父が入院していた某病院で随分待たされた私たち。
本日は再診でした。
お医者様も朝は忙しく、15-30分の遅れは当たり前です。
9時に予約してたけれど、結局10時過ぎに診察終了。
(診察時間は5分)
疲れ果てた父も、しかし食欲だけは普通にあります。
帰り道、いつものGUUさんでランチを頂きました。
父はもうメニューから選んだりすることはありません。
私と同じモノで良いと言います。
考えることを放棄しているんでしょうね。
なので、1番食べやすそうな物をチョイス→結果カレーに。
私は焼きうどんを頂きました。(美味しかった)
あ、そういえば7月はサービスでかき氷がもらえるんだった!
忘れて、帰ってきちゃったよ・・・・涙。
帰宅してヒトヤスミする間もなく、介護申請の認定員の方がやって来ます。
以前も担当してくださった方で、とても聞き上手な女性。
堂々と介護の愚痴を言える機会は少ないですからね。
遠慮無く吐き出します。
吐き出していると、途中途中で泣きそうになるんですが、まあそこは冗談を交えてかわします。
泣かれても相手が困りますから(笑)。
介護に携わる方は基本皆さん、とても優しく、物腰も柔らか。
父のケアマネさんもすっごくいい人です。
絶対に真似出来ないくらい、よく出来た人です。
話は戻りますが、あれやこれや苦労話をしていると・・・・不意に「あれ?私、本当にこれを苦に感じているんだろうか」と思う時があります。
トイレも自立している。
お風呂はデイサービスに任せきり。
御飯は出されたモノを全て食べる。
着替えも何とかかんとか出来る。
(たまにトンチンカンだが)
唯一、夜の不穏だけが困っている・・・・
うーん・・・夜。
そう、夜なんですよねえ。
睡眠不足が慢性化すると、イライラしちゃう事も多くて・・・。
その辺りの事を相手に切々と訴え、たまに怪我をしている時もあると説明しました。
その後、担当者さんと父との対談。
五十肩もなく腕も上がり、足もしっかりしている。(私の方がよほど苦労する)
上の図のように、しばらく上げていることも可能。
そう、85歳にしては、比較的健康体と言えるのだ。
だが問題はここからだった。
自分の手で書類(恐らくはテスト的なもの)を書くとき、「令和元年〇月〇日」とあったのだが、
「うーん、10月くらいかな」と書き込む。
結局、十月の初旬・・・・と、父の頭の中にインプットされてしまった。(ここで否定してはいけないので)
実は認定員さんが来る少し前、「今6月やったかな?」と聞く父に、
「7月ですよ・・・というかもう8月やね」というやり取りがあったのだが、もちろんそんな記憶は遥か遠く。
「耳は両耳聞こえますか?」
「はい、問題ないです。」(右耳がほとんど聞こえない)
「歯は全部揃ってますか?抜いたことはない?」
「はい、全部あります。」(一本抜歯済み)
「最近、入院したことはありますか?」
「いいえ、ありません。」(つい最近まで入院していた)
とまあ、こんな調子で全てを忘却の彼方へと追いやっている父の返答ぶりでした。
おかげで、その度合いが認定員さんにも伝わった模様。
何となく、ホッとしました。
私達の安眠は・・・・まだまだ先の事になりそうですが、取り敢えずの一歩は踏み出した感じです。
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