●五感俳句0212・熱感07・池田草舎01・2015-02-02(月)
【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「紅梅にかこまれ神が発熱する」(「現代秀句歳時記」)(池田草舎01)
季語(紅梅・春) 「こうばいにかこまれかみがはつねつする」
【鑑賞】:梅林の陽光の当る場所から蕾が開き始めます。その営みは神のみぞ知るところです。肌身の感じるものではなく心象の中の「熱感」です。
○池田草舎(いけだそうしゃ)
●好きな一句「啓蟄はまつくろに噴きあげてくる」(「現代秀句歳時記」)02
季語(啓蟄・春) 「けいちつはまっくろにふきあげてくる」
【Profile】:1921年、東京都出身。1942年東洋大学国文学部卒。応召、1945年召集解除。1946年東京都立京橋工業高校教諭、埼玉県立浦和第一女子高校教諭。「青ぶどう」主宰。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます