俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句689・味覚48苦み6・齊藤泥雪01・2025-02-28(金)
○「日出於忌や苦みの抜けぬ塩蕨」(齊藤泥雪01)
○季語(日出於忌・初春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:今日は弘前出身の俳人・→斎藤日出於(1923-1979)(「澁柿園」創刊者)の忌日。掲句の作者も同郷で「澁柿園」代表だった。塩漬けの蕨であるがなかなか苦みが抜けない。
○齊藤泥雪(さいとうでいせつ)(1937-2021)
○好きな一句「卒業の列が過ぎゆく大鏡」02
○季語(卒業・仲春)(「→現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:青森県出身。「草樹」同人。「澁柿園(じゅうしえん)」前代表。弘前高校の職場句会「鏡陵句会」を指導した。