角ちゃんのかくかくしかじか

社会教育・福祉の現場で学ばせて頂いたご恩を皆さんにお返しします

人権学習会

2009年06月02日 | 社会教育
生石地区には、「ぶんぶんぶんのお話し会」という読み聞かせのグループがあります。
週末の参観日に読み聞かせを通じて人権について子どもたちと保護者がともに学ぶお手伝いをすることになりました。
今日は、その練習日です。

グループは小学校の保護者が中心ですが、地域の「おばちゃん」もメンバーです。
公民館では、図書推進部にかかわっていただいております。
6年前に、生石のPTA会長をしているとき読み聞かせを学社融合の施策として位置づけました。
このときできたのが、「ぶんぶんぶんのお話し会」です。
PTAに属さない任意のグループを地域につくり、自主的な活動に対して支援する形をとりました。
また、公民館にも支援の一端を担ってもらうことにしました。
もちろんこのときは、公民館長になるとは夢にも思っていません。

PTAと公民館は、同じ社会教育団体です。
さらに、住みよい街を創っていく志は同じです。
それまでにも生石地区には、学校と公民館の協力関係はありました。
外部講師などの形で、学校の求めに応じて、公民館を窓口に地域の大人が授業に協力するものです。
総合学習でのもち米づくり体験などは、その代表的な例です。

大きな組織には、それなりのメリットがあります。
が、一方では小回りのきかないデメリットもあります。
意志決定や活動に制約を受けることが多いと感じます。
これからは、こころ(志)で繋がる小集団の時代だと考えています。
大きな組織は、この集団を支える側に回るべきです。
直接事業は減らし、スリム化していくことが使命だと考えています。
逆に間接事業は、増やしていいと思っています。

地域の志を創り、育てていくことが、地域の活性化だと考えます。

テンニンギクが、咲いています。
花言葉は、「協力」「団結」です。
公民館は、地域住民の協力・団結をまとめることが役割だと考えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする