牧師・証

すべてのことを働かせて

「すべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」（ローマ８：２８）

▽召命とＢＴＣ（聖宣神学院）
　当時、新年や中央聖会には、ヨシュア記１章からのメッセージが頻繁に取り次がれていたと思います。将来は事業をして教会を支える一員になろうかと事業化の平紙氏にお世話を頂いていました。だんだん心得が進んだ祈りの時、「心を強くし、かつ勇め」と語りかけられました。自分の単なる記憶の反復ではないかと思ってみましたが、これは主の語りかけで召命と認識しました。「はい、従います」と申し上げました。そのことをすぐ祈祷会の席で勇気を出してお証ししました。蔦田先生は待っておられるように感激されて、みなさん聞きましたね、この証を！と受諾されたので私は安堵しました。
　１９６３年４月、北浦和のＢＴＣに入学を許されました。神学院長は当時のビリー・グラハム大会兆超教派の実行委員長もされていました。学院に宣教車があり、授業中に、院長の達筆なメモが届けられ、九段会館、丸の内などにお運びする「主の用」とされました。在学中も、師が御在中も、他師も入っての運転の光栄を担わせて頂きました。（続く）
（教会学校誌「つばさ」９月号・寄稿）

牧師・余白余録

講談社ＢＬＵＥ　ＢＯＯＫＳ「水とはなにか」上平　恒PP１２４から
「水は体中をかけめぐり瞬時も止まることなく、蛋白質、酵素、核酸などの生体高分子、或いは細胞が上手く働いているかどうかを点検する。組織の乱れがあると、その情報を必要な箇所を伝えて元の状態に戻してやる。・・・水は単細胞生物だからと言って、手を抜くような事はなく、人間だからと言って特に念入りにふるまうこともない。その行いにうそいつわりがない。古代中国人は君子を水にたとえた」由。

牧師・ミニチャーチ集会（兼祈祷会）（要約）

・祈りの諸課題の祈祷
◎聖書：主牧　　詩篇７１：９、１８
「年老いた時も、私を見放さないでください。私の力の衰え果てたとき、私を見捨てないでください。」「年老いて、しらがになっていても、神よ、私を捨てないでください。…」相馬市の実の姉がこの月曜日、１９日午前３時、召天しました。享年８４歳。我ら二人で、病床の姉を見てまいり、反応を見て、祈りと、洗礼を授けることが許されました。
　教会の皆様兄弟姉妹のとりなしのお祈りを感謝します。
　年老いて体のいろいろの機能が変調、不自由になるのは避けられない宿命であることを、召天した実姉のことから、思い巡らしております。
　この詩篇のお言葉はこんなふうにして思い至ったものです。
　お互い、肉体のいろいろな機能や働きは減退するかもしれませんが、変貌円熟を遂げたいものです。おことばは同時に私どもの祈り、神は私どもにも答えてくださるに違いありません。

牧師・礼拝説教（要約）

【先週の礼拝説教回想】９月１７日
・説教者　　山田　隆牧師
・引照聖句　ガラテヤ人への手紙３章２６～２９節
・説教題　　約束による相続人
▼著者、パウロ。執筆年代、４９年頃。宛先小アジヤのガラテヤ。執筆場所、エペソかマケドニヤ。執筆事情：パウロがガラテヤの諸教会を最後に訪れた後に、ユダヤ主義者が来て、救われるためには割礼を受けなければと言って人々を惑わした。そして、パウロの使徒職について攻撃した。これらの問題に対処するため。
５：６「キリスト・イエスにあっては、割礼を受ける受けないは大事なことではなく、愛によって働く信仰だけが大事なのです。」（割礼は旧約聖書での行いの象徴的な行い、主イエス・キリストが来られて、彼を信じて義とされることになったから）。
▼３：２９「もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。」
▼約束の相続人の私たちの姿をＤ・Ｆ・キンロー師の「エマオの道」４月１２日から、引用させていただきます。・・・「ではどうしたら聖霊の油注ぎを失わずに日々を過ごすことができるでしょうか。聖霊によって歩むことはより成熟した深い信仰の世界です。キリストは私たちがきよい心を持って聖なる生活を送る方法を学ぶことを願っておられます。また日常生活の中で、絶えず神に仕えることを学んでほしいのです」神は大事にも小事にもあなたを導かれます。些細に思えることが往々にして大きなことの鍵となります。もし、神が勉強、掃除、或いは草刈りをするように導かれるならば、それらのことも祈祷会と同じように神聖なことです。しかし、もし神が祈祷会に導かれているのに、勉強や掃除や草刈りをしていたなら、それは御心にかなわず、神に臨在は薄れていくでしょう。
　人生とは片方の手を神を賛美するために高く揚げ、もう片方の手を日々の暮らしに必要な務めに浸すようなものです。神に声を敏感に聞き分けることを学ばなければなりません。それが聖霊に満たされ、聖霊に導かれ、聖別された生活を送る鍵です。」
▼聖霊によれば、正妻の子でないイシマエルの子孫と正妻の子孫とは、同じように、この世では繁栄しているもののようです。しかし、根幹的な違いは、キリストが彼らにはないことです。二人の違いを両者から立ててみれば、霊的に以上の相違は明らかでしょう。この世の考え、神を信じて生きて、真の神を信じていない人々の裁きには保証はないことを憂いましょう。
▼３：２９．異邦人であった、信仰によって、私たちは霊肉の、約束された神ともろもろの良き相続人とされていることを喜びましょう。キリストの福音を他に伝えましょう。

牧師・エッセイ

『私は自分の誓いを【主】に果たそう。ああ、御民すべてのいる所で。【主】の家の大庭で。エルサレムよ。あなたの真ん中で。ハレルヤ。』（詩篇１１６：１８、１９節）

祈　り
◎主牧の実姉は、先週９月１９日、召天いたしました。祈り励ましつつ、病床のまま、洗礼を授けることが許されました。皆様がたのとりなしのお祈りを感謝いたします。
◎米国と北朝鮮のトップ同士の際どい危険な応酬が神の御介入によって治まりますように。安倍首相の決断がトランプ大統領と組んで、神の御心がなされますように。

♪今週半ばの集会♪
（木）ミニチャーチ集会　　　　１３：３０～
（土）公園ＣＳ　　　　　　　　１５：００～　　ニュー富士見ヶ丘２号児童公園
２８日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎０２８（６２１）８６６１


教会学校金言☞　『その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。』（マタイの福音書２５章２１節）　神様は一人一人に良い物を与え、それを用いるように願っておられることを学びました。

次聖日の礼拝説教　マタイの福音書２０章２５～２８節「人に与える代価」

牧師・証（教会学校誌「つばさ」９月号・寄稿）

すべてのことを働かせて

「すべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」（ローマ８：２８）

▽先生の人柄
　朝の聖書朗読、黙想、祈りの大切さがしばしば語られました。師はみことば、聖書と聖霊と信仰に満ち、主の油注ぎの香りの雰囲気を持ち続けられた。
▽きよめの恵み
　第３聖日の午後は、聖別会が毎度開かれていました。蔦田総理は熱意を語り、自郡を越えて他の教派の来会者をも呼び寄せておられました。説教後は司会者が恵みの座に会衆を招き、きよめを求める時を持つことは通例でした。私も出て祈りました。出て声を出して祈るとどうしても周りの兄弟方の声に気を取られがち。幸い、不満足の方は、帰っても自宅で祈りなさいとも指導されました。私は後者を選びました。
　洗礼を授かって聖書を読み、集会に励んでいても、何か、神を内側に持つ、それによって、確信するという内証を持ちたいと切望するようになりました。１９６１年の寮でのある夜、霊の戦いで疲れ伏したまま激しく祈りました。すると大注ぎが起こり全身をきよめられた経験を頂きました。驚いた同僚に首を絞められました。
　会社では修理工から総務にまわされ、ていのいい重役の運転手にされました。ある日、調布のあるゴルフ場の林の中で、夕景が特別映えました。太陽が山並みに近づいていました。主が、何を求めるように誘われました。「今は日没近い時代です。主よ。あなたに愛されることです。」と。
（続く）

牧師・聖書に学ぶ会（要約）

・新しい来会者のための祈り
・学んだ聖書の個所。マタイ１４：２２～３３「水上を歩くイエスと弟子たち」
14:22 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませて、自分より先に向こう岸へ行かせ、その間に群衆を帰してしまわれた。
14:23 群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。
14:24 しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
14:25 すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのところに行かれた。
14:26 弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、「あれは幽霊だ」と言って、おびえてしまい、恐ろしさのあまり、叫び声を上げた。
14:27 しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。
14:28 すると、ペテロが答えて言った。「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。」
14:29 イエスは「来なさい」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
14:30 ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください」と言った。
14:31 そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」
14:32 そして、ふたりが舟に乗り移ると、風がやんだ。
14:33 そこで、舟の中にいた者たちは、イエスを拝んで、「確かにあなたは神の子です」と言った。

質問１　イエスが舟に乗りこまれた時、嵐はどうなりましたか。それは、私たちの人生にどのようなことを教えていますか。

牧師・余白余録

Ｄ・Ｆ・キンロー著　エマオの道で（日本語訳）２月３日一部
「クリスチャンである自分に幻滅することがあります。神の意図によって新たに創造されたクリスチャンへと果たして自分は到達することができるのだろうかと疑問がわいてきます。そうなるのは大抵、私たちが神の期待に答えられなかった時、すなわち何かに失敗した後です。そういう時、悔い改めの心を持って神の御前に出て立ち上がろうとするのですが、失敗からくる失望感をなかなか払拭できません。
　この状態はイスラエルの民も体験したことでした。バビロン捕囚となった彼らはそれが自分だけの罪に対する神の裁きである事を率直に受け入れていきます。そして同時に自己憐憫に陥ります。『神は私のことを忘れてしまわれた』。信仰者にとって神が自分のことを忘れたと神を非難することは、とても惨めなことです」…。神が私たちを見捨てることはありません。私たちが神の視界から外れることはありえないのです。

牧師・礼拝説教（要約）

【先週の礼拝説教回想】９月１０日
・説教者　　山田　隆牧師
・引照聖句　詩篇２篇１～１２節
・説教題　　主に身を避ける人
▼大変な世相、危うい世界となりました。ある一人の権力者が間違うと世界は悲惨な結果を招きかねないと思われています。仮に、日本が、核兵器を撃ち落としたとしても、その放射能は、多くの人に拡散して、広島や長崎の禍が再度起こりかねません。阿部首相は、何とか、北朝鮮の現共産党委員長があの脅かしのような暴挙を日本に向けてしたら、その核は「広島」１０倍の威力とか。国盟、中ロにも働きかけておられる。一人のよこしまな権力者がいると、世界は危機に立たされます。
▼私たちは、どう対処したらよいのでしょう。
啓示されている聖書の言葉。詩篇第２篇から
①１～３節　作者の嘆き：空しい反神的な謀議
②４～６節　神の回答　神の謀議者への嘲笑
　　　・正当なお怒りの印の報復
　　　・神の選任された真の王の選任
③７～９節　御子イエスを世界の王として認証
　　　・国々の支配と裁き
④１０～１２節　作詩者の説得
・１０節　王達よ悟れ、慎め。
・１１節　　おののきつつ喜べ。
・１２節　　危機を悟り、御子と和解しなさい。
▼５節、神の怒りを告げ、燃える怒りで彼らを恐れおののかせる。（例、ルカ２１：１０、１１「それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現れます。」
　人を造られたお方はどんな天体や空間をも、創造された方、その御子も恐れなければならないのに、その教えや裁き、警告を無視して高ぶる者を正当に裁く権威を与えられていますが、自分たちを人々を主のように謀りごと、罪、堕落を恐れ恥じないで、高ぶる場合は、滅ぼされると決められています。
▼新約聖書での宣言マタイ１７章５～８節「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい」という声が私たちの身を避ける人、場所はどこでしょう。
　復活の主に身を避ける人は幸いです。

牧師・エッセイ

『ああ、【主】よ。私はまことにあなたのしもべです。私は、あなたのしもべ、あなたのはしための子です。あなたは私のかせを解かれました。私はあなたに感謝のいけにえをささげ、【主】の御名を呼び求めます。』（詩篇１１６：１６、１７節）

祈　り
◎北朝鮮による日本をはじめ、米韓、世界の危機のために。国や民族の破滅にもなり兼ねない緊急課題で
す。為政者方に、万有を支配なさる三位一体の神が、御心をなされるように。
◎先週の愛老会には７５歳以上の方々が呼ばれました。各自にあらかじめ、証のタイトルが渡されて、発
表されました。好きな歌、讃美歌、健康法、花、食べ物、色など。出席者全員賑わいました。
◎先週半ば、来会、電話などがあった２名の方のために。
◎この教団と内外の教会の守りと働きのために。終末に近づいている人々の福音教化のために。

♪今週半ばの集会♪
（火）三浦綾子読書会　　　　　１３：３０～　　豊郷地区市民センター　
　　　「愛の鬼才」
（木）ミニチャーチ集会　　　　１１：００～
（土）公園ＣＳ　　　　　　　　１５：００～　　ニュー富士見ヶ丘２号児童公園
２１日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎０２８（６２１）８６６１

ガーデンスポット
団栗が枝付きで落下。　風雨で倒れ込んだ一部の稲田


教会学校金言☞　『自分の宝は天にたくわえなさい』（マタイの福音書６章２０節）　物質的な豊かさを求めるのではなく、神の前に富む者となることを学びました。

次聖日の礼拝説教　　　ヨナ書３章１～１０節、４章１０、１１節 「立ち返るニネベの民」