牧師・エッセイ

『世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。』（ヨハネの手紙第一５章５節）

祈り
☆大型の台風が接近しています。注意しましょう。

♪今週半ばの集会案内♪
１０月２日（火）聖書に学ぶ会　　　　　１０：３０～
１０月６日（土）公園ＣＳ　　　
１０月６日の集会の時間・場所については教会にお問い合わせください。
教会?０２８（６２１）８６６１

教会学校金言?　「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない」（出エジプト２０章１６節）　みことばの教えを守り、神に喜ばれる者となることを学びました。


ガーデンスポット
最後のせみツクツク　　　アーチに下げたＷＥＬＣＯＭＥ

次聖日、１０月７日の礼拝説教　コリント人への手紙第二７章１節～１０節
　　　　「気落者を慰める神」

あらしの中の人生

ひとり子をお与えになった主
（２）福音の現在の力
　人間の歴史を振り返ってみますと、エジプトやバビロン、ローマ帝国は興り、また倒れて行きました。しかし、福音の力は、今も変わらずに続いているということにお気づきでありましょう。
　福音は今も人の心を支配し、新しく生まれ変わらせているのです。
　ジョン・ニューマンも奴隷商人でありましたが、イエス・キリストを受け入れた時、全く聖徒になったのです。どのようにしたらこの福音にあずかることができるのでしょうか。
　それは、イエス・キリストを信じればよいのです。
　聖書の中には何か所も、救われるために必要なのは、ただ信じるだけであることが強調されてあります。（使徒の働き１６章３１節、ヨハネの福音書５章２４節）
　それでは、信じるとはいったいどういうことでしょうか。
　まず第一に、イエス・キリストの十字架のあがないが私のためであると信じることです。「御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく」とあるように、ひとり残らずの中に自分自身を入れることができないかぎり、信じることはできないのです。この中にはあなたも必ず含まれているのです。
　第二に、信じるということは、心を開いてイエス・キリストを受け入れることです。決して、頭だけの信仰であってはなりません。
　多くの人は信仰と言うと、頭の中に何でもわからないものを詰め込むことのように考えますが、本当の信仰とは、自分の意志の力で、自分の罪を清め、幸福にすることのできないことを認め、心を開いて「どうぞあなたに私の人生をお任せします。」と、素直に真の神を自分の救い主として受け入れ信じる信仰です。
　世の中には嵐も地震もありましょう。人生は戦いです。しかし、外はどんな戦いがあっても、ちょうどあらしの海も海底１５メートルは静かであるように、あなたの心は平和に保たれることができるのです。
　使徒パウロは聖書の中で「たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」と申しました。
　あなたが今、心を開いて、イエス・キリストを救い主として信じ受け入れる時、この幸いな新しい生涯に入ることができるのです。
羽鳥明著「あらしの中の人生」信仰良書選　５０　より引用・要約しました。Ａ．Ｏ

インマヌエル讃美歌「ひむなる」

「栄光イエスにあれ」（ひむなる４６番）
１．栄光　栄光　イエスにあれ
　　栄光　栄光　イエスにあれ
　　御座にいます子羊よ　ほむべきお方
　　あなたはすべ治める　とわに正義をもって

　神とともにあって万物を造り、満ち満ちた神の本質をそのうちに宿した神の御子イエス様が、私の罪のために十字架にかかって死んでくださいました。
　「栄光　イエスにあれ」とイエス様をあがめます。s.k.
「神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
ただひとり、大いなる不思議を行なわれる方に。その恵みはとこしえまで。」
詩篇１３６篇２～４節

牧師・聖書に学ぶ会（要約）

○新しい来会者のための祈り
○学んだ聖書の個所：創世記２８章１０～２２節

「ヤコブはベエル・シェバを立って、ハランへと旅立った。
ある所に着いたとき、ちょうど日が沈んだので、そこで一夜を明かすことにした。彼はその所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で横になった。
そのうちに、彼は夢を見た。見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。その頂は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。
そして、見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。『わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫とに与える。
あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。
見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。』
ヤコブは眠りからさめて、『まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった。』と言った。
彼は恐れおののいて、また言った。『この場所は、なんとおそれおおいことだろう。こここそ神の家にほかならない。ここは天の門だ。』
翌朝早く、ヤコブは自分が枕にした石を取り、それを石の柱として立て、その上に油をそそいだ。
そして、その場所の名をベテルと呼んだ。しかし、その町の名は、以前はルズであった。
それからヤコブは誓願を立てて言った。『神が私とともにおられ、私が行くこの旅路で私を守り、食べるパンと着る着物を賜わり、
無事に父の家に帰らせてくださり、主が私の神となられるなら、
石の柱として立てたこの石は神の家となり、すべてあなたが私に賜わる物の十分の一を必ずささげます。』」
＜ヤコブの夢＞
【質問】　あなたは神が近くにおられ、ヤコブを祝福したと同じように、あなたをも祝福したいとおもっていると思いますか？

聖書の世界

　聖書は旧約聖書と新約聖書の２部からなっています。旧約は３９巻、新約は２７巻に分かれ、数十人の子となった著者によって記されています。旧約はイスラエルの信仰の歴史を中心として記された紀元前の長期にわたる時代を背景としており、新約はイエス・キリストの生涯や初代キリスト教会の歩みが記された紀元１世紀を中心とした時代が背景となっています。
旧約聖書
創世記１　　１章から１１章　　アブラハム以前
「天地創造の完全なみわざ」　　　　　　日本同盟基督教団和泉福音教会牧師　遠藤嘉信
　―神の正義と愛―
　神は地上への具体的なさばきをもたらすことを決意なさいました。しかし、この深刻な事態の中で、ノアは主の心にかなっていたとあります。アダムの時もそうでしたが、この時も神のあわれみがありました。箱舟建造の詳細な手順が示されました。ノアとその家族は、その命令に忠実に従いました。同世代の人々にも救いの機会はあったでしょう。しかし、救われたのは、命じられたままを行ったノアとその家族だけでした。神の前に正しいとされたノアが恵みを得ました。
　古代オリエントの文学には類似した洪水物語がいくつかありますが、それらと聖書は根本的に違っています。メソポタミヤの洪水物語では、人口増加に伴う騒々しさへの神々の嫌悪が洪水の原因とされていますが、聖書は、人の罪を問題としています。
　聖書の神は、「生めよ。ふえよ」と、人が地に満ちることを祝福しておられました。洪水の後も、人の命の尊厳について強調しておられます。
　ここに具体的に神の正義と悪に対する徹底的な態度が示されています。また同時に、人をこよなく愛され、人のいのちに執拗にこだわられる愛の神の姿が提示されているのです。
　ノアは、大洪水の後の悲惨な光景を目の当たりにしたことでしょう。地の上に神の怒りの激しさを見たはずです。しかし、空には永遠の契約のしるしとして、美しい「虹」が現れました。神の人に対する愛とあわれみが示されたのです。

クリスチャン新聞「聖書６６巻がわかる」より引用・要約しました。Ａ．Ｏ

教会では聖書のお話をしています。教会でご一緒に聖書を読みませんか。

牧師・余白余録

『理想の教会』セス・C・リース著　第二章 「この教会の会員」
『今は改革を欲しない調和の時代である。それであるから新悔改者の中に悪結果が見られる。安逸を貪り娯楽を求め、間に合わせの事をなす教会は、健全な悔改者を得ることが出来ない。善き初発は万事にとって有益である。殊にキリスト伝道においてそうである事を見る。・・・。
　新生が自覚される経験である事は、新生した者の熟知するところである。我ら自身我らの新生を自覚するのでないならば、誰がよくこれを知る事が出来ようか。自覚するのでないならば事実ではないのである。それは伝道者の言葉によって定まるものではない。我らが真に新たに生まれた者であるならば、聖霊の証しによってこれを知ることが出来るはずである。この証しこそ真の満足を与えるものである。新生すれば、喜悦と温かい宗教的感情と霊の熱情とをも以って充分満たされるものである。温かく輝いた聖い感情は、今日の宗教界において大いに欠乏している。救いにおける感情的要素は小さい事ではない。「神の国は義と平和と聖霊によれる歓喜とに在るなり」。平和も歓喜もともに感情である。信仰によってキリストを得たと言う者数千人を以って数えるが、しかし謝罪に関する聖書の証しを受けてない者がある。何というおかしな事であろうか。「信仰によって得る」と説く者は、大責任を負うべき者である。愛する者よ。信仰は証拠を有するのである。真正の信仰は応答を得るのである。信仰は恵みを握る方法である。』

牧師・礼拝メッセージ（要約）

【先週の礼拝説教回想】 ９月 １６日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 コリント第二。４章１１～１７節
・説教題 重い永遠の栄光
▼本日は５：１７節、標準的なクリスチャンが受ける「重い永遠の栄光」とは何であるかを信頼出来る注解書や著書をそのままテキストにして学ぶ講解説教にしようと思います。新聖書注解から。４：１６では＜外なる人＞と＜内なる人＞との比較、続く４：１７では、今の時の軽い患難＞と＜測り知れない、重い永遠の栄光＞とを比較している。パウロは、ここで＜今の軽い患難と言っているが、彼自身が経験した主のための苦しみは、主が与えてくださる「くびき」であり、「荷」であって、主がともに担ってくださるために＜軽い＞のである。またそれは、「将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば取るに足らない」(ロマ８：１８) という意味である。それは、「富み栄えた」「豊かな」「力強い」の意味を持っている。その栄光は＜測り知れない＞栄光である。次に英国の有名な説教者Ｃ．Ｈ．スポルジョンが他の聖句（ルカ１：３２彼は大いなる者となり・・」からの説教から、こじつけになるかもしれませんが、本日の「重い栄光」にフィッテングしてますので出してみます。『イエスは、母親の胸にいるみどりごであられたのです。それに続く状態も、決して偉大な姿ではありませんでした。むしろ軽べつされ、拒絶され、しかも十架につけられたのです。事実、彼は非常に貧しく、枕するところもなかったのです。そして人々に捨てられ、酒飲みの仲間のように扱われ、悪鬼につかれているとか、狂人であるとか言って非難されたことさえありました。この地上の偉い人々の評価によれば、彼はひとりの無学なガリラヤ人でありました。十字架につけられて、死なれた時はどうだったでしょうか。実に彼はこの上なく卑しめられました。その苦しみを見守る母マリヤは、剣で胸を刺し貫かれるような思いをしたのです。
　　　地上にて人として知られ
　　　わが罪と苦しみを負わされし彼は
　　　今 とこしえの御座に座し
　　　栄光の神として支配したもう
　重い、永遠の栄光は、これを基に、共に世継ぎとして神に仕え、賛美する「義と平和と聖霊による喜びにある」永遠を受けることにありましょう。他の神の都と住居などはそれに付随して与えられます。
▼重い永遠の栄光をいただく望みを豊かにされましょう。

牧師・エッセイ

『なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。』（ヨハネの手紙第一５章４節）

祈り
☆神栖教会の献堂式は１７日、藤本満代表によって司式されました。３．１１で崩壊した会堂は立派に新築されました。敷地は広く拡大されています。牧師夫妻は往復２９０キロの一般道。運転を交代しながら帰宇。
☆病める方々のために。
☆教会構内外の諸奉仕のために。
☆１０月１４日、郡山教会礼拝と伝道会での主牧の説教準備のため。
☆主牧のインマヌエルリーフの配布地域は市内上戸祭です。チラシ折りと教会刷り込み、配布にも協力いただきます。

♪今週半ばの集会案内♪
９月２５日（火）聖書に学ぶ会　　　　　１０：３０～
９月２７日（木）ミニチャーチ集会　　　１１：００～
９月２９日（土）公園ＣＳ　　　
９月２７日、２９日の集会の時間・場所については教会にお問い合わせください。
教会?０２８（６２１）８６６１

教会学校金言?　「あなたの父と母を敬え。」（出エジプト２０章１２節）神が教えてくださったように家族や周りの人を大切にすることを学びました。

ガーデンスポット
栗　　サルスベリ　　カンナ　　稲刈り終えた田んぼ

次聖日、９月３０日の礼拝説教　コリント人への手紙第二６章１節～１８節
　　　　「どんなときにも神のしもべ」

あらしの中の人生

ひとり子をお与えになった主
（１）成就された神の愛―福音の過去の確かさ
　キリスト教の神をいちばんよく言い表すことばは、「神は愛である」ということばです。ではいったい、神は愛であるいうことはどのようなことなのでしょうか。
　第一に、先手の愛です。
　神は、私たちが神を愛さなくも、また、神の前にきよめられた人間になっていなくても、よい行為をする者ではなくても、無条件に私たちを愛してくださるのです。
　第二に、謙遜の愛です。
　聖書の中には「あわれみ」「いつくしみ」ということばがたくさんあります。
イエスは、人間のところまでとどいてきてくださり、私たちの悩み、悲しみ、苦しみ、孤独などすべてを味わい、そばに来て、私たちを慰め理解してくださるのです。ここに謙遜な愛があります。
　第三に、神の愛は犠牲の愛です。
　私たち人間はお互いの罪を認め合うことができます。しかし、どんなに同情し、罪を認めても、それをゆるし、心の痛手を直して本当の意味での解決を与えることはできません。人間には自らを救うことのできないジレンマがあります。神はきよく正しいお方ですから、罪を罰しなければなりません。神と罪は、ちょうど光と暗黒とが共存できないように両立しえないのです。
　ところがイエスは、神の怒りをカルバリの丘の上で一身に受け、犠牲として十字架上で死んでくださったのです。そして、この十字架の陰にのがれる者を救うのです。
　イエスに現われた神の愛はすでに成就しており、動かしがたい事実なのです。この事実を私たちが信じる時、私たちはもう一度本当の平和、喜びを味わいつつ、神の愛の中に生きることができるのです。
羽鳥明著「あらしの中の人生」信仰良書選　５０　より引用・要約しました。Ａ．Ｏ

インマヌエル讃美歌「ひむなる」

「私の代わりに」（ひむなる５７番）
１．言いわけできない罪人　とらえられて責めを負う
　　その時天から声がした　「解き放て　わたしと引き換えに」
　　（おりかえし）　恥と苦しみを受けて　
　　死ぬべき私の代わりに　神の御子が十字架で死なれた
２．私の負うべき十字架　いばらのとげ　やりの刺す痛みも
　　主の手に突き刺さる　くぎだった私を赦すため
　　（おりかえし）　恥と苦しみを受けて　
　　死ぬべき私の代わりに　神の御子が十字架で死なれた

　またもいじめによる自殺というあってはならない事件が起きました。人を死ぬほどまでに苦しめ苛め抜く行為は、殺人だと思います。直接手を下していないから、殺人ではない、とは言えないのです。
　聖書の中で神様は、「『姦淫してはならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。だれでも情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯したのです。」とおっしゃっています。神様は心の中の思いも確かに見抜き、断罪されるお方なのです。
　また神様は、「偽ってはならない。」とも言われました。いじめによる自殺を、不慮の事故とすることは、真実をまげて偽ることにほかならず、神様は罪となさいます。事実を認めることはつらいことですが、偽るのではなく、悔いて改めることこそ神様は良しとなさいます。そしてイエス様の身代わりをもって犯した罪を赦してくださいます。s.k.
「神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。
神よ。あなたは、それをさげすまれません。」詩篇５１篇１７節