●五感俳句0287・聴覚069・山本素竹01・2016-07-11(月)
○「草笛の聞こえてきたる雨の中」(山本素竹01)
○季語(草笛・夏) 「くさぶえのきこえてきたるあめのなか」(「俳句201207」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:音の重なりです。草笛のキレのある音を雨の音が包み込みます。どこかの軒下で雨宿りをしながら吹いているのでしょうか。
●山本素竹(やまもとそちく)
○好きな一句「着ぶくれて玄関に立ちふさがりぬ」02
○季語(着ぶくれ・冬) 「きぶくれてげんかんにたちふさがりぬ」
【Profile】:1951年、群馬県出身。1988年から→稲畑汀子に師事。「→ホトトギス」同人。書・篆刻など個展で発表を続ける。第6回朝日俳壇賞、第2回日本伝統俳句協会新人賞、第4回・第23回日本伝統俳句協会賞受賞。俳句同人誌「YUKI」同人。
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