俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句658「螺子回し持ちゐてたのし炎天下」(『囀の器』2018)(中井洋子)

2024-07-24 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句658・感情53愉快1・中井洋子01・2024-07-24(水)
○「螺子回し持ちゐてたのし炎天下」(『囀の器』2018)(中井洋子01)
○季語(炎天下・晩夏)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「螺子(ねじ)回し」を持つことを生業にはしていない愉快な感情である。何でもできそうな気がする。たとえ炎天下の過酷な環境下でも。


中井洋子(なかいようこ)
○好きな一句「四五人の頭がふさぐ夜店かな」(『囀の器』2018)02
○季語(夜店・三夏)(引用同上)

【Profile】:1941年栃木県出身。「」を経て1985年「小熊座」入会、翌年同人。第9回小熊座賞受賞。2000年「地祷圏」創刊同人、編集長。2006年栃木県芸術祭文芸賞受賞。

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