおられて、聖書に書かれている、人間の創造と権威と品徳、知恵、恵みをもっておられるならば、いち早く、人は創造主の神に逆らって自分中心にことを理解し進めることは根本的な誤りであったことを悟らなければなりませんでした。幸いなことにキリスト者は、個人的にこれを聖書から教えられ、御子の偉大な贖罪の働きによって、その恩恵を受けているわけです。
 これを第一に、迎え、信じ従うべきは、大本のイスラエルでなければならなかったのです。このことは神は、旧約聖書時代から聖書を通して啓示されております。
 民族を超え、人はだれでも、救い主キリストの教えによって裁かれる厳粛さを知らねばなりません。
▼17節「なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。」権威ある人は、一国を戦争や没落に関わって罪を犯して来たかもしれません。神の裁きは厳しいでしょう。だれでもキリストは十字架でその人々さえも、悔い改めれば皆救われる恩寵を完成されています。
▼「聖霊による喜び」個人的にキリストを通して、神の赦しと和解に入りますが、そのこと自体が、聖霊のお働きです。キリストと聖霊と父なる神、一口で神が私たちをキリストの心として、私たちの内に、喜びとなって宿ってくださるわけです。
▼喜びのない決まりごとのだけに生きる信仰であっては、大変です。神の喜びはこうした信仰に生きる人々の当然の結果として、だれでも、持つことができ、願われています。

牧師・エッセイ 

2017年07月16日 14時21分23秒 | メッセージ
『私が苦しんでいるときに、御顔を私に隠さないでください。私に耳を傾けてください。私が呼ぶときに、早く私に答えてください。』(詩篇102:2節)

祈 り
◎先週の聖書に学ぶ会で入信された方のために。祝福が増しますように。主の恵みと一層の助けがありますように。
◎九州地方の洪水被害者のために。
◎国際ナビゲーターの方々の奉仕によって、先週金曜日、豊郷台団地に、当教会の案内チラシ400枚ほどが配られました。アメリカ・フロリダ州出身だそうです。
◎猛暑が続いております。急な大雨なども気遣わされます。用心して備えましょう。
◎公園CSは夏休み期間は、毎年、来園者が見られないことが通例です。奉仕者の労に報いを。

♪今週半ばの集会♪
(火)読書会     豊郷地区市民センター    午後1:30~
           三浦綾子著「愛の鬼才」1章1頁
(土)公園CS    午後3:00~  ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
☎028(621)8661

ガーデンスポット
山百合  合歓(ねむ)  紫陽花(あじさい)  凌霄花(のうぜんかずら) 
エゴの木の花


教会学校金言☞ 『わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。』(ヨハネ福音書8章11節) 自分が罪人であることを認め、イエスに導かれて新しく歩み出すことを学びました。

次聖日の礼拝説教   エステル記  4章1~17節 「この時のために」

牧師・三浦綾子読書会(要約)教会

2017年07月13日 06時37分55秒 | メッセージ
「道ありき」(25)
「入院した私の部屋は、8人の大部屋である。元気な者もいたし、臥してばかりいる人もいた。肺結核、糖尿病、膿胸、腹膜炎、カリエスなど、さまざまな女の患者たちがいた。その中に一人の高校生がいた。まだオカッパの、どこか暗い感じの少女である。
 ある日、その少女の学校の先生が、彼女を見舞いに来た。先生は口数多い人ではなかったが、彼女は恐ろしく無口だった。聞かれたことは、ハイとイイエとか返事するが自分からはいっさい何も話しかけなかった。すぐとなりのベットにいて、私はその先生が気の毒になったほどである。
 それから何日かたって、何のことからか、私は部屋の人たちに、療友の悲惨な自殺のことを話した。みんなは一瞬、押し黙り、なんとなくばつが悪そうに顔を見合わせた。私は知らなかったが、その高校生は自殺未遂で入院していたのである。」